障害福祉サービスや介護サービスを必要とする際、「どのようなサービスがあるのか分からない」「どこに相談すればよいか分からない」といった悩みを抱えるご本人やご家族は少なくありません。制度や窓口が複雑化するなかで、適切な情報にたどり着くことは容易ではないとされています。
本記事では、障害福祉・介護・児童の3分野を網羅し、検索から専門職への相談、見学予約までを一元化する福祉プラットフォーム「オルデン コネクト」について解説します。情報の探し方に悩むご家族や相談支援専門員の課題解決にどのように役立つのか、機能や利用法をまとめました。
この記事で分かること
- 障害福祉サービス探しで直面しやすい「情報の壁」や手間の背景
- 全国325,654事業所の公的データを活用した「オルデン コネクト」の概要
- 「ご本人・ご家族」「相談員」「福祉事業所」それぞれにおける具体的な活用メリット
- AIによるマッチング支援や匿名チャットなどの便利な機能
- 障害福祉サービス選びやプラットフォーム利用に関するよくある質問(Q&A)
障害福祉サービス探しの現状と直面しやすい「情報の壁」
障害福祉サービスや発達支援が必要になった際、多くのご家族は「何から始めればよいか分からない」という手探りの状態からスタートします。
障害福祉サービスの種類と「相談先が分からない」悩み
障害福祉や介護、児童発達支援のサービス種別は多岐にわたり、制度や相談窓口も分野ごとに細かく分かれています。
【専門用語の解説】
- 障害福祉サービス:障害のある方が自立した日常生活や社会生活を送れるよう、障害者総合支援法に基づき提供される給付・支援サービス(居宅介護、就労継続支援、生活介護など)。
- 相談支援専門員:障害のある方やそのご家族からの相談に応じ、適切な福祉サービスの利用計画(サービス等利用計画)の作成や関係機関との調整を行う専門職。
障害児支援の分野では、相談支援専門員の不足などが指摘されており、ご家族自身で膨大な情報の中から最適な事業所を探さざるを得ないケースも見受けられます。自治体から配布される事業者一覧の紙をもとに一軒ずつ電話で空き状況を確認するなど、探す側の負担の大きさが課題とされています。
従来の情報収集におけるご家族や専門職の負担
既存の施設検索サイトの多くは特定分野に限られていたり、「事業所を検索する」機能のみに留まっていたりすることがあります。実際の利用に至るまでには、専門職への相談・事業所への問い合わせ・見学調整といった複数の段階が存在し、それぞれのステップで手間や時間がかかる傾向にあります。
障害福祉・介護・児童をつなぐ「オルデン コネクト」とは?
こうした情報の分断や手続きの煩雑さを解消するため、株式会社オルデンティアコーポレーションは、ご本人・ご家族、ケアマネジャー・相談支援専門員、福祉事業所の三者をつなぐ総合福祉プラットフォーム「オルデン コネクト」を正式リリースしました。
【三者をつなぐプラットフォーム構造】
ご本人・ご家族(利用無料)
├── 専門職の検索・相談
└── 空き状況の比較・見学予約・匿名チャット
│
ケアマネジャー・相談支援専門員(利用無料)
├── 中立な事業所検索・一括照会
└── 案件管理・サポート
│
介護・障害福祉・児童の事業所(掲載有料 ※キャンペーンあり)
└── 最新の空き情報発信・利用者の確保
全国325,654事業所のオープンデータを一元化
「オルデン コネクト」は、厚生労働省の「介護サービス情報公表システム」およびWAM NET(ワムネット)の「障害福祉サービス等情報公表システム」に基づく公的オープンデータを取り入れています。
リリース時点で全国325,654事業所の情報が掲載されており、介護・障害福祉・児童という3つの領域を横断して一括検索・比較できる点が特徴です。
【専門用語の解説】
- WAM NET(ワムネット):独立行政法人福祉医療機構が運営する、福祉・保健・医療の総合情報サイト。障害福祉サービス等の公的公表情報を管理している。
公平性と中立性を重視した検索・表示システム
一般的なポータルサイトでは広告料によって掲載順位が左右される場合がありますが、「オルデン コネクト」における相談員向け検索画面は、広告や掲載料金の影響を受けない設計となっています。これにより、専門職が利用者のニーズに合わせた中立的で客観的なサービス提案を行いやすい環境が整えられています。
「オルデン コネクト」の主な特長と便利な機能
