この記事で分かること

  • パラスポーツ体験型授業「あすチャレ!スクール」の概要

  • 元パラ陸上日本代表・花岡伸和氏が講師として活動を開始した背景

  • 学校教育におけるパラスポーツを通じた共生社会への学びについて

パラ陸上元日本代表・花岡伸和氏が「あすチャレ!スクール」の新講師としてデビュー

公益財団法人日本財団パラスポーツサポートセンター(パラサポ)が提供する、小・中・高・特別支援学校向けの体験型出前授業「あすチャレ!スクール」。2026年9月16日、このプログラムの車いす陸上プログラムにおいて、新たな講師として花岡伸和氏が初めての授業を行いました。

花岡氏は、アテネやロンドンといったパラリンピック2大会に出場した元パラ陸上日本代表選手です。出身地である大阪府八尾市の中学校で実施された今回の授業は、花岡氏にとって講師としての記念すべき第一歩となりました。

「あすチャレ!スクール」とは?パラスポーツで学ぶ共生社会

「あすチャレ!スクール」は、パラアスリートを講師に招き、パラスポーツの体験を通じて共生社会への気づきを深めることを目的としたプログラムです。文部科学省の後援を受けており、2016年の開始から10年間で33万人以上の児童・生徒が参加しています。

プログラムは主に以下の3部構成で行われます。

  1. デモンストレーション
  2. パラスポーツ体験
  3. 講話

今回の授業では、生徒たちが「どうやって工夫したら、できるようになるか」を自ら考えるワークを実施。花岡氏の講話では「自分の未来は自分でつくる」をテーマに、困難を乗り越えるための視点について熱いメッセージが届けられました。

講師・花岡伸和氏のプロフィールと活動への想い

花岡伸和氏は、17歳の時の事故により車いす生活となりましたが、その後パラ陸上選手として世界大会で活躍しました。引退後はパラ自転車競技への挑戦や、スポーツ科学修士としての知見を活かした教育活動など、幅広く活動しています。

花岡氏は講師活動にあたり、「勝ち負けよりも、今の自分にできることに全力を尽くすことが、なりたい自分への一番の近道」という想いを語っています。自身の経験を通じて、子どもたちに挑戦する勇気や楽しさを伝えることを大切にしています。

パラスポーツ体験型授業に関するQ&A

Q: 「あすチャレ!スクール」はどのような学校が対象ですか?

A: 小学校、中学校、高等学校、特別支援学校が対象です。通常の学級での特別支援教育の一環としても活用されています。

Q: どんなパラスポーツを体験できますか?

A: 車いすバスケットボール、車いす陸上、ゴールボールの3つのプログラムが用意されています。

Q: 授業を通じて子どもたちはどのようなことを学びますか?

A: パラスポーツの競技体験やパラアスリートとの交流を通じて、多様性や共生社会への理解を深め、自分自身の可能性について考える機会としています。

まとめ

花岡伸和氏が新たに加わった「あすチャレ!スクール」は、今後も全国の学校でパラスポーツの魅力を届けていくことでしょう。パラスポーツを通じて「工夫する力」や「挑戦する心」を育むこの取り組みは、これからの共生社会を担う子どもたちにとって貴重な学びの場となりそうです。

詳細は公式サイトをご覧ください。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
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