「こどもまんなか」を“家族まるごと”で捉える重要性とは?

子どもを取り巻く課題は、家庭の孤立や経済状況、地域とのつながりの希薄化など、複数の要因が複雑に絡み合って生じることが少なくありません。そのため、近年では「子ども単体」への支援だけでなく、「家族まるごと」を包括的に支える視点の重要性が高まっています。この視点は、特に障がいを持つ子どもとその家族が直面する多様な課題に対応し、より質の高い支援を提供するために不可欠です。

本講座では、医療・福祉・地域の現場で活動する登壇者が、具体的な実践事例や直面する葛藤、そして分野を越えた連携の工夫を共有します。これにより、参加者は多職種連携の重要性と、それを実現するための具体的な方法について深く考える機会を得られるでしょう。

開催概要と注目のプログラム

イベント詳細

  • 日時: 2026年6月6日(土)14:00~16:00

  • 会場: ライトキューブ宇都宮 中ホール(第1会場)

  • 参加費: 無料

  • 対象: どなたでも参加可能(学生、子育て世代、支援者、地域活動に関心のある方など)

多様な視点から語られる実践報告

本講座では、以下の専門家が実践報告を行います。

  • 高橋 昭彦氏(ひばりクリニック/認定NPO法人うりずん)

  • 増田 卓哉氏(自治医科大学 小児科学/特例認定NPO法人そらいろコアラ)

  • 濱野 将行氏(一般社団法人えんがお)

「こどもまんなか×家族まるごと×ごちゃまぜ」をテーマに、それぞれの現場で培われた経験や知見が共有されます。障がい福祉分野における多角的な支援のあり方についても、具体的なヒントが得られることが期待されます。

医療・福祉・行政・地域が交差するパネルトーク

異なる立場の登壇者が一堂に会し、以下の問いを基に活発な対話を行います。

  • 「支援が届きにくい人へどう関わるか」

  • 「分野を越えた連携はどうすれば実現できるか」

このパネルトークは、障がいを持つ人々を含む、地域で孤立しがちな人々への支援のあり方や、より効果的な多機関連携の実現に向けた具体的な方策を考える上で、非常に有益な時間となるでしょう。

本講座が目指す「自然に支え合える地域社会」

本講座は、「子どもも、大人も、高齢者も、誰か一人が頑張るのではなく、自然に支え合える地域とはどのような姿なのか」という問いに向き合う場を提供します。専門職だけでなく、市民一人ひとりがこの問いを自分事として捉え、自分なりの関わり方を見つけるきっかけとなることを目指しています。誰もが安心して暮らせる、インクルーシブな地域社会の実現に向けた第一歩となることが期待されます。

参加方法と関連情報

本講座への参加は無料です。以下のイベント申込専用フォームから必要事項を記入してお申し込みください。当日参加も可能です。

詳細は以下のチラシでもご確認いただけます。

QRコード

また、本講座は第68回日本小児神経学会学術集会の一部として開催されます。学術集会の市民公開講座に関する情報はこちらからご覧いただけます。

この機会に、障がいを持つ子どもやその家族を含むすべての人々が地域で豊かに暮らすためのヒントを見つけ、共に支え合える社会の実現に向けて一歩を踏み出してみませんか。皆さまのご参加をお待ちしております。


Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77