この記事で分かること
- 「第2回 GC CONTEST」の開催概要と大会テーマ「明日へ!」の背景
- 応募資格・ジャンル・演奏動画の提出基準とエントリー方法
- 一次審査(動画審査)から本選(2027年3月20日)までのスケジュール
- 過去の歴史(ゴールドコンサート)からの継承と今後の活動機会
- 応募時に知っておくべき注意点(交通費・手帳の提示など)
障がいのあるアーティストが表現を広げる音楽コンテスト
音楽活動を行う中で、「自身の音楽をより多くの人に届けたい」「日頃の練習の成果を発揮する舞台を探している」と考えている障がいのあるアーティストやそのご家族・支援者は少なくありません。
一般社団法人GC音楽文化機構が主催する「第2回 GC CONTEST」は、障がいのあるミュージシャンが個性や才能を発揮し、社会とつながる機会の創出を目指して開催される音楽コンテストです。プロ・アマチュアや音楽ジャンルを問わず広く出場者を募集しており、エントリー料は無料となっています。
本記事では、「第2回 GC CONTEST」の募集要項、応募手順、選考フロー、開催概要について整理して解説します。
障がいのあるミュージシャンの音楽コンテスト「第2回 GC CONTEST」とは?
大会テーマ「明日へ!」に込められた目的
「第2回 GC CONTEST」は、障がいのあるアーティストを単なる支援対象として捉えるのではなく、一人の「表現者・アーティスト」としてその才能と可能性に光を当てることを目的としています。
今回のテーマは「明日へ!」に設定されています。このテーマには、出場するミュージシャンとコンテスト自体が未来に向かってともに成長し、羽ばたいていきたいという願いが込められています。演奏技術のみならず、個人の表現や挑戦、成長を重視した審査が行われます。
20年続いた「ゴールドコンサート」の歴史と理念の継承
GC CONTESTの原点は、2003年から20回にわたり開催された障がい者の国際的舞台芸術コンクール「ゴールドコンサート」(創始者:NPO法人日本バリアフリー協会 貝谷嘉洋氏)です。同コンクールは延べ229組が決勝に出場し、プロとして活躍するアーティストも輩出してきました。
その想いを受け継ぎ、2026年1月17日に東京・渋谷(GRIT at Shibuya)にて「第1回 GC CONTEST」が開催され、15組が出場しました。その後、持続的な活動発展を目的に2026年7月に「一般社団法人GC音楽文化機構」が設立され、今回の第2回大会の開催へと至っています。
第2回 GC CONTESTの出場・応募概要【エントリー無料】
応募資格(対象者・ジャンル・年齢制限)
エントリー費用は無料で、幅広い対象者に門戸が開かれています。
- 対象者:障がいのある方(障がいの種別は不問)。
- グループ応募:グループ内に障がいのあるメンバーが含まれ、主な役割を担っていること。
- 条件:プロ・アマチュア不問、年齢・性別・住所・国籍不問。
- 楽曲形態:オリジナル曲、カバー曲のいずれも応募可能。
- 音楽ジャンル:制限なし。
応募方法(動画撮影の基準と提出手順)
応募はインターネット上の専用フォームから行います。
- 演奏動画の用意:
- 原則5分程度の動画。
- 編集なしの一発撮りによる演奏。
- 応募日から過去1年以内に撮影された動画も使用可能。
- ※身体的・環境的理由等で動画撮影が難しい場合は、事務局への事前相談が可能です。
- 応募フォームの入力:
- 公式サイトの応募フォーム(https://gcmco.net/contest/)より必要事項を入力し、動画のURLを添付して送信します。
- 応募時に障がいの状況を申告します。
【ステップ形式】応募から本選までのスケジュール
選考プロセスおよび開催スケジュールは以下の通りです。
【ステップ1:応募提出】
締切日:2026年11月20日(金)
↓
【ステップ2:一次審査(動画審査)】
提出された動画をもとに選考を実施(約12組を選出予定)
↓
