3Dプリント自助具デザインコンテスト2026とは?日常を変える革新的な取り組み
「現場の知恵を、誰もが手に取れる道具に」をスローガンに掲げる「3Dプリント自助具デザインコンテスト2026」は、障害者や高齢者、子どもの生活を豊かにするための自助具デザインを広く公募するイベントです。
このコンテストは、地域の課題解決や共創によるソーシャルイノベーションを支援するエイチタス株式会社と、特定非営利活動法人ICTリハビリテーション研究会が連携して開催します。集まったデザインは、デジタルデータとして世界中で共有され、多くの人々の「できる」を広げることを目指しています。
本コンテストの開催資金を募るため、2026年4月15日よりクラウドファンディングサービス「READYFOR」にて支援の受付が開始されました。目標金額50万円を期間内に達成した場合のみ支援金を受け取れる「All-or-Nothing(目標達成型)」方式での挑戦となります。
既製品の壁を越える!3Dプリンターが拓く個別支援の可能性
身体の状況が一人ひとり異なるように、必要な道具の形もそれぞれ違います。しかし、従来のオーダーメイド自助具は高価で製作に時間がかかるため、多くの人が自分に合った道具を手に入れることを諦めてきました。
ICTリハビリテーション研究会は、この課題に対し、3Dプリンターを活用することで、わずか100円程度の材料費でその人にぴったりの道具を具現化する活動を続けています。この活動は、TBS「news23」での特集や、科学技術振興機構(JST)主催「STI for SDGs」アワード理事長賞受賞など、その社会的な意義と技術力において高い評価を受けています。
- 参考事例:
- 右手だけでモンハン!?バイク事故で左腕が不自由に…独学で「3Dプリント自助具」を自作し不便を解消 専門コンテストに応募した結果は(TBS「news23」より)
- 自助具3DプラットフォームCOCRE HUBによる持続可能社会の共創(「STI for SDGs」アワードより): https://www.jst.go.jp/ristex/sdgs-award/result/2024/result202402.html
世界へ広がる「COCRE HUB」:現場の知恵を共有するデジタル図書館
本コンテストで集まる応募作品は、単に公開されるだけでなく、医療・技術の専門家による安全性・耐久性の厳格な審査を経て、ICTリハビリテーション研究会が運営するデジタル図書館「COCRE HUB(コクリハブ)」に登録されます。
COCRE HUBは、世界中の自助具データを共有し、誰もが自分に合った道具を安価に手に入れられるプラットフォームです。現在300種類以上の実用的なデータが公開されており、JICAやアジア開発銀行(ADB)を通じたブータンやネパールでの国際支援の場でも活用されています。本コンテストを通じて、このデータの蔵書を1,000種類へ増やし、世界中の誰もが「安全に・安価に」道具を印刷できる社会インフラの構築を目指しています。
- COCRE HUB: https://cocrehub.com/
ICTリハビリテーション研究会は、JICA短期専門家としてのブータン派遣や、フランスの団体との国際共同イベント「FABRIKARIUM TOKYO」の開催など、国境を越えた技術支援を積極的に展開しています。本コンテストで集まる日本の現場の知恵は、データを通じて世界の福祉をアップデートする力となるでしょう。
クラウドファンディングで「できる」を応援!支援方法とリターン詳細
「3Dプリント自助具デザインコンテスト2026」の開催を支援するためのクラウドファンディングは、以下の概要で実施されています。
- タイトル: 「3Dプリント自助具デザインコンテスト2026」を開催したい!
- ページURL: https://readyfor.jp/projects/3d-jijogu-contest-2026
- 目標金額: 500,000円
- 公開期間: 2026年4月15日(水)11:00 〜 2026年6月12日(金)23:00(58日間)
- 形式: All-or-Nothing形式(目標金額に達成した場合のみ、実行に必要な支援金を受け取れます)
- 資金の使途: コンテスト運営費、応募データの安全性検証・整備費、COCRE HUB維持費
主なリターン(お返し)内容
支援金額に応じて、以下のようなリターンが用意されています。
- 5,000円: 活動報告書(PDF)
- 10,000円: 3Dプリント自助具 事例集(最新版・冊子)
- 50,000円: 3Dプリント自助具の現物サンプル(1点)
- 100,000円: 審査会特別傍聴権(都内会場またはオンライン)+ クレジット掲載
これらのリターンを通じて、活動の成果を実感し、さらなる支援へと繋がることを期待できます。
エイチタス株式会社と特定非営利活動法人ICTリハビリテーション研究会:共創で未来を創造
エイチタス株式会社について
「共創から生み出すソーシャルイノベーション」をテーマに、地域活性化、新事業開発、組織変革などを支援しています。アイデアソンやハッカソンの運営、社会起業家の育成など、多様なステークホルダーを巻き込んだプロジェクトを多数手掛けています。
- URL: https://htus.jp/
特定非営利活動法人ICTリハビリテーション研究会について
作業療法士、エンジニア、教育関係者が中心となり、テクノロジーで「自分らしく生きる」可能性を広げる団体です。品川区の「ファブラボ品川」を拠点に、国内外でインクルーシブなものづくり文化の創出を目指しています。
まとめ:3Dプリント自助具が描く、誰もが「できる」社会の未来
「3Dプリント自助具デザインコンテスト2026」は、単なるデザインコンテストに留まらず、現場の知恵をデジタルデータとして共有し、世界中の人々の生活を豊かにする壮大なプロジェクトです。この取り組みは、既製品では解決できなかった個別の困りごとに対し、安価でパーソナルな解決策を提供するだけでなく、国際的な共創の輪を広げる可能性を秘めています。
クラウドファンディングを通じて、この革新的なプロジェクトを支援することは、誰もが自分らしく生きられるインクルーシブな社会の実現に貢献することに繋がります。ぜひ、この機会に「3Dプリント自助具デザインコンテスト2026」のクラウドファンディングページをご覧いただき、支援を検討してみてはいかがでしょうか。
- クラウドファンディングページはこちら: https://readyfor.jp/projects/3d-jijogu-contest-2026
障害や高齢により日常生活で困難を抱える方々の「できない」を「できる」に変える3Dプリント自助具。その革新的なデザインを募る「3Dプリント自助具デザインコンテスト2026」が開催されます。クラウドファンディングで支援を募るこの取り組みは、日本の知恵を世界へ届け、誰もが自分らしい生活を送れる社会の実現を目指します。

