土用の丑の日に考えたい「耳」と「脳」の健康:難聴と認知症の関連性

7月26日の土用の丑の日は、一般的に夏バテ対策として食生活や健康管理への関心が高まる時期です。この機会に、日々の生活を支える大切な要素である「聞こえ」の健康についても考えてみることが推奨されています。

近年では、うなぎに多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)などのオメガ3脂肪酸と「聞こえ」の関係についても研究が進められており、聞こえを支える仕組みへの関心は世界的に高まっています。ただし、これらの研究は食品摂取によって聞こえが改善することを示すものではなく、聞こえとの関連について研究が進められている段階です。

「聞こえ」は、単に音を耳で受け取るだけでなく、耳から入った音を脳が処理し、言葉として理解する複雑な仕組みです。そのため、「音は聞こえるのに言葉が聞き取りづらい」といった状態には、脳による音声処理が関係していると考えられています。

世界保健機関(WHO)は、難聴を認知症の修正可能な危険因子の中でも最も影響が大きい要因の一つとして位置付けています。人生100年時代において、「聞こえ」は健康寿命にも関わる重要なテーマとして注目されているのです。

土用の丑の日に考える「耳」と「脳」の健康

日常生活で気づく「聞こえ」のサイン:1分でできるセルフチェック

「聞こえ」の変化は、年齢とともに少しずつ現れることがあります。しかし、多くの人が「年齢のせいだから」と見過ごしてしまうケースも少なくありません。以下のような経験はありませんか?一つでも当てはまる場合は、「聞こえ」について考えるきっかけになるかもしれません。

  • テレビの音量が以前より大きくなった

  • 家族から「聞き返しが増えた」と言われる

  • 飲食店など周囲が騒がしい場所で会話が聞き取りづらい

  • 相手の話を聞き返すことが増えた

  • 複数人での会話についていきづらいと感じる

  • 電話で相手の声が聞き取りにくいことがある

これらのサインに気づいたら、定期的に「聞こえ」の状態を確認することが、これからの健康づくりにつながります。より手軽にチェックしたい場合は、以下の無料聞こえチェックを活用できます。

1分でできる無料聞こえチェック

【新サービス】脳の聞く力を鍛える聴覚トレーニング「キクモア」とは?

株式会社neumoが提供する「キクモア」は、「耳」ではなく「脳の聞く力」に着目した新しい聴覚トレーニングサービスです。従来の補聴器が音を大きくすることで聞こえを補うのに対し、キクモアは「音は聞こえるのに言葉が聞き取れない」といった日常の困りごとに対して、脳の処理機能にアプローチします。

スマートフォンを活用したトレーニングを通じて、日常生活の中で無理なく「聞く力そのもの」を支援する点が特徴です。これにより、補聴器ではカバーしきれない「言葉の聞き取りづらさ」に対する新たな選択肢を提供しています。

実際にキクモアを利用している方からは、「職場内での会話を充実させたいと思いキクモアを始めました。キクモアを開始してから、職場での会話が増えました。」といった声も寄せられています(人工内耳装用者・63歳)。

キクモア サービス概要

  • サービス名: キクモア

  • 提供開始: 本格提供中

  • 対応端末: iPhone/Android

  • 利用料金: 月額6,600円(税込)〜

  • サービスサイト: https://kikumore.net/

難聴と向き合う新しい選択肢:キクモアが目指す社会

株式会社neumoは、「聞く力を取り戻し、人とのつながりを再び取り戻す社会の実現」を目指し、脳神経科学とテクノロジーを融合したプロダクト開発を行っています。音は耳で受け取るだけでなく、脳で処理されて初めて意味を持つという観点から、「耳ではなく脳の聞く力を鍛える」という新しいアプローチに取り組んでいます。

高齢化が進む社会において、「聞こえ」の健康は、一人ひとりのQOL(生活の質)や社会参加に大きく影響します。聴覚トレーニングサービス「キクモア」のような新しい選択肢が提供されることで、より多くの人々が「聞こえ」の問題と向き合い、豊かなコミュニケーションを維持できる未来に貢献することが期待されます。

株式会社neumo 会社概要

  • 会社名: 株式会社neumo

  • 代表者: 代表取締役CEO 若林龍成

  • 所在地: 東京都渋谷区恵比寿南1-11-19

  • 設立: 2017年8月21日

  • 事業内容: 脳神経科学に基づく聴覚トレーニングサービス「キクモア」の開発・提供

  • URL: https://neumo.jp/

  • サービスサイト: https://kikumore.net/

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77