この記事で分かること
- 明石市で開催される「第7回 まるごと障害福祉フェア」の開催概要と主な企画内容
- 障害福祉サービスや障害福祉事業所の基礎知識と選び方のポイント
- お買い物やスタッフとの交流を通して福祉に触れるメリットと、福祉の仕事の探し方
障害福祉サービスの利用を検討している方や、ご家族に合った事業所をお探しの方、あるいは地域での福祉の関わりに興味がある方にとって、信頼できる情報や相談先を見つけることは重要なステップです。
2026年10月10日(土)、兵庫県明石市の「あかし市民広場」にて、「第7回 まるごと障害福祉フェア」が開催されます。本記事では、明石市内の障害福祉事業所・団体が一堂に会する本イベントの概要をはじめ、専門用語の解説、フェアを活用して最適な事業所や支援と出会うための視点を解説します。
障害福祉サービスとは?押さえておきたい基本用語と選び方の課題
障害福祉に関心を持った際、最初に直面しやすいのが専門用語の難しさや、どの事業所を選べばよいかという疑問です。まずは基本的な概念を整理します。
専門用語の解説:障害福祉サービス・事業所・自主製品とは?
- 障害福祉サービス:障害のある方が日常生活や社会生活をスムーズに送れるよう、障害者総合支援法などに基づいて提供される公的な支援のことです。就労を支援する「就労継続支援」や、日中の活動を支える「生活介護」、地域での暮らしを支える「共同生活援助(グループホーム)」など多岐にわたる種類が存在します。
- 障害福祉事業所:各種障害福祉サービスを実際に提供している施設や事業組織を指します。
- 自主製品:障害福祉事業所の利用者(障害のある方)が、日々の作業や訓練の一環として真心を込めて製作したお菓子や手作り雑貨、工芸品などの製品のことです。
- 共生社会:障害の有無にかかわらず、誰もが互いの人格や個性を尊重し合い、地域の中で共に支え合いながら自分らしく暮らせる社会を意味します。
自分や家族に合う障害福祉事業所の選び方における課題
障害福祉サービスを利用したいと考えたとき、地域にどのような事業所があり、それぞれどのような特色や雰囲気を持っているのかを一度に比較・把握する機会は限られています。
行政機関の窓口で事業所の紹介を受けたり、個別に事業所へ問い合わせて見学を申し込んだりする方法が一般的ですが、複数の施設を一つずつ回るには時間や労力がかかります。その結果、十分な比較ができないまま決定してしまうケースも少なくありません。
「第7回 まるごと障害福祉フェア」とは?明石市の25団体が集結
こうした事業所選びや福祉との出会いの課題を解消するために企画されたのが、「まるごと障害福祉フェア」です。
2026年10月10日開催!「第7回 まるごと障害福祉フェア」の基本情報
本イベントは、明石市内の障害福祉事業所や団体が一堂に会し、サービス紹介や相談受付、自主製品の販売を行う参加型のフェアです。
| 項目 | 詳細情報 |
|---|---|
| イベント名 | 第7回 まるごと障害福祉フェア |
| 開催日時 | 2026年10月10日(土)10:30~15:00 |
| 会場 | あかし市民広場(パピオスあかし2F) |
| 所在地 | 兵庫県明石市大明石町1丁目6-1 |
| アクセス | JR・山陽電鉄「明石駅」より徒歩約3分 |
| 参加費 | 無料(申込不要・入退場自由) |
| 参加団体 | 明石市内の障害福祉事業所 25団体 |
| 主な内容 | 事業所説明・相談コーナー、菓子・手作り雑貨等の展示販売 |
主催団体(135Eネット)と明石市委託事業としての背景
本フェアは、特定非営利活動法人 明石障がい者地域生活ケアネットワーク(略称:135Eネット)が主催し、明石市委託事業「障害者の理解促進及び自発的活動等の業務」の一環として実施されています。
主催である135Eネットは、2007年8月に設立されたNPO法人で、代表者は飯塚由美子氏が務めています。明石市内を4つの地域ブロック(明石・西明石・大久保・魚住/二見)に分け、事業所間の交流・情報交換や地域課題の解決、啓発イベントの企画運営などに取り組んでいます。
副理事長の三村寛裕氏は、「障害の有無にかかわらず誰もが自分らしく暮らせる『共生社会』の実現には、行政・福祉事業者・市民の一体となった取り組みが欠かせない」と述べており、官民連携によって明石の障害福祉の『今』と『魅力』を届ける場を目指しています。
「まるごと障害福祉フェア」を活用する3つのメリット

