言語聴覚士の業務を革新するリハビリアプリ「リハサプ」が大幅アップデート
Ghoonuts株式会社が提供するリハビリ教材アプリ「リハサプ」が、このたび大幅なアップデートを実施しました。2025年5月のサービス開始以来、言語聴覚士(ST)を中心に30以上の施設で利用されてきた「リハサプ」に、注意機能障害をはじめとする高次脳機能リハビリ用の課題が新たに実装されています。

「リハサプ」とは?言語聴覚士の負担を軽減するデジタル教材
「リハサプ」は、言語聴覚士(ST)の業務を効率化するために開発されたリハビリ教材アプリです。言語聴覚士とは、言語や聴覚、嚥下(えんげ:食べ物や飲み物を飲み込むこと)、認知機能に障害がある方々のリハビリテーションを専門とする医療専門職を指します。従来の言語リハビリでは、教材の印刷や絵カード作成、教材探しに多くの時間を要していました。
「リハサプ」では、課題の準備から提示、結果の確認まで、全ての工程をアプリ上で完結させることが可能です。これにより、言語聴覚士はリハビリ以外の業務時間を大幅に削減し、より質の高いリハビリテーションに集中できると期待されています。現在、30種類以上の豊富なトレーニングメニューが提供されています。
高次脳機能障害のリハビリ課題を拡充!注意・記憶・計算能力を支援
失語症を呈する患者さんの中には、注意機能障害や記憶障害といった様々な高次脳機能に関する障害を併発しているケースが多く見られます。高次脳機能障害とは、脳の損傷によって記憶、注意、遂行機能、社会的行動などに問題が生じる状態を指します。そのため、言語聴覚士のリハビリでは、言語機能に限定されない幅広いアプローチが求められてきました。
今回のアップデートでは、かねてより要望が寄せられていた注意機能などの高次脳機能リハビリ用課題の実装が開始されました。これにより、言語機能以外のリハビリ場面での活用が広がり、さらに多くの業務効率化が期待できるでしょう。今後も高次脳機能障害向けのリハビリ課題は順次拡大される予定です。
新たに追加された高次脳機能トレーニングメニュー
今回、「リハサプ」に追加された主な課題は以下の通りです。
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数字・計算課題
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計算課題
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文章計算課題
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お釣り課題
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カレンダー課題
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注意機能課題
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TMT(Trail Making Testの略称で、視覚探索や注意の切り替え能力を評価する検査)
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抹消課題
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記憶課題
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視覚記憶課題
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点滅ボタン課題
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位置記憶課題
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これらの新たな課題の追加により、言語聴覚士はより包括的なリハビリテーションを提供できるようになります。
Ghoonuts株式会社の取り組みと今後の展望
Ghoonuts株式会社は、2020年8月に設立されたスタートアップ企業です。経頭蓋電気刺激技術を活用した医療・ヘルスケア機器の研究開発に注力しており、特に脳卒中後の失語症治療機器開発を目指しています。現在、失語症トレーニングアプリ「コトサプ」や、言語聴覚士向けリハビリアプリ「リハサプ」を提供し、デジタル技術を通じて障害福祉分野に貢献しています。
「リハサプ」は、今後もリハビリ教材の種類や問題数を増やすとともに、UI(ユーザーインターフェース)及びUX(ユーザーエクスペリエンス)の向上を図り、言語聴覚士の業務をさらに多角的に支援していく方針です。
「リハサプ」の詳細については、以下の紹介ページをご覧ください。
まとめ:障害福祉分野におけるデジタルリハビリの可能性
今回の「リハサプ」のアップデートは、言語聴覚士の専門業務をデジタル技術で強力にサポートし、高次脳機能障害のリハビリテーションの質向上に寄与するものです。言語機能だけでなく、注意や記憶、計算能力といった幅広い認知機能へのアプローチが可能になることで、リハビリを受ける方々一人ひとりのニーズに応じた、よりパーソナライズされた訓練が実現する可能性を秘めています。
デジタルリハビリテーションの進化は、医療従事者の負担軽減だけでなく、リハビリを受ける当事者の方々が自宅や施設で継続的に訓練を受けられる機会を増やすことにも繋がります。このような取り組みは、障害福祉分野全体の発展と、より質の高い支援の提供に大きく貢献するでしょう。

