世界の困難に立ち向かう!AAR Japanの国際協力プロジェクトとは

「まるごとプロジェクト募金」は、2026年4月から資金が集まり次第終了する予定で、一口100万円からの寄付を受け付けています。この募金には、支援者にとって魅力的な特長があります。

  1. 丁寧な進捗報告: 日本人駐在員がプロジェクトの進捗や成果を定期的に詳しく報告します。
  2. 成果物への銘板設置: プロジェクトで提供される資材や訓練校などに、支援者のお名前入りのステッカーやプレートが取り付けられます。

この募金を通じて、支援がどのように役立っているかを具体的に感じられるでしょう。それでは、各国の具体的なプロジェクトを見ていきましょう。

障がい者の社会参加と自立を促す支援

障がいのある人々が社会に積極的に参加し、自立した生活を送るための支援は、多くの国で喫緊の課題となっています。

カンボジア:障がい者の社会参加を叶える車いす提供(募集金額:100万円×1口)

カンボジアでは、先天性の障がいやポリオの後遺症により車いすを必要とする方が多くいます。しかし、経済的な理由から体に合った車いすを持つことが難しいのが現状です。このプロジェクトでは、車いす工房の運営を支え、70人の方に車いすを提供します。移動手段が確保されることで、通学や就労といった社会参加への道が拓かれます。寄付金は工房運営費や車いす製造費などに充てられます。

車椅子に乗った少年を含む多くの子供たちが教室で学んでいる様子

タジキスタン:障がいのある女性たちに縫製研修を(募集金額:120万円×2口)

タジキスタンでは、女性の社会進出が遅れており、特に障がいのある女性や障がい児を育てる女性は、差別や偏見により社会的に孤立しがちです。このプロジェクトでは、6人の女性に高度な縫製研修を実施し、シャツやブラウスなどの技術習得を支援します。これにより、就労機会を広げ、経済的自立と収入向上を目指します。寄付金は縫製研修運営費、道具・材料費、受講生の交通費などに使われます。

3人の女性がミシンの周りに集まり、裁縫作業に励んでいます

ラオス:誰もが使いやすい手漕ぎ三輪車を(募集金額:150万円×1口)

ラオスの地方部では、公共交通機関の整備が不十分で、障がいのある方の外出は困難を極めます。特に女性や学齢期の子どもたちは、移動手段の制限により学校や社会とのつながりが断たれてしまうこともあります。本プロジェクトでは、女性や子どもでも軽い力で動かせる改良型の手漕ぎ三輪車を開発・製造し、下肢に障がいのある41人に提供します。寄付金は三輪車の開発・製造費、運搬費などに充当されます。

屋外で多くのアジア系の子どもたちが笑顔で集まっています

ミャンマー:障がい者を支え続ける職業訓練(募集金額:500万円×2口)

ミャンマーでは障がい者を取り巻く環境が厳しく、AAR Japanは障がい者のための職業訓練校を運営しています。洋裁、理容美容、コンピューターの3コースを3学期制で年間約120人に提供。全寮制で技術習得だけでなくコミュニケーション能力も育み、2000年の開校以来2,000人以上が卒業し、就労率は90%近くを誇ります。経済不安の中で就労機会が減少する中、訓練校への期待は高まっており、障がいのある若者の未来を途切れさせないために運営を支え続けます。寄付金は3コース1学期分の運営費、訓練生用寮の運営費、卒業後のサポート(就労先紹介、補助具提供等)などに使われます。

理髪店で、杖を使用しながらも客の髪を丁寧にカットする理容師の姿

難民の生活再建と安心安全な環境づくり

紛争や災害から逃れてきた難民の方々が、尊厳を持って生活し、新しい人生を築くための支援も重要な国際協力の一環です。

トルコ:厳しい環境で暮らす難民に食料や衛生用品を(募集金額:150万円×1口)

トルコ最大の都市イスタンブールには、アフガニスタン、シリア、イランなどから逃れてきた多くの難民が暮らしています。言語の壁や公的サービスの不足により、日々の生活維持さえ困難な状況です。このプロジェクトでは、脆弱な立場にある200人に食料品やシャンプー、生理用品、洗剤といった衛生用品を配付し、安心して快適な生活を送れるよう支援します。寄付金は食料・衛生用品の購入費、配付にかかる運搬費などに充てられます。

JAPAN PLATFORMとAAR Japanのロゴが入ったベストを着た男性が、ヒジャブを着用した女性に白い箱を手渡しています

ザンビア:難民居住地の枯渇した井戸の改修(募集金額:300万円×1口)

メへバ難民居住地では、人口増加と降水量の減少により水不足が深刻化しています。水汲みを担う子どもたちは遠くまで歩かざるを得ず、授業を欠席することもあります。清潔な水が確保できないクリニックでは、治療にも支障が生じています。このプロジェクトでは、枯渇した約25基の井戸を改修し、安全な水を再び人々に届けます。寄付金は井戸の改修費用(掘削・建設等)、物資の運搬費などに使われます。

アフリカの屋外で、子供たちと大人が手動ポンプを使って水汲みをしている様子

バングラデシュ:犯罪・暴力から女性と子どもを守る(募集金額:500万円×1口)

世界最大規模とされるロヒンギャ難民キャンプでは、人口増加に伴い治安の悪化が深刻化しています。人身売買や家庭内暴力などの被害が後を絶たず、女性や子どもたちは危険と隣り合わせの生活を送っています。AAR Japanが2019年から運営する多目的施設では、性暴力被害者のケア、女性や子どもの権利に関する啓発セッション、メンタルヘルスケア、子ども向けワークショップなどを実施。女性と子どもが安心して暮らせる居場所を作り、自らの身を守る力を育みます。寄付金は多目的施設でのワークショップ、個別カウンセリングの運営費などに充当されます。

難民キャンプのような仮設住宅の前で、黄色いヒジャブを巻いた女性が幼い子供を抱き、もう一人の子供が隣に立つ家族のポートレート

あなたの支援が世界を変える「まるごとプロジェクト募金」

AAR Japanの「まるごとプロジェクト募金」は、国際社会が抱える根深い問題に対し、具体的な解決策を提示する重要な取り組みです。障がい者支援、難民支援、そして子どもたちの未来を守る活動は、どれも現地の人々の人生に直接的な変化をもたらすものです。

これらのプロジェクトは、単なる物資提供に留まらず、教育、職業訓練、衛生環境の改善、心のケアといった多角的なアプローチで、持続可能な社会づくりを目指しています。あなたの支援が、世界のどこかで困難に直面している人々の希望となり、より良い未来を築く力となるでしょう。

国際協力に関心がある方、具体的な支援を通じて社会貢献したいと考えている方は、ぜひ「まるごとプロジェクト募金」への協力を検討してみてください。

問い合わせ先

各国の社会課題やプロジェクトの詳細について、ご遠慮なくお問い合わせください。

特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan)
TEL : 0120-786-746(フリーダイヤル)
email : info@aarjapan.gr.jp

当キャンペーンサイトでは、より詳細な情報がご覧いただけます。


Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77