「やまふくプラス」とは?共生社会を目指す山梨県の新たな挑戦

「やまふくプラス」は、これまでの福祉施策を再編・統合し、「山梨の福祉に新たな価値を加える」ことを目指した山梨県の取り組みです。

このプロジェクトのコンセプトは、以下の3つの要素で構成されています。

1. やまふく+パートナー:持続的な関係性モデルの構築

「やまふく+パートナー」では、支援から共創へと進化する持続的な関係性モデルの構築を目指しています。福祉施設、企業、自治体などがネットワークとして連携し、障害のある方が社会に参加し、活躍できる場を広げていくことを目的としています。

2. やまふく+デザイン:福祉的イメージの刷新

「やまふく+デザイン」では、従来の福祉に対するイメージを刷新し、魅力的な商品やパッケージの創出を通じて、福祉の新たな価値を社会に提示します。

3. やまふく+ストーリー:共感の入り口を創出

「やまふく+ストーリー」は、人や仕事の背景を社会に発信し、共感の入り口を創出することを重視しています。商品や施設の紹介を、感情に訴えかけるストーリーテリングで再構成することで、より多くの人々が福祉に関心を持つきっかけを作ることを目指します。

これらの要素を通じて、「共生社会」(障害のある人もない人も、互いに尊重し支え合いながら共に生きる社会)の実現に向けた具体的な動きが推進されています。

「やまふくプラス」ロゴマーク公募の概要

今回の公募は、「やまふくプラス」の理念や方向性を的確に表現し、親しみやすいデザインを通じて県全体の取り組みの認知度向上を図ることを目的としています。

応募期間と応募資格

  • 募集内容: 「やまふくプラス」ロゴマーク

  • 募集期間: 令和8年6月22日(月)から令和8年7月21日(火)17時まで

  • 応募資格: 日本国内在住者(未成年者の場合は保護者の同意が必要です)

応募方法と賞品

応募は専用フォームから行います。

賞品は以下の通りです。

  • 最優秀賞(1点): 副賞5万円(高校生以下は図書カード)

  • 優秀賞(2点): 副賞1万円(高校生以下は図書カード)

結果は受賞者へ直接通知されるほか、令和8年9月中旬頃に山梨県ホームページ等で発表される予定です。

ロゴマークに込められた期待と今後の展望

公募されるロゴマークは、「やまふくプラス」に関するさまざまな事業に統一感と親しみやすさをもたらす象徴として活用され、事業の認知度向上に貢献することが期待されています。

山梨県では、ポータルサイトの構築、ストーリー発信、商品開発支援、さらには「農福連携」(農業と福祉が連携し、障害のある方の就労機会を創出する取り組み)イベントなど、多岐にわたる取り組みを通じて、障害のある方の魅力や可能性を社会に広げています。

このロゴマーク公募を通じて、より多くの県民や関係者が「やまふくプラス」の取り組みに関わるきっかけを創出し、共生社会の実現に向けた機運がさらに高まることが期待されます。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77