「遊んで学ぶ」新しい療育のカタチ『Do!デジスポ』とは?

『Do!デジスポ』は、壁や床に投影された映像に直接触れて遊ぶことで、学びと成長を促す新感覚のインタラクティブ型デジタル運動療育プログラムです。光、音、映像が融合した没入感のあるコンテンツを通じて、子どもたちは全身を使い、まるでゲームの世界に入り込んだかのように運動に取り組むことができます。

2人の女の子が壁に投影されたデジタルコンテンツで遊ぶ様子。デジタルとスポーツを融合した新しい療育体験「デジスポ」を紹介し、子どもたちの心身の成長と自信を育む活動をアピールしています。

壁に現れる映像を追いかけて手を伸ばしたり、しゃがんだり、ジャンプしたりと、“遊び”の延長線上で自然と身体機能、認知機能、コミュニケーション能力の発達を促します。また、「やってみたい!」「できた!」という成功体験を積み重ねることで、挑戦する力や自己肯定感、自信の育成にもつながります。機材を直接触る必要がないため、小さなお子様でも安全に楽しめるのが特徴です。

なぜ今、デジタル療育が求められるのか?導入の背景

近年、発達に特性のある子どもたちへの支援ニーズが高まる一方で、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しています。運動機会の減少や、成功体験・コミュニケーション経験の不足などが課題として挙げられる中、“楽しい”を入り口にした主体的な体験の重要性が注目されています。

子どもたちは日常的にデジタルコンテンツに親しんでおり、映像やゲーム性を取り入れた活動は、高い集中力や意欲を引き出すことにつながります。TAKUMIではこれまでも、運動療育・感覚統合・SST(ソーシャルスキルトレーニング)などを通して、子どもたち一人ひとりに寄り添った支援を行ってきました。その中で、“楽しいから挑戦できる”“できたから自信につながる”という成功体験を、より多くの子どもたちへ届けたいという想いから、『Do!デジスポ』の提供が開始されました。

特に、運動への苦手意識がある子どもや、新しいことへのチャレンジに不安を感じやすい子どもでも、“楽しい”という感覚を入り口に主体的な参加を促せる点が大きな特徴です。

2人の女の子が、室内のプロジェクターに映し出された映像に合わせて、フープの中で楽しそうにジャンプしている様子。満面の笑みを浮かべ、元気に体を動かしている場面です。

『Do!デジスポ』が育む3つのチカラ!子どもの成長をサポート

『Do!デジスポ』は、子どもたちの様々な能力をバランスよく育むことを目指しています。具体的には、以下の3つの力が育まれると考えられています。

1. 全身を使った運動機能の向上

壁に映し出された映像を追いかけながら、「手を伸ばす」「しゃがむ」「ジャンプする」など、多様な動きを自然に行います。遊びながら全身を大きく動かすことで、粗大運動だけでなく、手先の動きなどの微細運動も含めた、バランスの良い身体づくりをサポートします。

2. 認知機能・ビジョントレーニング

光や音の反応を楽しみながら、動くものを目で追う「追視」の力を育成します。また、「触ると絵が変わる」「動くと反応が返ってくる」といった体験を通して、因果関係の理解を深め、集中力や判断力を自然に養います。

3. コミュニケーションと協調性の芽生え

「次は僕の番!」「一緒にやろう!」といったやり取りが自然に生まれ、友達と順番を交代したり、協力して画面をタッチしたりする中で、社会性の基礎となるコミュニケーション能力や協調性を育みます。

カラフルなテープと「Do! デジスポ」の文字が描かれた段ボール箱が、開いて中から色とりどりのおもちゃやブロックがこぼれ、紙吹雪が舞っている様子。開ける楽しさやサプライズを伝えるデザインです。

児童発達支援『TAKUMI』の今後の展望と支援への想い

イニシアス株式会社では、子どもたち一人ひとりの特性や発達段階に寄り添った運動療育を提供しています。「できた!」「楽しい!」「またやってみたい!」という成功体験を大切にしながら、子どもたちの自己肯定感や自信を育み、ご家族の皆様にも安心して通っていただける支援環境づくりに取り組んでいます。

今後も、これまで培ってきた丁寧な個別支援や少人数制によるきめ細やかな療育を大切にしながら、『Do!デジスポ』をはじめとした先進的な療育プログラムも積極的に取り入れ、子どもたち一人ひとりの可能性をさらに広げる支援を提供していくとのことです。現在5教室で導入されている『Do!デジスポ』は、導入教室の拡大や新規オープン予定の教室への導入も順次進められ、地域ごとの療育ニーズに応え、“子どもたちの「できた!」を増やす療育”を通じて、より多くの子どもたちとご家族の笑顔につながる教室づくりを目指していくでしょう。

『Do!デジスポ』ホームページはこちら
https://initias.co.jp/digital-sports.html

室内で様々な遊具や運動器具が配置された子供向けの遊び場。跳び箱、ミニサッカーゴール、鉄棒、トランポリン、カラフルなマットなどがあり、幼児体育や運動に適した環境。

女性の先生が笑顔で、床に座っている3人の子供たちにホワイトボードに書かれた一日のスケジュールを説明しています。指差し棒を使って熱心に話しており、子供たちは集中して耳を傾けています。

2人の女の子が壁に投影されたインタラクティブなゲームで遊んでいる様子です。数字が表示され、子供たちは手を伸ばして楽しんでいます。横で大人が見守っており、明るい室内で教育的な遊びが行われているようです。

女性が壁に投影されたジャングルの恐竜の画像とインタラクトしている様子。手をかざすと「+10」と表示され、インタラクティブなゲームや学習コンテンツを示唆しています。

児童発達支援・放課後等デイサービス『TAKUMI』について

TAKUMI(たくみ)は、発達が気になる子どもたちを対象に、運動療育を中心とした支援を行う児童発達支援・放課後等デイサービスです。地域ごとのニーズに寄り添った教室運営を行っており、東京・千葉・埼玉・神奈川・兵庫・大阪に30教室を展開しています。

一人ひとりの個性や発達段階に寄り添い、「できた!」という成功体験を通して、自己肯定感や自信を育んでいます。また、挨拶やコミュニケーションなど社会性の習得も大切にし、少人数制の環境で子どもたち一人ひとりに丁寧に向き合った療育を提供しています。

公式サイト・SNS

まとめ

児童発達支援教室『TAKUMI』に導入されたデジタル療育プログラム『Do!デジスポ』は、光・音・映像を駆使したインタラクティブな体験を通じて、子どもたちの心身の発達を楽しみながら促す画期的な取り組みです。運動機能の向上、認知機能・ビジョントレーニング、そしてコミュニケーション能力と協調性の芽生えという3つの力を育むことで、子どもたちが自信を持って社会と関わるための土台を築きます。このような先進的な療育が全国に広がることで、より多くの子どもたちが「できた!」という喜びを体験し、その可能性を大きく広げられる未来が期待されます。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77