学研ホールディングスのグループ会社、株式会社 Gakkenから2023年9月21日(木)に新刊『1万人の脳画像を見てきた脳内科医が教える 発達凸凹子どもの見ている世界』を発売されます。30年以上発達凸凹の子どもたちを診てきた小児科医・Dr.加藤が脳の秘密を大公開。弱みを改善し、強みをさらに伸ばすコツを伝授します。

30年以上発達凸凹の子どもたちを診てきたDr.加藤が、脳から見た弱みを改善し、強みをさらに伸ばすコツを伝授

「いつも部屋が片付かず、グチャグチャ……」
「また忘れ物をしたの?」
「なぜいつも場を凍らせるのかしら?」
発達に凸凹のあるお子さんをお持ちの方は、毎日こんなことを考えているのではないでしょうか。
でも、大丈夫! これらの困りごとは、見方を変えればすべて「強み」になるのです。

本書では、1万人の脳画像を見て、30年以上発達凸凹の子を含む子どもたちを診てきたDr.加藤が、あなたのお子さんの弱みを改善し、強みをさらに伸ばすコツを教えます。

『透明なゆりかご』の著者であり、ADHDとASDを持つ漫画家の沖田×華さんも「誰に怒られても答えを見つけられなかった私が、子どものとき一番ほしかった教科書です」と絶賛!

発達凸凹のお子さんをお持ちの方はもちろん、育児にお悩みを持つ方に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

主な内容

はじめに 発達凸凹の子どもには、オンリーワンのすばらしい「脳個性」がある

第1章 「強み」から見る発達障害の新常識
 新常識講義1:発達障害に対して、新しい見方をしよう 
 新常識講義2:子どもは「できること」を最大限にしているだけ
 新常識講義3:「脳の強み」から困りごとを見ることができたら幸せになれる
 新常識講義4:発達の凸凹は、「脳番地」から診断できる
 新常識講義5:家族で「強み・弱みの脳番地診断」をやってみよう ……ほか

第2章 家族の協力的な環境が「強み」を伸ばす
 強くなる脳ハウ1:発達障害を疑ったら、「できること」をさがす
 強くなる脳ハウ2:過保護くらいがちょうどいい 
 強くなる脳ハウ3:先に9の強み、あとで1の弱みを伝える「9対1の法則」
 強くなる脳ハウ4:肥満を避けて、健康的な食事と規則正しい生活を
 強くなる脳ハウ5:10時間睡眠で発達障害の症状は劇的に改善する ……ほか

第3章 発達凸凹子どもには41の「すごい脳個性」がある
 すごい脳個性!1:フレンドリー/物に頓着しない。おおらかでポジティブな性格
 すごい脳個性!2:スイッチオン/あふれ出るアイデアを口に出して説明できる!
 すごい脳個性!3:オリジナルン/オリジナリティのある発想なら、誰にも負けない!
 すごい脳個性!4:ドップリン/感受性豊か。お話が大好き。メルヘンの世界に入りやすい
 すごい脳個性!5:ギリギリパワー/機が熟するまでは温存! 追い込まれたらすごい力を発揮する ……ほか

▲発達凸凹のある子どもは苦手や弱みばかりがフォーカスされがちですが、脳から見ると、少し違った見方ができます。第1章では、脳の構造や成長について解説し、最新の発達障害に対する考え方をお伝えします▲発達凸凹のある子どもは苦手や弱みばかりがフォーカスされがちですが、脳から見ると、少し違った見方ができます。第1章では、脳の構造や成長について解説し、最新の発達障害に対する考え方をお伝えします

▲発達凸凹のある子どもの強みを伸ばし、苦手をサポートするには、家族や学校など、子どもを取り巻く環境で支えていくことが不可欠。第2章ではそのコツをお伝えします▲発達凸凹のある子どもの強みを伸ばし、苦手をサポートするには、家族や学校など、子どもを取り巻く環境で支えていくことが不可欠。第2章ではそのコツをお伝えします

▲凸凹のある子は、平均的な子どもよりも脳の「強み」と「弱み」が出やすいもの。第3章では、それぞれの脳個性を、脳を動かす友だち「妖精(ブレインチルドレン)」として紹介。強みの生かし方と弱みへの対策方法を解説します▲凸凹のある子は、平均的な子どもよりも脳の「強み」と「弱み」が出やすいもの。第3章では、それぞれの脳個性を、脳を動かす友だち「妖精(ブレインチルドレン)」として紹介。強みの生かし方と弱みへの対策方法を解説します

著者プロフィール

加藤俊徳(かとう・としのり)
脳内科医(ADHD専門外来)、小児科専門医、医学博士。
加藤プラチナクリニック院長。株式会社脳の学校代表。
昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家。脳番地トレーニング、助詞強調音読法の提唱者。14歳のときに「脳を鍛える方法」を求めて医学部への進学を決意。1991年に、現在、世界700カ所以上の施設で使われる脳活動計測fNIRS(エフニルス)法を発見。1995年から2001年まで米ミネソタ大学放射線科でアルツハイマー病やMRI脳画像の研究に従事。ADHD、コミュニケーション障害など発達障害と関係する「海馬回旋遅滞症」を発見。独自開発した加藤式MRI脳画像診断法を用いて、小児から超高齢者まで1万人以上を診断・治療。特に小児は発達凸凹の子どもを含め、30年以上も診察してきた。脳の成長段階、強み弱みの脳番地を診断し、薬だけに頼らない脳番地トレーニング処方を行う。著書に、『発達障害の子どもを伸ばす 脳番地トレーニング』(秀和システム)、『ADHDコンプレックスのための“脳番地トレーニング”』(大和出版)、『頭がよくなる! 寝るまえ1分おんどく366日』(西東社)など多数。

・加藤プラチナクリニック公式サイト:https://www.nobanchi.com/
・脳の学校公式サイト:https://www.nonogakko.com/

[商品概要]

『1万人の脳画像を見てきた脳内科医が教える 発達凸凹子どもの見ている世界』
著者:加藤俊徳
定価:1,760円(税込)
発売日:2023年9月21日(木)
判型:A5判/256ページ
電子版:あり
ISBN:9784054069206
発行所:株式会社 Gakken
学研出版サイト:https://hon.gakken.jp/book/1340692000

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Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77