お子さまの発達に関する悩みや療育サービスの利用をお考えの保護者の方に向けて、神戸市中央区に新しく開校する福祉施設の情報をお届けします。2026年10月1日(木)、神戸三宮エリアに「児童発達支援・放課後等デイサービス シルクドリバー神戸三宮校」が開校します。

「児童発達支援や放課後等デイサービスとはどのようなサービスなのか」「障害者手帳がなくても通えるのか」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。本記事では、障がい福祉サービスの基礎知識をはじめ、新施設の教育理念やサポート体制、神戸市における利用需要の推移、さらには受給者証に関するQ&Aまで解説します。

この記事で分かること

  • 神戸市中央区に新設される「児童発達支援・放課後等デイサービス シルクドリバー神戸三宮校」の施設概要と特徴
  • 「児童発達支援」と「放課後等デイサービス」の基本的な仕組みや専門用語の解説
  • 神戸市における障がい児福祉サービスの利用児童数の動向と背景
  • 障害者手帳がなくても利用できる「通所受給者証」の仕組みや、開校前内覧会の案内

「児童発達支援」と「放課後等デイサービス」とは?基礎知識と専門用語解説

障がい福祉分野において、お子さまの発達段階に応じた支援を行う代表的な通所サービスが「児童発達支援」と「放課後等デイサービス」です。ここでは、それぞれの役割や対象年齢、利用にあたって知っておきたい専門用語について整理します。

児童発達支援(主に未就学児が対象)

児童発達支援は、日常の基本的な動作の指導や知識技能の付与、集団生活への適応訓練などを提供する支援サービスとされています。日常生活における自立に向けた「からだづくり・こころづくり」の基礎を育むことが目的とされています。

放課後等デイサービス(就学児・小中高校生が対象)

放課後等デイサービスは、主に小学生から高校生(6歳~18歳)までの就学児童・生徒が、学校の授業終了後や長期休業期間中に通う施設です。自立した日常生活を営むために必要な訓練や、地域社会との交流促進などのサポートが行われます。

利用に必要な「通所受給者証」とは?

障がい福祉サービスを利用する際に必要となるのが、自治体から発行される「通所受給者証(受給者証)」です。

  • 障害者手帳との違い: 身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を所有していなくても、医師の診断書や専門家による判断のもとで療育の必要性が認められれば、行政より発行を受けることが可能とされています。
  • 給付の仕組み: 通所受給者証が交付されることで、行政からの給付を受けながらサービスを利用することができます。

神戸三宮に開校!「シルクドリバー神戸三宮校」の概要と施設特徴

2026年10月1日(木)、神戸市中央区に「児童発達支援・放課後等デイサービス シルクドリバー神戸三宮校」が開校します。

施設概要とアクセス

各線三ノ宮駅・神戸三宮駅から徒歩圏内というアクセスの良い立地に開設されます。

項目詳細内容
施設名児童発達支援・放課後等デイサービス シルクドリバー神戸三宮校
開校予定日2026年10月1日(木)
対象年齢3歳~18歳
利用定員10名
開所・営業時間10:30~17:30
休校日日曜・祝日・年末年始
所在地神戸市中央区八幡通4丁目2-12 フラワーロード第3ビルB1F
アクセスJR「三ノ宮駅」、阪急・阪神「神戸三宮駅」より徒歩約5分<br>地下鉄海岸線「三宮・花時計前駅」より徒歩約2~3分<br>市役所・東遊園地前バス停より徒歩約1分
送迎対応あり(対応エリアはお問い合わせが必要とされています)

保育実績と美容事業の感性を生かした支援理念

本施設の立ち上げは、開設10年目を迎える「シルクドリバー保育園」の保護者から寄せられた声がきっかけとなったと発表されています。

  • 支援理念: 「私が、わたしで生まれてきてよかった。そして、夢を持つこと。」を掲げ、お子さまが「自分らしく輝く」ためのサポートを目指しています。
  • 独自の視点: 美容関連事業で培われた「一人ひとりの魅力を引き出し輝かせる」視点と、長年の保育経験を組み合わせることで、心身の成長を促す取り組みが行われます。
  • 合言葉: 「できる!キラリ」をテーマに、小さな成功体験や「できた!」という瞬間を大切にする姿勢が示されています。

現場責任者と運営会社の背景

運営会社であるシルクドリバー株式会社(代表取締役:大堀絵里)は、福祉事業への参入を通じて地域貢献を図る方針を示しています。現場責任者を務める谷口千世氏は、満員状態が続く「神戸三宮シルクドリバー保育園」の園長歴を含め、保育に20年携わってきた経歴を持つとされています。


神戸市における児童発達支援・放課後等デイサービスの需要と背景

近年、地域社会における発達支援サービスへの需要は拡大傾向にあります。

神戸市における利用児童数の推移データ

「第7期神戸市障がい福祉計画・第3期神戸市障がい児福祉計画」の統計によると、神戸市内の利用児童数は以下のように推移・予測されています。

  • 児童発達支援(未就学児): 令和3年度実績の1,588人から、令和8年度には2,455人へと増加が見込まれています。
  • 放課後等デイサービス(就学児): 令和3年度実績の3,502人から、令和8年度には5,908人へと増加が見込まれています。

このような需要の増加に対応するため、シルクドリバー神戸三宮校では行政機関、近隣の相談支援事業所、地域の教育・福祉リソースと連携した支援体制の構築が掲げられています。


Q&A

保護者の方から寄せられる代表的な疑問点について、公表情報に基づき回答をまとめています。

Q1. 障害者手帳を所有していなくても利用できますか?

A. 利用可能です。身体障害者手帳や療育手帳をお持ちでない場合でも、医師の診断書や専門家の意見などに基づき療育の必要性が認められ、神戸市から「通所受給者証」の交付を受けることで利用できる仕組みとなっています。

Q2. 対象となる年齢の範囲は何歳から何歳までですか?

A. 3歳から18歳までのお子さまが対象とされています。未就学のお子さま向け「児童発達支援」から、小中高校生向け「放課後等デイサービス」まで一貫した支援が提供されます。

Q3. 開校前の施設見学や内覧会は行われますか?

A. 開校に先立ち、2026年9月25日(金)・26日(土)の10:00~17:00(12:00~13:00休憩)に施設内覧会が実施予定となっています。個別のご相談や見学についても随時対応が行われています。


施設内覧会・問い合わせ情報

開校前に施設内の様子や支援内容を確認できる機会が設けられています。

内覧会および体験イベントの概要

  • 開催日時: 2026年9月25日(金)・9月26日(土) 10:00~17:00
  • 内容: 施設内の見学、取り組み内容の確認、体験イベントの実施
  • 申込方法: 公式ホームページより事前に申し込みを受け付けています。

お問い合わせ先


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Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
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