Last Updated on 2020年11月20日 by 菅間 大樹

チャレンジドの過去に思いを馳せ、現在を見つめ、未来に希望を託す傑作ドキュメンタリー

知的障がいのある日本人の少年2人がアメリカの家庭にホームステイしたさまをユニークな視点で描いた映画『able/ エイブル』(’01)の小栗謙一監督の最新作が登場!

製作期間4年、総移動距離12万キロ。日本国内を始めフランス、ドイツ、スウェーデンと世界各地でパワフルに活動し社会参加を成し遂げているチャレンジドたちの日常を心優しく映像にすくいとった本作は、見るものを勇気づけ、真のインクルージョン(包み込む共生社会)とは何かを考えさせてくれるヒューマン・ドキュメンタリーの傑作です。

本作最大の見所は、2012年公開の『幸せの太鼓を響かせて〜INCLUSIONインクルージョン〜』で彼らを撮影した後も8年間に渡り監督が成長を見守ってきた長崎の和太鼓演奏集団 瑞宝ずいほう太鼓の魂を揺さ振るパフォーマンス。
輝く笑顔にあふれるチャレンジドの姿をとらえた映像は、見るものを勇気づけ、真のインクルージョン(包み込む共生社会)とは何かを教えてくれます。
公開は8月下旬より
http://dsystem.jp/challenged/
http://dsystem.jp/#

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77