障害者支援機器開発を加速する「ニーズ・シーズマッチング交流会」とは?

「ニーズ・シーズマッチング交流会」は、障害のある当事者と支援機器の開発者が直接意見交換を行うことで、当事者の具体的な要望や課題を反映した支援機器の開発を促進するイベントです。試作段階の機器や、今後改良が予定されている機器に実際に触れ、開発者と直接対話できる貴重な機会が提供されます。

この交流会は、障害のある方やその支援者だけでなく、障害者自立支援機器に関心がある方であれば、どなたでも参加可能です。

多様な出展企業と幅広い支援機器の分野

今回の交流会には、支援機器開発メーカー、大学や研究機関、ベンチャー・スタートアップ企業、地域の中小企業など、多様な背景を持つ131社が参加します。それぞれの専門性や視点から生まれた革新的な支援機器が一堂に会する場となります。

出展される支援機器は、以下の障害種別に対応しています。

  • 身体障害

  • 視覚障害(盲ろうを含む)

  • 聴覚障害

  • 高次脳機能障害(失語症等)

  • 知的障害

  • 精神障害(発達障害を含む)

  • 見守り支援

  • 自助具

  • その他

これらの機器は、日常生活、就労、コミュニケーション、移動支援、意思伝達など、幅広いニーズに応えるものとなっています。

出展予定機器や企業の一覧は、以下のリンクから確認できます。

誰もが参加できる交流の場と過去の成功事例

本交流会は、障害のある方やそのご家族、医療・福祉関係者、教育・行政・企業の関係者など、多様な方々の来場が想定されています。「支援機器に関心はあるものの、なかなか情報が得られない」「実際に使って試してみたい」といった声に応える、実体験の場として活用できます。

前回の東京開催(2025年度)では、約1,000名の参加者が集まり、会場とWebを通じて活発な意見交換が行われました。参加者からは「開発者と普段できない交流ができた」「今まで考えたことのなかったものを知ることができた」といった肯定的な声が多数寄せられています。

講演や関連企画も充実!「ニーズ・シーズマッチング交流会2026」開催概要

会場では、パネルディスカッションやシンポジウムなど、実践的かつ社会的意義の高い企画も準備が進められています。詳細については、公式サイトや今後のプレスリリースで随時案内される予定です。

Web開催

  • 開催日時: 令和8年10月1日(木)~令和9年1月31日(日)

  • サイト: テクノエイド協会HP内「Web交流プラットフォーム」

  • 実施内容: Webセミナーの公開、問い合わせフォームによる出展者との交流

東京会場

  • 開催日時: 令和8年12月17日(木) 10:00~17:00、18日(金) 10:00~16:00

  • 会場: 東京都立産業貿易センター台東館(5・6階展示室)

    • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-6-5
  • アクセス:

    • 東京メトロ 銀座線「浅草」駅から徒歩5分

    • 都営浅草線「浅草」駅から徒歩5分

    • 東武スカイツリーライン「浅草」駅から徒歩5分

    • つくばエクスプレス「浅草」駅から徒歩9分

    • 都営バス「二天門」下車すぐ前

    • 東京水辺ライン(水上バス)「浅草(二天門)」発着場から500m 徒歩6分

  • 実施内容: 機器展示・試用体験や出展者との意見交換、講演等の実施

会場には手話通訳、要約筆記(手書きノートテイク)、失語症意思疎通支援者が常駐しており、誰もが安心して参加できるような配慮がされています。

イベントの詳細については、以下の公式サイトをご覧ください。

SNSを活用した情報発信

公益財団法人テクノエイド協会では、X(旧Twitter)を通じて、本交流会に出展予定の機器に関する情報を発信しています。興味のある方は、ぜひ登録して最新情報をチェックしてください。

今後、公式Xでは出展企業が1社ずつ紹介される予定です。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77