鹿沼市で広がる障害福祉支援:セラピードッグによる無償訪問活動がスタート
栃木県鹿沼市において、特定非営利活動法人 とちぎアニマルセラピー協会が、市内の高齢者施設や障がい者施設などへセラピードッグによる無償訪問を開始します。この取り組みは、鹿沼市の「ふるさと納税型クラウドファンディング(GCF)活用公益活動支援事業」に2年連続で採択されたもので、地域社会における障害福祉の充実に貢献することが期待されています。
鹿沼市が推進するアニマルセラピー活動:セラピードッグが福祉施設を訪問
とちぎアニマルセラピー協会は、2026年度事業として「鹿沼市内施設へのアニマルセラピー無償訪問・市民啓発事業」を進めています。この事業では、訓練を受け、適性を確認したセラピードッグが、市内の高齢者施設、障がい者施設、医療機関、教育機関など6〜10施設を対象に、年間12〜20回の訪問活動を無償で実施します。鹿沼市立図書館での読書犬体験会も年2回開催され、年間を通じた延べ受益者数は約190〜340名を見込んでいます。

セラピードッグによるアニマルセラピーとは?
「アニマルセラピー」とは、動物との触れ合いを通じて、人々の心身の健康を促進し、生活の質の向上を目指す活動全般を指します。この活動で活躍するのが「セラピードッグ」と呼ばれる特別な訓練を受けた犬たちです。そして、犬と共に活動をサポートする専門家を「セラピードッグ・ハンドラー」と呼びます。
施設で生活する高齢者や障がいのある方々にとって、外出や動物との触れ合いの機会は限られがちです。しかし、セラピードッグとの時間は、利用者の表情を和らげたり、言葉を発するきっかけになったり、体を動かしたいという意欲につながったりするなど、心身に良い変化をもたらすことが多く確認されています。

ふるさと納税で支援!地域にセラピードッグを届けるクラウドファンディング
今回の活動は、鹿沼市のふるさと納税型クラウドファンディング(GCF)を通じて寄附を募っています。このクラウドファンディングは、返礼品を設けない「共感型」であり、いただいた寄附金は、市内施設への訪問活動、セラピードッグの訓練維持費、健康管理費、衛生管理費、移動費、備品整備、市民啓発などの費用に充てられます。
募集期間は2026年7月1日から8月31日までで、目標寄附金額は125万円です。ふるさと納税制度を利用することで、控除上限額内などの一定条件を満たせば、自己負担額を抑えながらこの活動を支援することが可能です。
昨年度の成果と今年度の新たな展開:鹿沼市における障害福祉支援の進化
2025年度には「セラピー犬による子どもの学びと心のケア支援プロジェクト」として鹿沼市GCFに採択され、募集開始から約1か月で目標金額150万円の70%超にあたる約100万円超の寄附が集まりました。しかし、市内の高齢者施設や障がい者施設への認知度向上が課題として認識されました。
この反省を踏まえ、2026年度は施設への直接訪問や体験提供を通じた啓発活動を事業の柱の一つとして位置づけ、支援対象を市内の高齢者、障がい者、医療機関利用者、子どもへと本格的に広げ、より多くの人々へのアニマルセラピーの提供を目指しています。

読書犬体験会も実施:子どもたちの学びと心のケア
本事業では、鹿沼市立図書館(本館・粟野館)と連携し、読書犬体験会も年間2回実施されます。読書犬プログラムは、子どもたちが犬に本を読み聞かせることで、読書への興味を高め、自信を育む機会を提供するものです。動物との触れ合いを通じて、子どもたちの心の安定や学習意欲の向上にもつながると期待されています。
特定非営利活動法人 とちぎアニマルセラピー協会の活動実績と信頼性
2016年に鹿沼市で法人化された特定非営利活動法人 とちぎアニマルセラピー協会は、セラピードッグとのふれあいを通じて、医療・福祉・教育の現場に心のケアを届ける活動を続けています。高齢者施設、障がい者施設、学校、図書館、国立病院機構宇都宮病院、栃木刑務所など、多様な現場での活動実績があります。
特に、読書犬プログラムは鹿沼市立図書館をはじめ、栃木県内6市、群馬県大泉図書館を含む計9館で実施されており、地域を越えた連携実績を誇ります。また、2025年12月には公益社団法人アニマル・ドネーションの認定を取得し、活動内容、会計、情報公開、安全管理、動物福祉への配慮等について第三者機関による審査を受けた、信頼性の高い団体として活動しています。

協会の活動は、NHK宇都宮、BS-TBS「いぬじかん&ねこ自慢」、下野新聞、読売新聞、毎日新聞、朝日新聞、産経新聞など、多くのメディアで紹介されています。さらに、2026年4月には、あかね書房『新・仕事の図鑑8』にてセラピードッグ・ハンドラーの職業紹介として協会の活動が掲載されています。
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あかね書房『新・仕事の図鑑8』: https://www.akaneshobo.co.jp/search/info.php?isbn=9784251077882
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BS-TBS「いぬじかん&ねこ自慢」公式チャンネル 読書犬活動の様子: https://youtu.be/5bYTwVJnUEc?si=C_DFP36yaN7TSooa
プロジェクト概要と支援方法
本事業の詳細は以下の通りです。
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事業名:鹿沼市内施設へのアニマルセラピー無償訪問・市民啓発事業
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実施主体:特定非営利活動法人 とちぎアニマルセラピー協会
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募集期間:2026年7月1日〜2026年8月31日
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目標寄附金額:125万円
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寄附受付:ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング
- ※返礼品:なし(共感型・ふるさと納税控除対象)
まとめ:地域全体で支えるアニマルセラピーの未来
特定非営利活動法人 とちぎアニマルセラピー協会が鹿沼市で展開するセラピードッグによる無償訪問活動は、高齢者や障がいのある方々の生活に癒しと活力を与える重要な取り組みです。ふるさと納税型クラウドファンディングを通じて、この活動を地域全体で支えることで、より多くの人々が動物との温かい触れ合いを体験し、心の豊かさを育むことができるでしょう。
- 特定非営利活動法人 とちぎアニマルセラピー協会 公式サイト: https://アニマルセラピー.jp



