栃木県南エリアに新たな福祉拠点が誕生!征峯会の「クレアールしらとり」「ネクサス」とは?

2026年11月、栃木県南エリアに社会福祉法人 征峯会による新たな複合型福祉拠点「障がい児・者通所支援センター クレアールしらとり」および「グループホーム ネクサス」が開所します。この施設は、相談支援を起点に、児童から成人期の重度障がいのある方までを幅広く受け入れることを目指しています。

茨城県筑西市で約40年にわたり障がい児・者福祉や高齢者福祉事業を展開してきた征峯会は、栃木県南エリアで高まる通所および居住支援のニーズに応えるため、今回の新拠点開設に至りました。住み慣れた地域で安心して生活を継続できるよう、地域に密着した支援が期待されます。

新拠点では、2026年11月の正式開所に先立ち、地域住民や関係者、メディアを対象とした施設内覧会(施設見学会)が開催されます。

栃木県下野市に征峯会の新拠点「クレアールしらとり」「ネクサス」の完成イメージ

施設内覧会(施設見学会)の開催概要

  • 日時: 2026年10月23日(金)・24日(土) 両日10:00〜16:00

  • 会場: クレアールしらとり / グループホーム ネクサス(栃木県下野市小金井2472-1)

  • 実施内容: 施設見学(グループホーム含む)、個別相談受付、写真・映像取材への対応

  • 予約: 不要

「相談から重度障がい・児童まで」一貫したサポート体制の強み

征峯会の新拠点は、相談支援を窓口として、児童から成人期まで途切れることのない一貫したサポート体制を確立します。同敷地内には、以下の多岐にわたるサービスが整備されます。

  • 相談支援: 障がいのある方やご家族、児童が対象。適切なサービス利用の出発点として伴走し、本人の強みを計画の主役に据えます。

  • 児童発達支援センター: 受給者証をお持ちの0歳から6歳の就学前のお子様が対象。年齢別のクラス分けを行い、個別療育や集団活動を通じ、遊びを成長へのチャレンジと捉えて成功体験を積み重ねます。保護者面談やペアレント・トレーニングなどの家族支援、園や自宅への送迎サービスも実施されます。

    • 専門用語解説:児童発達支援センターとは
      障がいのある未就学児が日常生活における基本動作や知識技能を習得し、集団生活に適応できるよう支援する施設です。
  • 保育所等訪問支援: 受給者証をお持ちのお子様が通う保育園、幼稚園、学校などが対象。専門スタッフが直接訪問し、集団生活での課題について先生方と連携して環境を整え、地域の中で共に過ごしやすい環境をつくる架け橋となります。

  • 放課後等デイサービス: 受給者証をお持ちの原則6歳から18歳までの就学児童が対象。和太鼓や学習支援などのプログラムを取り入れ、手厚い関わりの中でできた喜びを感じてもらうとともに、安心して失敗から学べる機会づくりと学校・自宅への送迎が行われます。

    • 専門用語解説:放課後等デイサービスとは
      障がいのある学齢期の子どもたちが、放課後や長期休暇中に生活能力向上のための訓練や社会との交流の機会を持つことができる福祉サービスです。
  • 生活介護: 18歳以上で障がい支援区分3以上(50歳以上は区分2以上)の方が対象。日中の時間を有意義に過ごせるよう、食事や入浴の介助、送迎サービスを提供するほか、アート活動や運動プログラムなどのレクリエーションを通じて個性を活かした日々の活動や表現の場がつくられます。

    • 専門用語解説:生活介護とは
      常に介護を必要とする障がいのある方に対し、入浴、排せつ、食事の介護や創作的活動、生産活動の機会を提供する日中活動サービスです。
  • グループホーム ネクサス: 障がいのある方を対象とした、安心して自分らしく暮らせる住まい。1フロアにつき10名が暮らす共同生活の場で、夜間や休日にも必要な生活サポートが提供されます。

    • 専門用語解説:グループホームとは
      障がいのある方が共同で生活する住居のこと。専門の支援員が常駐し、日常生活上の相談や援助を行います。

征峯会のロゴマーク「Crear Shiratori」

個性を伸ばす独自のプログラム:アート・和太鼓・運動の融合

征峯会は、約40年の実績で培ったノウハウをもとに、利用者の意思や個性を尊重する環境づくりを徹底しています。特に注目されるのは、一人ひとりの個性を褒めて伸ばす「長所伸展法」の実践です。

  • 褒めて伸ばす関わり: 利用者本人が「分かる・できる・自分で選べる」環境を設計し、ありのままの姿を受け入れ、肯定的な関わりを通じて自信と必要とされている実感を育みます。重度の障がいや強度行動障がいのある方でも、自分らしく活動できる環境が整えられます。

    • 専門用語解説:長所伸展法とは
      個人の得意なことや良い点に焦点を当て、それをさらに伸ばしていくことで、自己肯定感を高め、成長を促す支援方法です。

    • 専門用語解説:強度行動障がいとは
      自分や他人を傷つけたり、物を壊したりする行動が頻繁に起こり、日常生活に著しい支障をきたす状態を指します。適切な支援計画と環境調整が重要です。

  • アート・和太鼓・運動プログラムの融合: 作品制作などの創作活動や和太鼓、心身のバランスを整える運動プログラムが取り入れられます。これにより、一人ひとりの情熱や個性を前向きな力、そして生き生きとした表現活動へとつなげることが目指されます。

地域に開かれたデザイン:アートギャラリーと中庭広場

新拠点の建物は、高級感と居心地の良さを両立させたモダンなデザインが特徴です。H型の建物構造の中央には、地域交流の場となる中庭広場が配置されています。

さらに、成人向け棟の正面入口には一般の方も鑑賞できるアートギャラリーが設置され、自動販売機スペースなども併設されます。これにより、地域の住民が日常的に立ち寄り、自然な形で福祉に触れ合える開かれた空間が創出されるでしょう。

征峯会下野地区障害者複合施設の完成予想図

社会福祉法人 征峯会とは

社会福祉法人 征峯会は、1986年の設立以来、茨城県筑西市を中心に障がい児・者福祉、高齢者福祉を多角的に展開しています。「最高の笑顔をあなたに」の理念のもと、アロハシャツや南国リゾートをコンセプトとした明るく開かれた施設運営、利用者本位のサポート、地域交流・地域貢献を大切にしています。

社会福祉法人 征峯会の40周年記念ロゴ

公式サイトはこちらです。

まとめ:地域と共生する新たな福祉の拠点

征峯会の新複合拠点「クレアールしらとり」と「グループホーム ネクサス」は、栃木県南エリアにおける障がい福祉の重要な一歩となるでしょう。相談支援から児童、成人期の重度障がい者まで一貫したサポート、個性を尊重するプログラム、そして地域に開かれた施設デザインは、利用者だけでなく地域全体にとっても大きな価値をもたらすことが期待されます。

2026年10月の内覧会、そして11月の開所に向けて、この新しい福祉の拠点からどのような笑顔が生まれるのか、注目が集まります。

≪PR【carecollabo】ご利用者にかかわる記録を集約・共有≫
findgood

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77