SusHi Tech Tokyo 2026で注目された「こどもふるさと便」の革新性

「SusHi Tech Tokyo」は、「Sustainableな都市をHigh Technologyで実現する」をコンセプトに、世界中からイノベーションの担い手が集まるアジア最大級のグローバルイベントです。最終日のパブリックデイは、子どもから大人までがイノベーションを「楽しく知り、学ぶ」ことを目的に開催されました。

SusHi Tech Tokyo 2024 イベント会場の様子

ネッスー株式会社の「こどもふるさと便」は、持続可能な社会の実現を目指すこのイベントにおいて、地域の産業振興、食品ロス削減、そして最も重要な「こどもの機会格差の解消」に貢献する革新的なモデルとして紹介されました。

「SusHi Tech Tokyo 2026」パブリックデイ開催情報:

ふるさと納税で難病児支援!「使いみち共感型」の仕組みとは

「こどもふるさと便」は、ふるさと納税の仕組みを最大限に活用し、地域の特産品や体験を「応援品」として、こども食堂やひとり親家庭、そして難病と向き合う子どもたちへ届けるサービスです。寄付者は通常のふるさと納税と同様に返礼品を受け取りながら、間接的に子ども支援に参加できます。

このサービスの最大の特徴は、寄付者自身が「応援品」の贈り先を地域や団体から選べる「使いみち共感型」である点です。「誰に、どんな応援を届けたいか」という寄付者の想いを具体的に反映できるため、より深い共感と参加意識が生まれます。

サービス紹介動画:
こどもふるさと便について

2025年12月に正式オープンしたこのサービスは、北海道旭川市や宮崎県都城市など6自治体・6団体と既に連携しており、2026年度には10〜20地域への拡大が予定されています。難病と向き合う子どもたちやその家族にとって、食や体験の機会が広がることは、生活の質の向上に直結する大きな支援となるでしょう。

公式サイト:https://kodomo-furusato.com/

パブリックデイでの反響と今後の展望:子ども支援の輪を広げる

ネッスーのブースでは、パブリックデイの来場者、特に子どもたちや親子連れが直感的に楽しめる体験型の展示が用意されました。「こどもふるさと便」のサービス特徴である「返礼品を受け取りながら、指定した地域のこどもたちへ応援品を届ける」仕組みを、気軽に体験できるガチャガチャ企画として実施されました。

こどもふるさと便のガチャガチャ企画

ガチャガチャの詳細説明

来場者はLINE友だち登録で参加でき、実際にサイト内で提供されている返礼品のサンプルが当たるほか、応援したい地域にシールで投票する体験を通じて、寄付を通じて応援先を選ぶ一連の流れを体感しました。当日は357組もの来場者がこの企画を体験し、応援品地域ボードは皆さんの想いが込められたシールで見事に敷き詰められました。

応援品マップにシールを貼る来場者

応援品マップの詳細

寄付金の使い道をご自身で選べる仕組みに、多くの方から共感が寄せられ、「今年のふるさと納税から試してみたい」という声も聞かれました。これは、「こどもふるさと便」が提供する新しい社会貢献の形が、多くの人々に受け入れられている証拠と言えるでしょう。

ネッスー株式会社が描く「こどもの機会格差のない社会」とは

ネッスー株式会社は、「生まれた環境によるこどもの機会格差が存在しない社会」の実現を目指すインパクトスタートアップです。自治体や企業、個人など多様な主体と連携し、子どもたちへの願いをつなぐ事業を創造しています。食や体験の格差に苦しむ子どもがいない、やさしい社会の実現を目指して、地域創生事業、食と子育て支援事業、サーキュラーエコノミー事業の3つの柱で活動を展開しています。

同社は現在、これらの事業をさらに加速させ、社会課題解決力を高めるために、共に挑戦する仲間を積極的に募集しています。障害福祉分野や子ども支援に関心のある方にとって、ネッスー株式会社は新たなキャリアの可能性を広げる場となるかもしれません。

ネッスー採用情報:https://nessu.co.jp/recruit

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77