バリアフリーeスポーツ「ハチエフ」とは?誰もが主役になれる場所

「ハチエフ」は、岩手県八幡平市を舞台に開催される、参加者全員が楽しめる「バリアフリーeスポーツイベント」です。2023年に第1回が開催されて以来、毎年開催される恒例イベントとして定着しています。

障害の有無、年齢、ゲーム経験に関わらず、すべての参加者が「ひとりのプレイヤー」として同じステージに立つことを目指しており、年々その注目度を高めています。競技の場であると同時に、参加者同士が繋がり、自分らしい挑戦への一歩を踏み出せる機会を創出することを目指しています。

『ハチエフ26』開催概要と参加方法:障害福祉に関心のある方必見

『ハチエフ26』の詳細は以下の通りです。

  • 名称: ハチエフ26

  • 日程: 2026年7月11日(土)開場10:00/12日(日)開場10:00

  • 会場: 安比リゾートセンター プラザホール(岩手県八幡平市)

  • 主催: 株式会社ePARA

  • 開催協力: 八幡平市

  • 参加方法: 入場無料。大会エントリーはフォームより、観覧・対戦会のみの参加も登録が必要です。

  • 対象タイトル: ストリートファイター6 ©CAPCOM

  • 特設サイト: <https://8f.gg/>

大会を支えるクラウドファンディング:共生社会への投資

『ハチエフ26』の開催を支援するためのクラウドファンディングが、CAMPFIREにて2026年5月15日(金)より開始されています。支援者には、本大会を記念したオリジナルグッズなどのリターンが用意されています。eスポーツが持つ「障害の有無を超えて競い合える」可能性を、より多くの人々と共に広げていくための取り組みです。

協賛企業が支えるバリアフリーeスポーツ環境:最新技術とアクセシビリティ

本大会は、複数の企業の協賛によって成り立っています。各協賛企業は、プレイヤーが最高のパフォーマンスを発揮できる環境を提供し、バリアフリーeスポーツの発展に貢献しています。

株式会社サイコム

株式会社サイコム ロゴ

埼玉県八潮市に本社を置くBTOパソコンメーカーの株式会社サイコムは、運営・対戦環境を支えるゲーミングPCを提供しています。高い冷却性能、静音性、長時間稼働時の安定性を重視したPC環境は、障害の有無やプレイスタイルを問わず、誰もが平等に挑戦できる大会づくりを支えています。

株式会社サイコムの代表取締役である河野孝史氏は、「eスポーツは、年齢や身体的な特性、地域の違いを超えて、人と人がつながり、挑戦できる可能性を持つ分野です。サイコムはBTOパソコンメーカーとして、そうした挑戦を支える安定したPC環境を提供することも、大切な役割の一つだと考えています」とコメントしています。

その他の協賛企業

  • 株式会社JAPANNEXT
    株式会社JAPANNEXT ロゴ

  • 株式会社Yogibo
    株式会社Yogibo ロゴ

  • SteelSeries
    SteelSeries ロゴ

  • GRAPHT / MSY株式会社
    GRAPHT / MSY株式会社 ロゴ

『ハチエフ26』のイベントコンテンツ:ゲームとアクセシビリティの融合

会場では、eスポーツ競技だけでなく、多様な体験ができるエリアが用意されています。

バトルエリア:格闘ゲームで対戦交流

ストリートファイター6の対戦台が30台以上設置され、障害の有無を問わず誰もが対戦を楽しめます。サイコム提供のゲーミングPCが、快適なプレイ環境を保証します。

ePARAゲームアクセシビリティ体験エリア:障害当事者のゲーム体験を支援

バリアフリーとeスポーツをコンセプトにしたこのエリアでは、ストリートファイター6のサウンドアクセシビリティを用いた対戦台や、アクセシブルコントローラーなど、障害当事者のゲーム体験を補助するツールが用意されています。ICTを使った支援への理解を深め、東北での情報普及を進めることを目的としています。障害者の自立支援等に関する相談も可能です。

展示エリア&物販・飲食エリア

八幡平市の特設ブースや、岩手県の名産品、食事が楽しめる物販・飲食エリアも設置され、地域の魅力も満喫できます。

株式会社ePARAについて:バリアフリーeスポーツを牽引する企業

本イベントを主催する株式会社ePARAは、「バリアフリーeスポーツ事業」「就労支援事業」「共創事業」を展開し、誰もが活躍できる社会の実現を目指しています。

パートナー企業

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まとめ:eスポーツが拓く共生社会の未来

『ハチエフ26』は、単なるeスポーツ大会に留まらず、障害の有無に関わらず誰もが自分らしく輝ける共生社会の実現に向けた重要なイベントです。アクセシビリティに配慮した環境や体験エリアは、障害福祉に関心のある方々にとって、eスポーツが持つ無限の可能性を感じられる貴重な機会となるでしょう。ぜひ会場に足を運び、この熱い挑戦を応援し、共生社会の未来を共に築く一員となってみませんか。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77