不登校児童生徒の増加と新たな支援の必要性
近年、全国的に不登校の児童生徒数が増加傾向にあり、文部科学省の調査では、小・中学校における不登校児童生徒数が5年間で約2倍に急増し、過去最多を更新しています。このような状況の中、自治体には、従来の教育支援センターだけでは支援が届きにくい児童生徒に対して、多様な学びや居場所を提供することが求められています。
日本初!「共同利用型メタバース教育支援センター」の誕生
株式会社成基は、不登校児童生徒の支援を目的とした「複数自治体による共同利用型メタバース教育支援センター」を開設しました。このモデルは、社会的自立や再登校を目指す複数自治体による共同利用型としては日本初となります。
岐阜県山県市は、本事業に参画する自治体として東海地方で初めての事例となり、京都府・滋賀県・岐阜県の合計5自治体が導入を開始しています。

メタバースが生み出す“安心できる居場所”
本センターでは、学校に通いづらさを抱える児童生徒が、自宅などからアバターを用いてメタバース空間へ参加できます。顔出し不要で匿名性を活かせるため、自分のペースで他者と関わることが可能です。これにより、精神的な負担を軽減し、安心して過ごせる居場所を提供します。
オンラインでの学習と交流の機会を提供
メタバース空間では、スタッフによる声かけやコミュニケーション支援に加え、学習活動や探究活動、交流イベントなどが実施される予定です。これにより、自宅にいながらにして学習機会を確保し、他者との交流を通じて社会性を育むことができます。
リアルな支援機関との連携で社会的自立を促進
オンライン上での関わりだけで完結するのではなく、本センターは「社会的自立」を目的の一つに掲げています。必要に応じて、教育支援センターや学校、地域の支援機関との連携を図り、リアルな支援へとつなげることで、より包括的なサポートを目指します。
地域格差をなくす「共同利用型」のメリット
単独の自治体では構築が難しいオンライン支援体制も、共同利用型とすることで持続可能な運営が可能になります。これにより、地域による支援の格差を少なくし、より多くの児童生徒に質の高い支援を届けることを目指しています。
山県市と成基が語る、未来への展望
岐阜県山県市の林宏優市長は、「家庭を居場所にしている子どもたちにも人とのつながりや教科の学習ができる機会を保障するために、メタバース空間を活用した子ども支援に取り組み、すべての子どもに生きる力をつけていきたい」とコメントしています。
株式会社成基の佐々木雄紀代表取締役は、「教育機関の役割そのものが問われる時代において、従来の学校や塾だけでは支えきれない子どもたちが存在している」と現状を述べ、「総合教育機関」から「ソーシャルカンパニー」への進化を掲げ、教育を通じて社会課題の解決に挑戦する姿勢を示しています。
この取り組みは、子どもたちが再び社会との接点を持ち、自分らしく他者とつながり、未来への希望を取り戻すための「最初の入口」を地域社会としてどう支えるかという挑戦であり、共同利用型の仕組みによって、地域や学校の枠を超えた交流が生まれ、多様な価値観や経験に触れることで、子どもたちの視野や可能性を広げることも期待されています。
今後の展開と持続可能な不登校支援モデルの構築
株式会社成基は、本取り組みを通じて、地域や家庭環境に左右されず、誰もが学びや他者とのつながりを持つことができる支援モデルの構築を目指しています。
今後は、山県市をはじめとする参画自治体との実践で得られた知見をもとに、さらなる他自治体との連携や広域的な展開も視野に入れながら、持続可能な不登校支援モデルの社会実装を進めていく方針です。
株式会社成基について
株式会社成基は1962年創業の総合教育企業です。学習塾事業をはじめ、幼児教育、大学受験支援、療育支援、オンライン教育など、多様な教育事業を展開しています。近年では、不登校支援領域にも注力しており、オンラインフリースクール「シンガク」や、自治体と連携したメタバース型教育支援事業を推進。「人の可能性をひらく」を理念に、子どもたち一人ひとりに応じた新しい学びの形を創出しています。
メタバース教育支援センター関連セミナー情報
「共同利用型メタバース教育支援センター」に関する無料セミナーや体験会が開催されます。
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共同利用型の事業紹介セミナー:9/15(火)11:00~12:00
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メタバース体験会:9/17(木)13:00~14:00
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自治体導入事例勉強会:10/1(木)13:00~14:00
詳細およびお申し込みは、以下のウェブサイトをご確認ください。
https://www.seiki.co.jp/shared-metaverse/