【ステップ3:本選出場者の発表】
発表日:2026年12月20日(日)
↓
【ステップ4:本選大会の開催】
開催日:2027年3月20日(土)
本選の開催概要と会場アクセス
日程・会場(さいたま市 RaiBoC Hall)
第2回大会は、会場規模を拡大し、約1,400席を有する大型ホールで開催されます。
| 項目 | 詳細内容 |
|---|---|
| 大会名称 | 第2回 GC CONTEST |
| 開催日 | 2027年3月20日(土) |
| 時間 | 開場 14:30 / 開演 15:30(公演時間:約3時間) |
| 会場 | RaiBoC Hall(レイボックホール/市民会館おおみや)7階 大ホール |
| 所在地 | 埼玉県さいたま市大宮区大門町2-118 大宮門街 |
| アクセス | JR大宮駅から徒歩約3分 |
| 本選出場数 | 12組(予定) |
| 主催 | 一般社団法人GC音楽文化機構 |
| 後援 | さいたま市(※さいたま市教育委員会は後援申請中) |
出場検討時の注意点と補足情報
交通費の負担および障害者手帳の確認について
応募および出場にあたり、あらかじめ確認しておくべき留意事項があります。
- 本選会場への交通費:本選当日の交通費支給はありません(自己負担となります)。
- 確認書類の提示:本選出場決定後、障害者手帳または障がい等の状況を確認できる書類の提示を求められる場合があります。
コンテストの先にある音楽家としての活動機会
一般社団法人GC音楽文化機構は、単にコンテストを開催するにとどまらず、企業や地域社会と連携した演奏機会の創出、楽曲制作・音楽活動の支援、海外ミュージシャンとの交流など、継続的に音楽活動を行える環境づくりを目指しています。
Q&A(よくある質問)

Q1. エントリーに費用はかかりますか? A1. エントリー費用は無料です。ただし、演奏動画の撮影費用や、本選に出場する際の現地までの交通費・宿泊費などは自己負担となります。
Q2. どのような演奏動画を用意すればよいですか? A2. 過去1年以内に撮影された、原則5分程度・編集なしの一発撮り演奏動画が必要です。YouTube等にアップロードした動画のURLを応募フォームに添えて提出します。動画撮影が困難な場合は事前に事務局へ相談が可能です。
Q3. 障がいの種類や重度によって応募制限はありますか? A3. 障がいの種別や程度による制限はありません。ソロ演奏だけでなくグループでの応募も可能ですが、グループの場合は障がいのあるメンバーが主な役割を担っていることが条件となります。
【比較表】第1回と第2回 GC CONTEST の違い
| 比較項目 | 第1回 GC CONTEST | 第2回 GC CONTEST |
|---|---|---|
| 開催日 | 2026年1月17日 | 2027年3月20日 |
| 開催会場 | GRIT at Shibuya(東京・渋谷) | RaiBoC Hall 7階 大ホール(埼玉県さいたま市) |
| 会場規模 | ライブハウス規模 | 約1,400席の大ホール |
| 大会テーマ | — | 「明日へ!」 |
| 本選出場組数 | 15組 | 12組(予定) |
| 自治体後援 | — | さいたま市 後援決定 |
まとめ

「第2回 GC CONTEST」は、障がいのあるミュージシャンが日頃の音楽表現を披露し、次のステップへとつなげるための貴重な機会です。応募資格の幅が広く、プロ・アマやジャンルを問わず参加できる点が大きな特徴です。
- 応募締切:2026年11月20日(金)
- 応募方法:公式サイトの専用フォームより演奏動画URLを提出
出場を検討されているアーティストやその関係者の方は、公式募集要項を確認のうえ、締切日までにエントリー手続きを行ってください。
また、障がい福祉分野における文化芸術活動や生活支援情報に関心のある方は、Webメディア「findgood」内の福祉支援・ライフスタイル関連記事もあわせてご活用ください。



