埼玉県伊奈町に誕生する「屋敷プロジェクト」とは?
「屋敷プロジェクト」は、埼玉県北足立郡伊奈町にある広大な古民家をリノベーションし、障害のある方が地域で安心して暮らせるグループホーム、社会参加を促す就労支援、そして地域住民誰もが気軽に立ち寄れる交流スペースを一体的に提供する拠点です。このプロジェクトの核心は「インクルーシブ防災」にあります。これは、障害の有無に関わらず、地域住民全員が災害時に互いに助け合える社会を目指す考え方です。
なぜ今、「地域共生」と「インクルーシブ防災」が必要なのか
障害のある方がグループホームで生活するだけでは、地域との真のつながりが生まれにくいという課題がありました。地域住民との連携会議では、「このような施設があるなら、事前に知りたかった」という声が聞かれ、顔と名前が分からない状態では、いざという災害時に助け合うことが難しい現実が浮き彫りになりました。
この課題に対し、プロジェクトでは「偏見が悪いのではなく、単に触れる機会がなかっただけ」という考えに基づき、日常的に多様な人々が交流できる「場所」を創出することを目指しています。この場所を通じて、災害時にも自然に助け合えるような地域内の関係性を築くことが期待されています。

「屋敷プロジェクト」が提供する3つの機能で共生社会へ
本拠点では、9LDKの木造建築を活かし、以下の3つの機能がゆるやかにつながり、共生社会の実現をサポートします。
1. 「住む」:グループホームとしての安心な暮らし
2階の居住スペースは、障害のある方が安心して自分らしく暮らせる空間として設計されています。1階の共有部とのつながりを通じて、暮らしと地域が自然な接点を持つことを目指しています。

2. 「働く」:就労支援で社会参加を促進
就労継続支援B型事業所「BANDS」として、出品代行サービス「enne」を運営します。ここでは、「支援される人」という立場ではなく、役割を持ち、仕事を通して社会に貢献する場が提供されます。
3. 「つながる」:地域開放スペース「さやえんどう」
1階の縁側、庭、和室を活かした「地域の縁側」として、地域開放スペース「さやえんどう」が設けられます。こども食堂、茶道教室、交流会など、老若男女、国籍を問わず誰もが気軽に立ち寄れる場所となるでしょう。

プロジェクトを応援!クラウドファンディングの詳細
「屋敷プロジェクト」の実現に向けた資金を募るクラウドファンディングが、2026年7月15日(水)9:00より「CAMPFIRE」で開始されました。目標金額は100万円で、All-In方式が採用されています。
主な使途としては、庭の整備、縁側スペースの修繕、1階共有スペースの内装工事、地域交流プログラムの立ち上げ準備などが予定されています。支援者へのリターンには、HP・パートナーボードへのロゴ/名前掲載、ワークショップスペース利用券、法人向けインクルーシブ研修、施設内の区画命名権などが用意されています。
支援はこちらから可能です。
今後のスケジュールと参加型イベント
プロジェクトでは、多くの人々が「作る段階から一緒に」関わることを重視しています。今後のスケジュールとイベントは以下の通りです。
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2026年7月15日: クラウドファンディング開始
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2026年9月1日: クラウドファンディング終了、「さやえんどう」プレオープン
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2026年10月1日: グループホーム&「さやえんどう」グランドオープン
8月開催:みんなでつくる「草刈りイベント」
日時:2026年8月18日(火)・19日(水) 9:00~15:00
古民家を生まれ変わらせるための環境整備を、地域の皆さんと共に行います。小さなお子様連れも歓迎され、お昼の軽食・飲み物も用意されます。

9月開催:お披露目ワークショップイベント・縁日イベント
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お披露目ワークショップイベント:2026年9月3日(木)または4日(金)
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オープニングイベント(クラウドファンディングのリターン対象):2026年9月14日(月)15:00〜17:00、9月19日(土)10:00〜12:00
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縁日イベント(ご近所の方もぜひ!):2026年9月19日(土)12:00〜17:00
※会場には駐車場がないため、徒歩や自転車での来場が推奨されています。
すみしあケア株式会社 代表 松田大助氏からのメッセージ
代表の松田大助氏は、中学時代のいじめや阪神・淡路大震災での親友との別れという原体験から、「いじめ・差別・虐待のない、誰もが主人公となれる居場所」の大切さを痛感してきたと述べています。「屋敷プロジェクト」は、特別な世界を創るのではなく、『いろんな人がいて、いろんな人生がある。でも全員、自分の人生を懸命に生きている』という当たり前のことが、当たり前になる温かい場所を地域の中に灯したいという強い想いから始動しました。
運営企業:すみしあケア株式会社について
2020年に設立されたすみしあケア株式会社は、「誰もが主人公となれる社会をつくる」をビジョンに掲げ、グループホーム「おにぎり」(9施設・入居者52名)や就労継続支援B型事業所「BANDS」を展開しています。ビジネス、地域、福祉を持続可能な形で結びつける地域活性事業を推進し、地域レジリエンス(災害や社会の変化に対応する力)の専門家とも連携しています。
関連リンク:
「屋敷プロジェクト」は、障害の有無や世代を超えて人々がつながり、互いに支え合える地域社会の実現を目指す画期的な取り組みです。このプロジェクトが、地域共生社会の新たなモデルケースとなることでしょう。




