障害福祉の新たな試み「あべこべマルシェvol.6」の開催概要
NPO法人UBUNTUが主催する「あべこべマルシェvol.6」は、年齢や障害の有無、国籍といった既存の枠組みを超え、誰もが自分らしく活躍できる場を提供することを目指しています。今回のマルシェは「フラットシアターフェスティバルvol.5」と同時開催され、より多くの来場者が楽しめる複合イベントとなるでしょう。
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日時: 2026年9月12日(土)11:00〜16:00 / 9月13日(日)10:00〜15:00
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会場: 宮城野区文化センター・宮城野区中央市民センター(仙台市宮城野区五輪2-12-70)
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内容: 障害のある子どもやきょうだい児、地域のこどもたちなどが売り子となり、ハンドメイド雑貨や飲食物の販売、ワークショップなどを実施します。
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参加方法: 申し込み不要、入場無料です。当日会場まで直接お越しください。
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主催: NPO法人UBUNTU(https://ubuntu-sendai.monster/)

「あべこべ店員」とは?多様性を尊重する新しい働き方
「あべこべマルシェ」の核となるのは「あべこべ店員」というユニークなコンセプトです。これは、いわゆる社会の”普通”とされる「大人で、障害のない人が働く」という固定観念を覆し、年齢、カテゴリー、障害の有無、国籍といったあらゆる境界を取り払った状態を指します。障害のある方々や子どもたちなど、マイノリティ(少数派の人々や集団を指す言葉で、社会の中で多数派とは異なる特性を持つ人々を指します)とされる人々が、リアルな職業体験を通じて、働く楽しさや難しさを実感し、お客さんや出店者、ボランティアとの交流を深めることを重視しています。
NPO法人UBUNTUのビジョン「誰もが自分のライフデザイナーになれる街」
NPO法人UBUNTUは「誰もが自分のライフデザイナーになれる街」を目指し、重症心身障害や医療的ケア児・者(重い障害があり、日常生活で医療的なケアを必要とする子どもや大人を指します)といった、どんなに重い障害があると言われる方々であっても、必ず誰かに影響を与えたり、価値を提供したりできると信じて活動しています。このビジョンを実現するために、「ワークデザインプロジェクト」として以下の3つの柱を実践しています。
- あべこべマルシェ: 多くの店舗を集め、あべこべ店員が販売・接客を行うイベントです。これまで5回開催され、前回は1000名以上の来場者がありました。
- あべこべワーク: あべこべ店員が地域の店舗に出向き、より身近な場所で働く機会を創出します。
- JOB-DESIGN事業: 地域の団体や企業と協働し、障害のある方々の個々の強みを仕事に繋げる事業です。「重度障害者等就労支援特別事業」を活用し、個人事業主としてのサポートも行います。得意なことや好きなことをベースに、企業のニーズとマッチングさせ、仕事の創出と提供を目指します。
「JOB-DESIGN事業」で実現する新たな就労支援
「JOB-DESIGN事業」は、重い障害のある方々が個人事業主として仕事を受注し、シェアオフィスや企業・団体に出向して業務を行うことをサポートします。この事業は、コスト面でのメリットだけでなく、依頼する側とされる側の双方に相乗効果をもたらす関係性を築くことを目指しています。
多様な出店者が彩る「あべこべマルシェvol.6」の見どころ
今回の「あべこべマルシェvol.6」には、障害の有無や国籍、老若男女といったあらゆる違いを尊重し、多様なバックグラウンドを持つ出店者が集まります。初めてマルシェに挑戦する方の「はじめの一歩」を後押しする試みもあり、出店者同士のコラボレーションも生まれるなど、一過性ではない継続的な交流の場となっています。