「探す」から「つながる」までを一続きで行えるよう、多様な機能が実装されています。
1. 3分野の横断検索と詳細な条件比較
サービス種別や都道府県、地域カテゴリから検索できるほか、「リアルタイムの空き状況」「費用」「受け入れ対応体制」などを並べて比較検討することが可能です。
2. 相談支援専門員やケアマネジャーへの無料相談
「どの制度を利用すべきか分からない」という初期段階から、地域や分野に対応した相談支援専門員やケアマネジャーなどの専門職を探し、サイト上で相談を依頼できます。
3. 匿名チャット・一括資料請求・見学予約
個人情報を出さずに事業所へ問い合わせができる「匿名チャット機能」を備えています。気になる複数の施設へ一括で資料請求を行ったり、見学予約をオンライン上で完結させたりすることが可能です。
4. AIによるマッチングと助成制度の提案
ご本人の状況や条件を入力することで、AIが適切な施設候補や利用可能な助成制度を提示・推薦するサポート機能も搭載されています。
利用立場別のメリットと活用法
「オルデン コネクト」は、立場ごとに異なる利便性を提供する設計となっています。
ご本人・ご家族向け(完全無料で利用可能)
- 探す手間の軽減:介護・障害・児童の枠組みを超えて、一箇所で比較・検索ができます。
- 安心して相談可能:匿名チャットを活用することで、初期段階から気軽に質問が行えます。
- ワンストップ対応:見学予約や資料請求の手間が省け、迅速な利用開始につながる可能性があります。
相談支援専門員・ケアマネジャー向け(完全無料で利用可能)
- 電話確認業務の削減:事業所の空き状況や受入条件をサイト上で確認・照会できるため、電話連絡にかかる時間を抑えられます。
- 利用者本位の提案:広告費に左右されない公平な検索結果から、最適な施設を案内できます。
福祉事業者向け(有料掲載 ※初期キャンペーン実施中)
- リアルタイムの情報発信:空き枠や自事業所の強みを迅速にご家族や相談員へ届けられます。
- 見学予約・資料請求の獲得:問い合わせ窓口を一元化し、利用者の確保と業務効率化を両立できます。
【Q&A】よくある質問

Q1. ご本人やご家族が「オルデン コネクト」を利用する場合、料金はかかりますか?
A. ご本人やご家族の利用は完全無料です。事業所の検索、専門職への相談、匿名チャット、見学予約、一括資料請求などのすべての機能を費用なしで利用できます。
Q2. 障害福祉サービスを探す際、まず誰に相談すればよいですか?
A. 障害福祉サービスを利用したい場合は、「相談支援専門員」または自治体の障害福祉担当窓口への相談が一般的です。お子さんの場合は「障害児相談支援」の専門職が窓口となります。「オルデン コネクト」内でもエリアや分野を指定して相談支援専門員を探すことができます。
Q3. 検索結果の並び順は、事業所の広告料によって変わりますか?
A. 相談員向けツールにおける検索表示順は、事業所の掲載料金や広告費に一切影響されない仕様となっています。専門職が公正な視点で利用者本位の提案を行える環境が担保されています。
Q4. まだ利用を確定していない段階で、事業所に直接質問できますか?
A. 匿名チャット機能を利用することで、氏名などの個人情報を開示せずに事業所へ質問することができます。
まとめ|障害福祉サービス選びをスムーズにし、適切なサポートへつなげるために

障害福祉サービスや介護サービスの選択は、ご本人やご家族にとって生活の質を左右する重要なプロセスです。しかし、従来は情報の複雑さや相談窓口の分かりにくさが課題となるケースが多く見られました。
新たにリリースされた「オルデン コネクト」は、全国の事業所データベースと専門職、ご家族を直感的につなぐプラットフォームとして、福祉サービス探しのハードルを下げる役割が期待されています。
「何から探せばいいか分からない」とお悩みの方は、こうした最新の福祉DXツールや専門職の支援を上手く活用しながら、ご自身やご家族に合ったサービスを見つけてみてはいかがでしょうか。
- サービス名:オルデン コネクト(ORDEN CONNECT)
- 運営会社:株式会社オルデンティアコーポレーション
- 対象分野:介護・高齢者/障害福祉/児童・発達支援
- 掲載事業所数:全国325,654事業所(リリース時点)
- 公式サイト:https://connect.ordentier-corp.co.jp/



