福祉とスポーツが連携!NPO法人ソーシャルデザインワークスといわきFCの新たな挑戦

今回の契約は、いわきFC関連施設の除草作業やフロントスタッフ業務の一部をSOCIALSQUAREの利用者が担うことからスタートします。これは、障害のある方が地域社会で活躍する場を広げ、働く喜びを感じられる環境を整備するための一歩です。

「ごちゃまぜ」の理念で地域を活性化!パートナーシップの背景

IWAKI FC SOCIAL SQUARE ロゴ

NPO法人ソーシャルデザインワークスは、「ごちゃまぜ」という理念を掲げています。これは、障害の有無や年齢、立場といった違いを超えて、多様な人々が自然に繋がり、共に地域を創り上げていくことを目指す考え方です。

一方、いわきFCも「地域密着」「地域創生」を掲げ、スポーツを通じて地域に活力を生み出す活動を積極的に行っています。今回の契約は、ソーシャルデザインワークスのスタッフがいわきFCの試合時のボランティア活動に参加したことがきっかけとなり、両者の地域を巻き込む活動姿勢と「ごちゃまぜ」の考え方をスポーツを通じて広げたいという思いが一致し、実現しました。

具体的な取り組みとは?スポーツを通じた多様な地域共創活動

このパートナーシップでは、クラブの応援に加えて、スポーツを通じた地域づくりを共に推進することを目指しています。具体的には、以下の取り組みが予定されています。

  • 福祉×スポーツの地域交流イベント

  • ホームゲームでのボランティア活動

  • 地域清掃などの社会貢献活動

  • スポーツを活用した就労体験

第一弾として、SOCIALSQUAREの利用者が施設環境整備などの業務に携わることで、地域社会への参加や就労経験につながるきっかけづくりが進められます。これらの取り組みを通じて、スポーツ・福祉・企業・地域住民が自然につながり、誰もが地域の一員として活躍できる「ごちゃまぜ」の地域づくりを目指しています。

SOCIALSQUAREの利用者にとっての意義と今後の展望

今回のパートナーシップは、NPO法人ソーシャルデザインワークスが運営する障害福祉事業所「SOCIALSQUARE」の利用者にとって、地域で役割を持ち、社会と繋がる機会をさらに広げる重要な機会となります。

イベントやボランティア活動への参加に加え、いわきFC関連施設の環境整備といった継続的な仕事を担うことで、地域との関わりを深めながら働く経験を積み重ねられる環境づくりが進められます。これにより、利用者の自立支援や社会参加が促進されることが期待されます。

さらに、この取り組みをきっかけに、地域企業や住民、行政、スポーツクラブなど、さまざまな立場の人が自然につながり、それぞれが地域の中で役割を持ちながら支え合えるコミュニティの実現を目指しています。ソーシャルデザインワークスは、この取り組みを通じて「ごちゃまぜ」が地域に広がる新しいモデルを確立し、「スポーツを入り口に、福祉がもっと身近になる」地域づくりに取り組んでいくとしています。

担当者が語る「ごちゃまぜ」の地域づくりへの思い

SOCIALSQUARE 上荒川店の就労支援員である生天目 公生氏は、今回のパートナー契約について「いわきFCを応援するだけでなく、地域とのつながりを広げるための新しい挑戦」とコメントしています。生天目氏は、「ごちゃまぜ」の考え方を地域へ広げるためには、事業所の中だけでなく地域へ積極的に出ていくことが重要だと強調。いわきFCの発信力や地域とのネットワークを活かし、利用者の活躍の場や地域住民との交流機会を増やし、スポーツ・福祉・企業・地域住民が自然につながる「ごちゃまぜ」の地域づくりを広げていきたいと語っています。

NPO法人ソーシャルデザインワークスとは

全国で障害福祉事業所「SOCIALSQUARE(ソーシャルスクエア)」を展開し、就労移行支援・自立訓練(生活訓練)・就労定着支援サービスを提供しています。就労移行支援は、一般企業への就職を目指す障害のある方を支援するサービスです。自立訓練(生活訓練)は、地域での自立した生活を送るためのスキル習得をサポートします。就労定着支援は、就職後も長く働き続けられるよう支援するものです。同法人は、人・街・文化に対する様々な社会貢献活動を通じて、多様な生き方や働き方を尊重し合う文化を醸成することを目指しています。

法人WEB:https://sdws.jp/
サービスサイト:https://socialsquare.life/

いわきFCとは

福島県いわき市をホームタウンとするJリーグ(J2)所属のプロサッカークラブです。「地域密着」「地域創生」を掲げ、サッカーを通じて地域に活力を与える活動を積極的に行っています。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77