文化芸術で共生社会を育む「共生共創事業」とは?
「共生共創事業」は、神奈川県が提唱する「マグネット・カルチャー(マグカル)」の理念に基づいています。マグネット・カルチャーとは、文化芸術の魅力によって人々を引きつけ、地域を活性化させる取り組みを指します。この事業では、特に高齢者や障害のある方々が文化芸術活動に参加しやすい環境を整備し、互いに支え合い、多様性を尊重する社会の実現を目指しています。
また、文化芸術活動への参加は、心身の健康維持や向上にも繋がるとされており、「未病の改善」という観点からも注目されています。「未病の改善」とは、病気になる前の段階で健康状態をより良くしていくという神奈川県独自の考え方です。
令和8年度(2026年度)注目の公演ラインアップ
令和8年度には、様々なジャンルの公演が予定されており、障害のある方々や高齢者が主役となる舞台が多数開催されます。
障がい者が主役!「ともいき みんなの スマイル・コンサート」
障がいのある子どもたちがオーケストラの生演奏を鑑賞し、音楽を共に楽しむ「ともいき みんなの スマイル・コンサート」が開催されます。神奈川フィルハーモニー管弦楽団による演奏を聴くだけでなく、合唱や手拍子で参加できる貸切コンサートです。
-
ジャンル: 障がい者 / 音楽
-
日程・会場: 令和8年9月29日(火曜日)小田原三の丸ホール(小田原市本町1-7-50)
-
内容: 特別支援学校の児童・生徒を招待し、神奈川フィルハーモニー管弦楽団によるオーケストラを鑑賞。合唱や手拍子など、参加者が一体となって音楽を楽しむコンサートです。
高齢者の表現力光る!シニア劇団・ダンス企画
長年の人生経験から培われた表現力や存在感を活かしたシニア劇団の公演や、世界的ダンサーとのコラボレーションによるダンス企画も注目されています。
-
小田原シニア劇団 チリアクオールディーズ第7回公演
-
ジャンル: 高齢者 / 演劇
-
日程・会場: 令和8年10月15日(木曜日)・16日(金曜日)小田原市生涯学習センター けやき ホール(小田原市荻窪300)
-
内容: オリジナルの新作に挑戦する公演です。
-
-
チャレンジ・オブ・ザ・シルバー成果発表公演
-
ジャンル: 高齢者 / ダンス
-
日程・会場: 令和9年2月19日(金曜日)・20日(土曜日)KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ(横浜市中区山下町281)
-
内容: 世界的ダンサーである安藤洋子氏と神奈川県のシニアが、新たなダンス表現に挑戦する成果発表です。
-
-
綾瀬シニア劇団 Hale 第7回公演
-
ジャンル: 高齢者 / 演劇
-
日程・会場: 令和9年3月20日(土曜日)・21日(日曜日)・22日(月曜日)KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ(横浜市中区山下町281)
-
内容: 人生経験からくる説得力や存在感を活かしたオリジナルの作品を上演します。
-
-
関連公演:横須賀シニア劇団「よっしゃ‼」第13回公演
-
ジャンル: 高齢者 / 演劇
-
日程・会場: 令和9年1月30日(土曜日)・31日(日曜日)ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(横須賀市本町3-27)
-
内容: 横須賀を舞台としたオリジナル作品に挑戦する自主公演です。
-
精神障害への理解を深める「演劇ワークショップ・プロジェクト成果発表公演」
精神障害を持つ方々が参加する演劇ワークショップの成果発表も行われます。これは、参加者と観客が共に精神障害について考える貴重な機会となるでしょう。
-
ジャンル: 障がい者 / 演劇・音楽
-
日程・会場: 令和9年3月6日(土曜日)横浜市開港記念会館 講堂(横浜市中区本町1-6)
-
内容: 県内の精神科病院でのワークショップと交流のプロセスをパフォーマンスとして発表します。
共生共創事業が目指す未来
これらの公演は、単なる鑑賞の機会にとどまらず、参加者自身の自己肯定感を高め、社会との繋がりを深める重要な役割を担っています。文化芸術活動を通じて、障害の有無や年齢に関わらず、すべての県民が互いに理解を深め、尊重し合える共生社会の実現が期待されます。
神奈川県の共生共創事業は、文化芸術の力を信じ、多様な人々が共に生き、共に創り出す社会を目指す、継続的な取り組みと言えるでしょう。
詳細情報と関連リンク
各公演の詳細や共生共創事業に関する最新情報は、神奈川県公式サイトで確認できます。

