ヒュンメルとジェフユナイテッド市原・千葉が連携!手話シャツで聴覚障がい者支援を推進
デンマーク発のスポーツブランドhummel(ヒュンメル)とJリーグのジェフユナイテッド市原・千葉が、手話デザインを施したチャリティーシャツを制作し、聴覚障がい者支援に取り組んでいます。
このプロジェクトは、「Change the World Through Sport.」(スポーツを通して世界を変える)というヒュンメルのビジョンに基づき、フットボールの可能性を追求し、彩り豊かな繋がりをクラブと共に築くことを目指しています。
昨シーズンに販売された手話シャツは、ジェフユナイテッド市原・千葉の選手たちが試合で着用し、その収益の一部と選手着用分のチャリティーオークションの全収益が、聴覚障がい者のサッカーである「デフサッカー」の日本代表支援に活用されることになりました。
手話シャツのデザインは「心の旗を振ろう」をテーマに、旗が揺らめき心が解き放たれるようなイメージが込められています。シャツの前面には「JEFUNITED」が指文字とアルファベットで表記され、背面にはクラブフィロソフィーである「WIN BY ALL」が手話で表現されるなど、細部にまで手話がデザインに取り入れられています。

デフサッカー日本代表を支援!約60万円を寄付し未来へ繋ぐ
この手話シャツプロジェクトを通じて集まった収益は、デフサッカー日本代表の支援に充てられるため、一般社団法人日本ろう者サッカー協会に約60万円が寄付されました。デフサッカーとは、聴覚障がいを持つ選手たちがプレーするサッカーで、デフリンピック(聴覚障がい者のための国際総合スポーツ大会)の種目としても知られています。
昨年日本で初開催されたデフリンピックでは、デフサッカー女子日本代表が史上初のメダルを獲得し、準優勝に輝くという快挙を成し遂げました。このプロジェクトは、そうしたデフサッカーの選手たちの活動を強力に後押しするものです。
デフサッカー女子日本代表の髙木桜花選手は、この手話シャツプロジェクトを通じて、フクダ電子アリーナという素晴らしいスタジアムで多くの人々の前で話す貴重な経験をしたと語っています。髙木選手は、「手話シャツは、『聴覚障がいを持つ人でも、健常者と一緒になってサッカーを楽しめるんだ!』という気持ちになり、性別や障がいを問わず、着ることができる素敵なシャツだと感じました」とコメントしました。
今後の目標として、2027年のW杯で世界一になること、そしてデフサッカーやデフスポーツの知名度向上、競技人口の増加、さらにはインクルーシブスポーツ(障がいの有無や年齢、性別、経験などにかかわらず、誰もが一緒に楽しめるスポーツ)の発展に繋げていきたいと大きな抱負を語っています。

多くのジェフサポーターがプロジェクトに参加したことに対し、髙木選手は「このチャリティーは私たちの次の目標への活動に活用させていただきます。引き続き、デフサッカー男子・女子日本代表の応援よろしくお願いします」と感謝の言葉を述べました。
千葉聾学校との心温まる交流:選手訪問と試合招待で絆を深める
寄付活動と並行して、ホームタウンである千葉県内の千葉県立千葉聾学校には、授業で活用できるビブスが寄贈されました。
5月中旬には、ジェフユナイテッド市原・千葉の米倉恒貴選手と薄井覇斗選手が千葉聾学校を訪問。新小学1年生へのクラブオリジナル定規のプレゼントと共に、チャリティーアイテムとしてのビブスの贈呈も行われました。
選手たちは、小学部・中学部・高等部の児童・生徒会の代表や先生方から手話を教わり、交流の時間を持ちました。米倉選手は、児童・生徒の笑顔からパワーをもらったと話し、「今度は、みなさんにサッカーをしている姿をお見せして、私たちからパワーを届けたいと思います」とコメントしています。この交流をきっかけに、6月6日のアビスパ福岡戦では米倉選手が特別に「米倉シート」を用意し、千葉聾学校から生徒や保護者を含む35名が来場しました。
試合当日、来場者はピッチでウォーミングアップを見学し、その場での写真撮影というサプライズもあり、一枚のシャツから生まれた交流がさらに深まる一日となりました。
スポーツが拓くインクルーシブ社会への道
ヒュンメルの「Change the World Through Sport.」というビジョンと、ジェフユナイテッド市原・千葉の「フットボールのチカラで心をつなぎセカイに彩りを」というクラブ理念は、今回の手話シャツプロジェクトを通じて見事に合致しています。スポーツが持つ力は、人々の心を繋ぎ、多様な人々が共に生きるインクルーシブな社会の実現に貢献する可能性を秘めていると言えるでしょう。
ジェフユナイテッド市原・千葉とは?
ジェフユナイテッド市原・千葉は、千葉県市原市と千葉市をホームタウンとするJリーグ加盟のサッカークラブです。1946年創部の古河電気工業サッカー部を前身とし、Jリーグには開幕時の1993年より加盟する「オリジナル10」の一つとして歴史を刻んでいます。2021年にはクラブ30周年を迎え、「フットボールの力で心をつなぎ セカイに彩りを」を理念に活動を続けており、2025シーズンには17年ぶりのJ1昇格を決めました。
公式サイトはこちらです。
hummel(ヒュンメル)とは?
hummel(ヒュンメル)は、1923年にデンマークで誕生したスポーツブランドです。世界で初めてスタッド付きのフットボールブーツを開発し、革靴でサッカーをしていた時代に、グリップ力の飛躍的な向上をもたらしました。ブランド名は、重すぎて理論上飛べないとされるマルハナバチ(ドイツ語でhummel)が努力を重ねて飛べるようになったという逸話に由来しています。100年の歴史を経て、現在は「CHANGE THE WORLD THROUGH SPORT(スポーツを通して世界を変える)」をビジョンに掲げ、新たな挑戦を続けています。
公式サイトはこちらです。

