パラリンピック選手支援の拠点「いつでも、ふぅ。広場」の役割
ミラノ・コルティナ2026パラリンピック冬季競技大会期間中、味の素グループは日本パラリンピック委員会(JPC)と連携し、栄養支援をメインとした拠点「いつでも、ふぅ。広場」を設置しました。この広場には「ビクトリープロジェクト®」のメンバーが常駐し、選手やスタッフがリラックスして過ごせる空間を提供しました。

凍結や積雪による移動の困難さが想定される中、通いやすい立地に設けられた「いつでも、ふぅ。広場」では、おいしさと栄養を兼ね備えた冷凍弁当「あえて、®」を約200食提供しました。さらに、味の素冷凍食品株式会社の「おべんとPON®」シリーズも日替わりで提供され、食事の楽しさを演出しました。味の素AGF株式会社の協力により、現地の硬水でもおいしく飲めるコーヒー豆が選定され、味の素グループの「SIIDA®」を使用しただし湯と共に毎日提供されました。

選手やスタッフからは、「1食和食に置き換えられるのはとても大きい」「だし湯で落ち着いた」といった声が寄せられ、この広場が選手たちの新たな活力チャージの場として活用されたことが伺えます。



難題を乗り越えた初の試み:国内冷凍食品の海外輸送「コールドチェーン」構築
今回の支援活動における大きな挑戦の一つが、国内で製造した冷凍弁当「あえて、®」約200食を日本からイタリアへ輸送することでした。オリンピック競技大会を含め、「ビクトリープロジェクト®」としても、国内製造の冷凍食品を直接海外へ持ち込むのは初の試みでした。
この実現のためには、国内倉庫から空港への冷凍トラック搬入、航空機への積み込み、現地到着後の荷下ろし、冷凍トラックでの再輸送、そしてサポートブースの冷凍庫への収納に至るまで、すべての工程でマイナス18℃を維持する「コールドチェーン」を一から構築する必要がありました。この過程では、国ごとの規制や通関手続き、輸送中の温度管理体制の整備など、多くの課題が伴いました。

コールドチェーン構築プロセスは、2025年7月の着想から始まり、ドライアイスを用いた冷凍保存テスト、梱包テストを経て、2026年2月末には現地輸送に成功しました。選手村の食堂に和食やアジアンフードが少ない中、食べ慣れた日本の味で、野菜もお米も摂れる栄養バランスの良い「あえて、®」は、選手たちに大変重宝されました。
アスリートのコンディショニングを支える冷凍弁当「あえて、®」の魅力
選手に大好評だった冷凍弁当「あえて、®」は、大麦入りまぜご飯とおかずがセットになった豊富なラインナップが特徴です。味の素グループ独自の栄養評価システム「ANPS(味の素グループ栄養プロファイリングシステム)」と「おいしさ設計技術」を駆使して開発されており、おいしさと栄養を両立しています。

食堂への移動が困難な時や、食べ慣れた日本食が恋しくなった時に、電子レンジで簡単に調理できるため、アスリートのコンディション維持に大きく貢献しました。


味の素グループは、「アミノサイエンス®」を通じてTEAM JAPAN一人ひとりの挑戦を本気で後押しし、生活者一人ひとりのウェルビーイングに貢献しています。今回のパラリンピック支援活動は、その強い意志と具体的な行動を示すものであり、障害福祉に関心を持つ人々にとっても、企業による社会貢献の素晴らしい事例と言えるでしょう。

参考情報
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ミラノコルティナ2026パラリンピック冬季競技大会特設サイト
いつでも、ふう。広場|ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック・パラリンピック競技大会TEAM JAPANサポート|味の素株式会社: https://www.ajinomoto.co.jp/sports/milano_cortina2026/hiroba/ -
オウンドメディア「ストーリー」
冷凍食品で本気のサポート!味の素社が挑戦する新たなパラアスリート支援のかたち #MAJINOMOTO | ストーリー | 味の素グループ: https://story.ajinomoto.co.jp/report/206.html -
当社のDE&I活動について
日本:DE&Iを体現するパラアスリート支援 | サステナビリティ | 味の素株式会社: https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/sustainability/society/18/

