病児の遊びケア・フォーラム2026とは?開催概要と参加メリット

病児の遊びケア・フォーラム2026

「病児の遊びケア・フォーラム2026」は、認定特定非営利活動法人 芸術と遊び創造協会(東京おもちゃ美術館)が主催する、病気や障害を持つ子どもたちの遊び支援に特化したフォーラムです。

フォーラム開催概要

  • イベント名: 病児の遊びケア・フォーラム2026 ―遊びで“心の栄養”をー

  • 日時: 2026年5月31日(日)10:00〜16:20

    • 交流会(懇親会): 17:00〜19:00
  • 会場: 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3-1)

  • 定員: 500名

  • 参加費:

    • 一般: 4,000円

    • 会員: 3,000円

    • 学生: 1,000円

参加するメリット

このフォーラムは、病児の遊び支援に関わるすべての人にとって貴重な学びと交流の場となるでしょう。医療現場、保育施設、福祉施設、そして在宅で子どもたちを支える方々が、それぞれの実践から得られた知見を分かち合い、新たな視点や具体的な支援方法を見つけることができます。

特に、以下のような方々におすすめです。

  • 病気や障害を持つ子どもたちの遊び支援に関心のある医療従事者、保育士、福祉関係者

  • 子どもたちの遊び環境をより豊かにしたいと考えている保護者や支援者

  • 「遊び」が子どもたちの成長に与える影響について深く学びたい方

全国から集まる専門家や支援者との出会いは、日々の実践における新たな気づきや、今後の活動のヒントを与えてくれるはずです。

遊びが心の栄養に!病気や障害を持つ子どもたちへの支援の重要性

「遊び」は、子どもたちが世界を認識し、感情を表現し、社会性を育む上で不可欠な活動です。これは、重い障害や病気を抱え、特別なケアを必要とする子どもたちにとっても変わりません。むしろ、限られた環境の中で過ごすことが多い彼らにとって、遊びは「心の栄養」となり、日々の生活に彩りと活力を与える重要な役割を担います。

認定特定非営利活動法人 芸術と遊び創造協会は、30年間にわたり「すべてのこどもが好きな遊びで夢中になる」ことを目標に、病児の遊び支援活動を続けてきました。2020年からは、日本財団の支援を受け、長年の経験から厳選したおもちゃセット「あそびのむし」を制作し、全国360か所の病児施設へ寄贈・普及を進めています。

今回のフォーラムは、これらの活動を通じて培われた知見と、現場の生きた声を共有することで、病気や障害を持つ子どもたちの「遊び」がいかに大切であるか、そしてその支援がいかに社会全体にとって重要であるかを再認識する機会となるでしょう。

プログラム詳細:トークセッションから実践発表まで多彩な学びの機会

フォーラムでは、全体会でのトークセッションから、具体的な体験・交流プログラム、そして専門的な分科会まで、多岐にわたるプログラムが用意されています。

全体会:遊び支援の現在と未来

全体会では、2つのトークセッションが開催されます。

  • トークセッション①「病気のこどもとこどもに関わるすべての人に遊びで心の栄養を」

    • 登壇者には、東京おもちゃ美術館 館長の山田心氏などが予定されており、遊びが子どもたちの心に与える影響について深く掘り下げます。
  • トークセッション②「未来に向かって これからの病児の遊び支援」

    • 女優であり、障がいを持つ子の育児を支える団体「Wappo」を主宰する星野真里氏を特別ゲストに迎え、これからの病児の遊び支援について展望が語られます。

著名なゲストの視点から、病児の遊び支援が持つ可能性や、社会全体でどのように支えていくべきかについて、貴重な示唆が得られることでしょう。

体験・交流プログラム:実践的な学びとつながり

午後の体験・交流プログラムでは、実際に遊びを体験したり、支援団体と交流したりする機会が設けられています。

  • 重心児の遊び体験紹介ブース

  • ジャグリングパフォーマーや大道芸ワークショップ

  • 「あそびのむし」おもちゃセット広場:実際に手に取って遊べる機会です。

  • 「あそびの縁日ひろば」:病児・障がい児支援団体による体験・交流ブース

  • 「病児の遊び支援 実践発表リレー」:現場からの生きた声が7分間形式で発表されます。

これらのプログラムを通じて、参加者は具体的な遊びのアイデアを得たり、他の支援者とのネットワークを築いたりすることができます。

分科会:8つのテーマで深掘りする専門知識

8つのテーマに分かれた分科会では、より専門的な視点から病児の遊び支援について議論が深められます。各テーマは75分間の2部制で、参加者は自身の関心に合わせたテーマを選択できます。

  • 医療者が地域へ 「遊び」をあきらめない〜地域のあたらしい日常〜

  • 病院での遊び支援 多職種で探る病因における遊びの意義と実践

  • 発達支援での遊びの工夫 「楽しい」から広げる発達支援の配慮

  • 地域に出向く、地域を招く 遊び紡ぐ 地域とのつながり

  • 医療的ケア児の遊び支援 「どんなことが好き?何をして遊ぼうか?」

  • 在宅・きょうだい支援 あそびで広がる!家族支援の新しいカタチ

  • 保護者も大切な“わたし”であるために みんなが主役!のおでかけイベントのつくり方

  • 重度心身障害児の遊び支援 保育士と考える!重心児の施設でおもちゃを遊び尽くす工夫

これらの分科会は、それぞれの専門分野における課題解決のヒントや、より質の高い支援を提供するための具体的なアプローチを学ぶ絶好の機会となるでしょう。

参加方法と主催・共催・後援・助成団体について

参加申込方法

「病児の遊びケア・フォーラム2026」への参加は、公式サイトから申し込むことができます。
公式サイトからの参加申込はこちら

主催・共催・後援・助成団体

このフォーラムは、多くの方々の協力によって開催されます。

  • 主催: 特定非営利活動法人 芸術と遊び創造協会/東京おもちゃ美術館

  • 共催: 特定非営利活動法人 難病のこども支援全国ネットワーク

  • 後援: 一般社団法人 日本作業療法士協会

  • 助成: 公益財団法人 日本財団

これらの団体が連携することで、病気や障害を持つ子どもたちへの支援がより一層推進されることが期待されます。

まとめ:病児の遊び支援が拓く未来

「病児の遊びケア・フォーラム2026」は、病気や障害を持つ子どもたちの「遊び」の重要性を社会に伝え、具体的な支援のあり方を深掘りする貴重な機会です。遊びを通じて「心の栄養」を届け、子どもたちの可能性を広げるための知見や実践が、このフォーラムに集約されます。

このイベントが、全国の医療・保育・福祉の現場で働く方々、そして子どもたちを支えるすべての人々にとって、新たな気づきと行動のきっかけとなることを願っています。子どもたちの笑顔あふれる未来のために、遊びの力を再認識し、皆で支え合っていくことが何よりも大切です。

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Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77