本フェアには、当事者やご家族だけでなく、地域住民や福祉業界への就職を考える方にとっても多くのメリットが存在します。
1. ご本人・ご家族の選択肢を広げる「事業所説明・相談コーナー」
会場には明石市内の25団体が集結するため、自分のペースで各ブースを回り、直接質問や相談をすることができます。 複数の事業所や支援サービスの情報をその場で比較できるため、今後の生活や就労に向けた選択肢を広げる助けになると考えられます。
2. 買い物や交流を通じて自然に福祉と出会える「自主製品の販売」
会場では、各事業所でつくられたお菓子や手作り雑貨などの自主製品が販売されます。 「まだ具体的に相談する予定はない」という方であっても、買い物を楽しんだりスタッフと会話を交わしたりする中で、日常生活の延長線上として自然に地域の障害福祉活動に触れることができます。
3. スタッフとの会話から職場の雰囲気を知る「福祉の仕事のきっかけ作り」
本フェアは、福祉の仕事に関心を持つ学生や、転職先として福祉分野を検討している方にとっても有益な機会となります。 求人票や公式ホームページだけでは伝わりにくい「どのような人が働いているのか」「どのような雰囲気なのか」「どのような支援を行っているのか」といった点を、実際に現場で働くスタッフとの会話を通して知ることができます。
よくある質問(Q&A)

障害福祉サービスやイベント参加に関して、読者から寄せられやすい質問とその回答をまとめました。
Q1. 事前申し込みや入場料は必要ですか?
A. いいえ、事前申し込みは不要で、入場料も無料です。開催時間(10:30~15:00)内であれば、いつでも自由に入退場が可能です。
Q2. 福祉に関する具体的な相談予定がなくても来場して良いですか?
A. もちろん問題ありません。自主製品のお菓子や雑貨のお買い物を楽しんだり、会場の雰囲気を眺めたりする目的での来場も歓迎されています。地域の方が普段の暮らしの中で福祉と出会う場とすることが本フェアの目的の一つです。
Q3. 福祉の仕事を探している学生や社会人も参加できますか?
A. 参加できます。実際の事業所スタッフと直接交流できるため、職場の雰囲気や実際の支援内容について質問・確認する機会として活用できます。
Q4. 明石駅からのアクセスや会場の利便性はどうですか?
A. 会場となる「あかし市民広場」は、JR・山陽電鉄「明石駅」から徒歩約3分の商業施設「パピオスあかし」2階に位置しています。駅近の屋内に位置しているため、天候に左右されず立ち寄りやすい環境です。
まとめ:明石の障害福祉を知り、新たな繋がりと選択肢を見つけよう

2026年10月10日(土)にあかし市民広場で開催される「第7回 まるごと障害福祉フェア」は、明石市内の25の障害福祉事業所が一堂に会する貴重な機会です。
障害福祉サービスの利用を検討しているご本人やご家族にとっては、一度に複数の事業所を知り選択肢を広げる機会となります。また、地域住民にとっても自主製品の買い物や会話を通じて福祉を身近に感じるきっかけとなり、福祉職を目指す方にとっても現場の声を聞く好機となります。
入場無料・予約不要で気軽に参加できるため、明石市周辺で障害福祉に関心をお持ちの方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。



