Last Updated on 2019年11月2日 by 菅間 大樹

佐賀県基山町にある酒造会社「基山商店」は、障がい者がラベルデザインを手掛けた純米酒「ツルダマ」「ホシゾラ」の発売をはじめました。
デザインを手掛けたのは、障害者の芸術集団として知られる障害福祉サービス事業所「PICFA(ピクファ)」(同町宮浦)の通所者。

基山商店専務で杜氏の小森賢一郎専務とピクファ施設長の原田啓之さんが味やラベル、瓶の色について意見を出し合い、今年2月から本格的に酒造りに取りかかり完成しました。

「ツルダマ」は、ほのかな酸味と果実のような香り、「ホシゾラ」は、コメ本来の落ち着いた香りに加え、メロンのような甘みが口に広がるのが特徴で、それぞれのラベルは「PICFA」の通所者がデザインを手掛けています。

2種類とも原料米には山田錦を使用。
1本720ミリリットルで、2200円(税別)。1100本ずつの限定販売となっています。
問い合わせは基山商店:0942-92-2300

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菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77