新潟市に新たな障がい者グループホーム「ソーシャルインクルーホーム新潟巻」が開設

2026年7月1日、新潟県新潟市西蒲区に、重度の障がいがある方の自立した暮らしをサポートする日中サービス支援型グループホーム「ソーシャルインクルーホーム新潟巻」がオープンしました。この施設は、安心できる住まいと24時間体制の支援を提供し、地域における障がい者の住まいの選択肢を広げるものです。新潟市内では5施設目の「ソーシャルインクルーホーム」となります。

ソーシャルインクルーホーム新潟巻の外観

日中サービス支援型グループホームとは?「ソーシャルインクルーホーム新潟巻」の特長

「ソーシャルインクルーホーム新潟巻」は、特に重度の障がいがある方や高齢の障がいがある方など、日中に継続的な支援を必要とする方を対象とした「日中サービス支援型」のグループホームです。

24時間365日体制の手厚いサポート

日中サービス支援型グループホームは、障がい者の重度化・高齢化に対応するため2018年に創設されたサービスで、24時間365日体制で日常生活のサポートが受けられるのが大きな特徴です。

「ソーシャルインクルーホーム新潟巻」では、入浴や排せつなどの日常生活支援はもちろん、栄養バランスを考慮した食事の提供(ミキサー食やおかゆにも対応)、健康管理、服薬管理、病院受診や買い物への同行など、多岐にわたる支援が提供されます。日中には余暇活動も用意され、金銭管理のサポートも行われるため、利用者一人ひとりの自立した日常生活をきめ細やかに支えます。

個別支援計画で最適なサポートを実現

専門資格を持つスタッフが、利用者の障がい状況や必要な介助内容を事前にヒアリングし、個別の希望や状態に応じた支援計画を作成します。入居後も、日々の生活や状況を継続的に観察・記録することで、状態の変化に迅速に対応できる体制が整えられています。また、支援計画の見直しは法令で定められたサイクルよりも短い期間で行われるため、利用者の変化に柔軟に対応し、常に最適な支援が提供されるよう努めています。

安心・安全な住環境と運営体制

施設はグループホーム開設のために新築されており、バリアフリー設計が採用されています。バリアフリートイレ、入浴リフト、玄関スロープ、エレベーターなどが設置されているため、車いすを利用する方も安心して生活できます。さらに、防犯カメラやスプリンクラーといった防犯・防災設備も完備されており、安全な住環境が提供されます。

ソーシャルインクルーホーム新潟巻の共同スペース

運営体制においては、夜間スタッフ配置を1ユニット(※3)あたり2名を基準とするなど、法令で求められる以上の支援体制を方針としています。(※4)これにより、昼夜を問わず支援が必要な利用者が、より安心して生活できる環境を目指しています。

短期入居施設も併設

「ソーシャルインクルーホーム新潟巻」には、短期入居施設(※2)が併設されています。これは、地域で生活する障がいのある方が、ご家族の外出時や休息が必要な時、緊急時などに一時的に宿泊できる施設です。これにより、地域全体の障がい福祉サービスの選択肢が拡充されます。

▶「ソーシャルインクルーホーム新潟巻」 の詳細はこちらから: https://www.socialinclu.co.jp/homes/%e3%82%bd%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%ab%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%af%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%a0%e6%96%b0%e6%bd%9f%e5%b7%bb

障がい者グループホームの役割と社会課題解決への貢献

障がい者グループホームは、障がいのある方が地域で安心して暮らすための重要な福祉インフラです。日常生活に支援が必要な方や一人暮らしが困難な方、ご家族と同居していても「親なきあと」への不安を抱える方にとって、住まいの選択肢は依然として限られているのが現状です。

グループホームは、このような住まいに関する課題や不安を抱える障がいのある方々の、地域での暮らしを支える生活の基盤となる施設です。必要な支援を受けながら自立した生活を実現し、住み慣れた地域で暮らし続けられる仕組みとして、社会において重要な役割を担っています。

運営会社であるソーシャルインクルー株式会社は、「住まいで困っている障がい者が『0』の社会を創る」という理念のもと、障がい者総合支援法に基づくグループホーム「ソーシャルインクルーホーム」を全国に展開しています。2026年6月末時点で345事業所を展開しており、重度障がい者の住まい不足という社会課題の解決に取り組んでいます。

全国展開で培われた「ソーシャルインクルー品質」の支援

ソーシャルインクルー株式会社は、全国各地での施設運営で培われたノウハウを体系的に集約・分析し、マニュアルや教育プログラムに活用しています。これにより、どの地域でも安定した高品質な支援を提供できる体制を推進しており、地域差のない「ソーシャルインクルー品質」の支援実現を目指しています。

同社は今後も、地域社会との連携を深めながら、誰もが安心して自分らしく暮らせる社会の実現に向けて、全国規模の展開と地域に根差した支援の両立を図っていくとのことです。

ソーシャルインクルー株式会社について

ソーシャルインクルー株式会社は、2017年4月に設立され、同年7月には神奈川県相模原市に最初の障がい者グループホームを開設しました。「住まいに困る障がい者が『0』の社会を創る」を理念に掲げ、障がい者総合支援法に基づく障がい福祉サービス、障がい者グループホーム事業を全国で展開しています。どの地域でも変わらない支援体制を整え、地域に根差した施設運営で、障がいのある方の暮らしと自立を支えていくことを目指しています。

  • 会社名:ソーシャルインクルー株式会社

  • 代表者:代表取締役社長 松下 展千

  • 所在地:東京都品川区南大井6-25-3 いちご大森ビル2F

  • 事業:障がい者総合支援法における障がい福祉サービス、障がい者グループホーム事業

  • 設立:2017年4月

  • コーポレートサイト:https://www.socialinclu.co.jp/


用語解説

  • 日中サービス支援型グループホーム(※1):障がいのある方が共同生活を送る「共同生活援助(グループホーム)」の一種で、重度の障がいがある方や高齢で障がいがある方など、日中に継続的な支援を必要とする方が、24時間365日体制で日常生活のサポートを受けながら暮らせる施設です。

  • 共同生活援助(グループホーム):障害者総合支援法に規定される障がい福祉サービスの一つで、障がいのある方が地域の中で共同生活を営む住まいです。介護サービス包括型、日中サービス支援型、外部サービス利用型、サテライト型の4種類があります。

  • 短期入居施設(※2):日中サービス支援型の施設に併設が義務付けられている施設で、地域で生活する障がいのある方の緊急一時的な支援(一時的な宿泊など)を行うために利用されます。

  • ユニット(※3):グループホームにおいて、利用者が生活するために必要な設備(居室、食堂・居間、台所、風呂、トイレ、洗面所など)を備えた生活単位のこと。1ユニットは2人以上10人以下と定められています。

  • (※4)共同生活援助では、利用者数や障害支援区分により従業者(利用者を支援する職員)の人数や配置基準が定められており、夜間および深夜の時間帯は、1人以上の配置が義務付けられています。ソーシャルインクルーホームでは、夜間および深夜は2名体制を基本としていますが、人材採用状況によっては1人となる場合もあります。

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Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77