物販ブースで出会う個性豊かな作品
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ぶるー・びー: 欧州刺繍友の会認定講師による手作りアクセサリーや布小物。
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多夢多夢(tamtamdot): 障害のあるメンバーが暮らす共同生活援助事業所による、お米の殻を再利用したアップサイクルポーチやアート雑貨。
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工房すぴか: 障害のある方の自由な感性で織り上げる、世界に一つだけの平織り布ブランド「GEZELLIG(へぜりひ)」のストールや布小物。
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なかむラー油製造事業所: 仙台発祥の食べるラー油「なかむラー油」シリーズ。
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K&J WORKS: 支援学校に通う兄弟2人によるレジン、レザー、ビーズアクセサリーなど。
ワークショップで体験する創造の楽しさ
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手輪プロジェクト: 「手話」を身近に感じ、多様な縁が生まれる場所。
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hikari+: 美容を通して笑顔や自信を育む訪問美容師・福祉ネイリスト。NPO法人UBUNTUの皆さんが描いたネイルアートも体験できます。
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ぼーだれすアートくらぶBACせんだい: 障害の有無や年齢に関わらず、みんなで創作活動を楽しむアートクラブ。フワフワな羊毛からカラフルなボールを作るウールマジック(9/12のみ)や、白烏菓子のワークショップ(9/13のみ)が楽しめます。
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一般社団法人ファブリハ・ネットワーク: 3Dプリンターを使って生活の不便を解消する自助具などを、障害のある方と一緒に作るモノづくり体験。
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M工房: 視覚障害に特化した就労支援B型事業所「希望の星」による、国家資格を持つマッサージ師の施術(9/12のみ)や点字くじ。

ユニバーサルスポーツで体を動かす喜びを
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総合型クラブnimo: 宮城県初のユニバーサルスポーツクラブ。車いすバスケのフリースロー体験ができます(9/12のみ)。
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グッドタイミング: ボッチャ体験。子どもから大人まで楽しめるよう、ボールを転がす滑り台も用意されています(9/12のみ)。

グルメ・キッチンカーで味わう美味しいひととき
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kitchen hana: 揚げたての唐揚げ、ロングポテト、チュロス。
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だてキッチン: 農家直送の、炊きたて握りたておにぎりキッチンカー。
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スリランカ料理: 本場のスパイスを使ったカレーやお惣菜(9/13のみ)。
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Bear’s Cafe: もちもち食感が特徴のクレープ移動販売(9/13のみ)。

NPO法人UBUNTUが地域に根差した障害福祉サービスを提供
NPO法人UBUNTUは、2018年11月に仙台で設立された団体です。重症心身障害児(者)や医療的ケア児、ろう重複児(者)など、支援が届きにくい方々への地域生活サポートを幅広く行っています。
- 提供サービス例: 児童発達支援、放課後等デイサービス、居宅介護事業、重度訪問介護、同行援護、行動援護、日中一時支援、移動支援など。
また、障害のある方々へのイメージを変え、社会全体の意識改革(パラダイムシフト:ある分野における見方や考え方が根本的に変化することを指します)を促すための活動も積極的に行っています。専門職や経験者でなければ重度の障害のある方のケアに関われないという先入観をなくすため、地域の無資格・未経験の人材登用や、小学生から大学生までの学生ボランティアの積極的な受け入れも実施しています。
NPO法人UBUNTU 団体概要
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団体名: NPO法人UBUNTU
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本社所在地: 宮城県仙台市泉区上谷刈字赤坂7番6号
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理事長: 荒井綾子
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設立: 2018年11月5日
まとめ:多様な人々が共生する社会へ、一歩踏み出す「あべこべマルシェ」
「あべこべマルシェvol.6」は、障害のある子どもたちやマイノリティの人々が主役となり、多様な人々が交流し、互いの違いを尊重しあう社会の実現を目指す画期的なイベントです。NPO法人UBUNTUの「誰もが自分のライフデザイナーになれる街」という理念のもと、働く喜びや人とのつながりの大切さを実感できる貴重な機会となるでしょう。
このイベントは、障害福祉に関心のある方だけでなく、地域の方々にとっても、多様性について考え、新たな発見をする場となるはずです。2026年9月12日、13日は、ぜひ宮城野区文化センター・宮城野区中央市民センターへ足を運び、あべこべマルシェが織りなす温かい交流と活気に触れてみてはいかがでしょうか。



