障がい当事者と共に進化する「インクルーシブ・ホスピタリティUX研修」が始動
誰もが快適に過ごせる社会を目指す中で、企業や店舗における「インクルージョン」への取り組みはますます重要になっています。この度、株式会社インフィニットマインドと株式会社Progress(福岡/代表取締役:秦有樹)は、株式会社PLS(福岡/代表取締役:落水洋介)と共に、ホテルや飲食店などを対象とした「インクルーシブ・ホスピタリティUX研修」の提供を開始しました。
この研修は、障がいを持つ当事者と共に、店舗やホテルにおける「気づきにくい不便」を可視化し、顧客満足度の向上やスタッフの対応力強化、ひいては「選ばれる店づくり」を目指すものです。
「インクルーシブ・ホスピタリティUX研修」とは?
当事者視点で「気づきにくい不便」を可視化
「インクルーシブ・ホスピタリティUX研修」は、障がいを持つ当事者の方々と共に、サービス提供の現場に潜む課題を発見し、改善策を導き出す実践型の研修です。
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インクルーシブ(Inclusive):包摂的、多様性を認め合い、誰も排除しない状態を指します。障害の有無、性別、年齢、国籍などに関わらず、すべての人が社会に参加し、貢献できる環境を意味します。
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ホスピタリティ(Hospitality):お客様を温かく迎え入れ、心からのおもてなしをする精神や行動を指します。
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UX(User Experience):ユーザーエクスペリエンスの略で、製品やサービスを利用する際にユーザーが得る体験全体を指します。この研修では、障がいを持つお客様が店舗やホテルを利用する際の体験に着目します。
この研修の最大の特徴は、障がいを持つ当事者がファシリテーターと共に現場に入り、彼らの視点から「健常者には気づきにくい不便」を具体的に指摘し、参加者がそれを体験し、理解を深める点にあります。例えば、飲食店の入店シーンにおいて、目が不自由な方、耳が不自由な方、車椅子の方がどこに不便を感じるかを参加者自らが考え、ディスカッションを行います。その後、当事者との実践やフィードバックを通じて、より深い学びを得る構成となっています。


より詳しい情報はこちらで確認できます。
https://www.engine-of-progress.co.jp/only-we-can-do-business/
研修プランと具体的な内容
オンラインと現場で学ぶ実践型アプローチ
研修は「オンライン研修」と「半日現場研修」の2つのプランが用意されており、いずれもファシリテーターと障がい者の2名体制で実施されます。
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オンライン研修:座学を中心に、インクルーシブな視点やホスピタリティの基本を学びます。
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半日現場研修:座学に加えて、実際の店舗やホテルで実践的なワークを行います。これにより、参加者は理論だけでなく、具体的な場面での対応力を養うことができます。
認定マーク「みんなにやさしい優良店」で目指す未来
認定マークが示す「選ばれる店づくり」
「半日現場研修」を修了した店舗および参加者には、認定マーク「みんなにやさしい優良店」が発行されます。この認定マークは、研修参加者が研修後も誇りを持って接客に取り組むモチベーションに繋がるだけでなく、名刺やウェブサイトに掲載することで、以下のような効果が期待されます。
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顧客へのアピール:多様な顧客層への配慮を積極的に行っている店舗として認識され、集客力向上に繋がる可能性があります。
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採用へのアピール:多様性を尊重する企業文化を持つ職場として、求職者にとって魅力的な職場となる可能性があります。

プロジェクト”ONLY WE CAN DO”と難病当事者・落水洋介氏の活動
誰もが生きやすい社会へ向けた取り組み
本研修サービスは、プロジェクト”ONLY WE CAN DO”の一環として提供されます。このプロジェクトは、株式会社PLSの代表取締役である落水洋介氏を中心に、車椅子トラベラーの三代達也氏、LGBTQに関するセミナーを行う高橋一星氏など、多様な背景を持つ人々が協力して活動しています。
プロジェクトのサポートには、株式会社インフィニットマインド、株式会社Progress、一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会、デザイナーのモトムラタツヒコ氏、折尾愛真高等学校看護科教諭・公認心理師の高橋聖子氏が名を連ねています。
落水洋介氏は、2013年に100万人に1人の難病である原発性側索硬化症を発症し、現在は寝たきりの状態にあります。しかし、その経験を活かし、全国での講演活動やライブイベント、メディア出演などを精力的に行っています。Amazonで発売された電子書籍「難病がくれた宝物」と「難病という翼を得て」は、それぞれ複数部門で1位を獲得しています。2021年に設立した株式会社PLSでは、年間100回以上の講演を行い、「誰もが生きやすくなる居場所づくり」を目指して活動を続けています。
また、学校教育機関向けのプロジェクト”ONLY WE CAN DO for school”では、小学校や中学校での講演活動も展開しており、福岡県教育委員会と小・中学校の教職員向け研修の実施に向けた準備も進められています。
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株式会社PLS:https://ochimizuyousuke.net/
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ONLY WE CAN DO for school:https://www.engine-of-progress.co.jp/only-we-can-do/
まとめ:インクルーシブな社会実現への一歩
「インクルーシブ・ホスピタリティUX研修」は、障がい当事者の視点を取り入れることで、既存のサービスでは見過ごされがちだった「不便」を明確にし、具体的な改善へと繋げる画期的な取り組みです。この研修を通じて、ホテルや飲食店が多様な人々にとってより快適で利用しやすい場所となることは、顧客満足度の向上だけでなく、企業の社会的責任(CSR)を果たす上でも大きな意義を持つでしょう。
誰もが安心して利用できる「みんなにやさしい優良店」が増えることで、社会全体のインクルージョンが推進されることが期待されます。この新しい取り組みが、より多くの企業や店舗に広がり、誰もが生きやすい社会の実現に貢献していくことに注目が集まります。

