ダウン症・知的障害者の「暮らし」を支える助成金:日本フィランソロピック財団が公募開始
「ダウン症住居と就労環境整備基金」は、ダウン症を含む知的障害のある方々が、地域社会の中でより豊かに生活し、働くための環境づくりを後押しします。
この基金は、知的障害のある方々の寿命が延び、人生を豊かに過ごせるようになった現代において、安心して暮らせる住まいや、生きがいを感じられる就労の場がいかに重要であるかを認識し、その整備を支援するために設立されました。
助成対象となる施設と団体:近畿2府4県で活動する非営利法人へ
知的障害者向けグループホームや就労支援施設が対象
本基金の助成対象となる施設は以下の通りです。これらの施設は、知的障害のある方々が地域で自立した生活を送る上で不可欠な役割を担っています。
-
知的障害者向けグループホーム:正式名称は共同生活援助事業所。障害のある方が地域で共同生活を営む住居で、生活支援を受けながら暮らします。
-
生活介護事業所:日中活動の場を提供し、身体介護や生活支援、創作活動、生産活動の機会提供などを行います。
-
就労継続支援A型作業所:障害のある方が雇用契約を結び、最低賃金が保障された環境で働くことができる事業所です。
-
就労継続支援B型作業所:雇用契約を結ばずに、個人のペースに合わせて働くことができる事業所です。作業に応じた工賃が支払われます。
近畿地方の非営利法人が応募可能
助成対象となる団体は、以下の2つの条件を満たす法人です。
-
近畿2府4県(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)で上記の対象施設を運営している法人。
-
社団法人・財団法人(一般および公益)、社会福祉法人、特定非営利活動法人(NPO法人)などの非営利法人。
施設の新築・増改築、設備購入に最大300万円の助成
本基金では、助成対象施設の「新築・増改築」および「設備・備品購入」にかかる費用を支援します。
-
助成総額:1,500万円(予定)
-
1件あたりの助成金額:50万円から300万円
-
採択件数:最大15件
-
助成期間:2027年1月1日~2027年12月31日
これらの助成を通じて、より安全で快適な住居環境や、働きやすい就労環境の整備が期待されます。
応募スケジュールと手続き:電子申請システム「Graain」を利用
公募締切は2026年10月25日
助成金の応募スケジュールは以下の通りです。
-
公募開始:2026年9月8日(火)
-
公募締切:2026年10月25日(日)
-
結果通知:2026年12月下旬(予定)
-
助成金支払:2027年1月中旬(予定)
応募は「Graain」からオンラインで
応募方法は、電子申請システム「Graain」を通じて行います。団体情報の入力と応募書類の提出が必要です。郵送やメール添付での提出は受け付けられません。
募集要項のダウンロードはこちら
詳細な募集要項は、以下のリンクからダウンロードできます。
お問い合わせは、公益財団法人日本フィランソロピック財団の代表メールアドレス(info(at)np-foundation.or.jp ※(at)は@に変更してください)までご連絡ください。
公益財団法人日本フィランソロピック財団とは

公益財団法人日本フィランソロピック財団は、2020年に設立されました。社会貢献事業への資金提供を目的として、寄附を募り、それを基金として管理運営し、助成や奨学金・顕彰事業などを行っています。寄附者一人ひとりの「おもい」を「意義ある寄附」として大きく育み、未来への投資としてより豊かな社会の創造を目指しています。
この基金が、ダウン症や知的障害のある方々、そしてそのご家族が、より安心して地域社会で生活し、自分らしく輝ける未来を築く一助となることが期待されます。

