徳島「くらすぴっつKids」が多機能型拠点へ進化

「くらすぴっつKids」は、開設当初から科学的根拠に基づいた「ABA(応用行動分析)」と「目標達成型アプローチ」を組み合わせた質の高い支援を重視してきました。お子様一人ひとりの発達段階や特性に合わせた個別プログラムを通じて、「できる!」という成功体験を積み重ね、自信を育むサポートを行っています。

これまでの支援を通じて、保護者の方々からはお子様の大きな成長を実感する声が寄せられる一方で、ご家庭での具体的な困りごとや、将来に対する不安の声も多く聞かれるようになりました。こうした声を受け、これまでの療育の土台を活かしつつ、より深くご家庭に寄り添い、お子様の成長を長く支えるため、今回の2つの新たな取り組みが同時に開始されました。

「ABA(応用行動分析)」とは?

ABA(応用行動分析)とは、行動とその行動が起こる環境との関係を科学的に分析し、望ましい行動を増やしたり、不適切な行動を減らしたりするための具体的な支援方法です。特に発達支援の分野で広く活用されており、お子様一人ひとりの特性に合わせた個別のアプローチを可能にします。

新たな「3時間支援」で生活スキルを徹底サポート

多くの保護者の方が抱える「食事中に座っていられない」「偏食が激しい」「トイレトレーニングが進まない」といった日常生活における悩み。これまでの2時間支援では、口頭でのアドバイスが中心でしたが、今回のリニューアルにより支援時間を3時間に拡大しました。これにより、実際の生活場面での直接的なサポートが可能になりました。

児童発達支援事業所 くらすぴっつKids

食事トレーニングの導入

食事中の姿勢、スプーンや箸の正しい使い方、偏食への対応など、お子様のペースに合わせた個別のアプローチが提供されます。お昼ごはんを一緒に食べることで、より実践的なサポートが期待できます。

集団生活へ繋ぐ自立支援

トイレトレーニングや着替え、身支度といった、園や学校などの集団生活で必要となるスキルを、実際の生活の流れの中で練習します。これにより、「教室での学び」が「お家での安心」へと繋がり、保護者の皆様の日常の負担軽減を目指しています。

「小学校の壁」を乗り越える「放課後等デイサービス」を新設

未就学期にせっかく身につけた自信やスキルも、小学校入学という環境の大きな変化(いわゆる「小1の壁」)に直面することで、これまでの支援環境が変わり、自信を失ってしまう子どもたちが少なくありません。

「くらすぴっつKids」は、「子どもたちが持つ豊かな可能性を、環境の変化で挫折させたくない。一番多感で大切な時期まで、途切れずに寄り添いたい」という想いから、学童期をサポートする「放課後等デイサービス」を新たに併設しました。

放課後等デイサービス くらすぴっつKids

幼少期から信頼関係を築いてきた先生たち、そして慣れ親しんだ場所で、小学校に上がってからも変わらず「ABA×選択理論」による一貫したサポートを受け続けることができます。

得意な支援の5つの柱

  1. ことば・認知の基礎づくり: 自分の気持ちを相手に伝えるための土台を築きます。
  2. 集団生活への適応: 集中力や離席への適切なアプローチにより、指示の通りやすさを高めます。
  3. コミュニケーション力の向上: 自分の想いを適切に表現し、周囲とのトラブルを防ぐ練習をします。
  4. 感情コントロールの習得: 多感な時期における、自分の気持ちとの上手な付き合い方を身につけます。
  5. 自己理解と自己肯定感の構築: 自分自身を正しく理解し、社会のなかで自分らしく自信を持って生きていく力を育みます。

「放課後等デイサービス」とは?

放課後等デイサービスとは、小学校から高校までの就学している障害のある子どもたちや発達に特性のある子どもたちが、放課後や夏休みなどの長期休暇中に利用できる福祉サービスです。生活能力向上のための訓練や社会との交流促進など、個々のニーズに応じた支援を提供し、自立を促すことを目的としています。

代表の想い:子どもたちの無限の可能性と家族への寄り添い

代表取締役の十川 夏来氏は、「どんな子どもにも必ず無限の可能性があると信じています。そして、その可能性を伸ばすためには、子どもだけでなく保護者も安心して前を向ける環境が必要です」と語っています。

日々の困りごとは、ご家庭にとっては非常に大きな悩みです。「くらすぴっつKids」は、療育の質を大切にしながらも、その先の日常生活や将来の自立まで支えられる場所でありたいと考えています。障害の有無に関わらず、今目の前で困っている親子に寄り添い続け、一人でも多くの親子の未来への不安を希望に変えることが、同施設の使命として掲げられています。

「くらすぴっつKids 藍住」事業所概要とアクセス

「くらすぴっつKids 藍住」は、地域の子どもたちとそのご家族に寄り添い、質の高い支援を提供しています。

くらすぴっつkids 外観

内観1

内観2

内観3

地図

今回の「3時間支援」と「放課後等デイサービス」の同時スタートは、未就学期から学童期まで、一貫した質の高い支援が提供されることで、子どもたちはそれぞれのペースで成長し、自信を持って未来を歩む力を育むことが期待されます。詳細な情報や見学、相談については、直接施設にお問い合わせください。

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Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77