東京都葛飾区に重度障がい者向けグループホームが新規オープン!自立した暮らしを支える24時間サポート体制

東京都葛飾区に、重度の障がいがある方々が地域で自立した生活を送るための新たな選択肢として、障がい者グループホーム「ソーシャルインクルーホーム葛飾西水元」が2026年8月1日に開設されました。これは、障がい者グループホームを全国展開するソーシャルインクルー株式会社が東京23区内で初めて開設する「ソーシャルインクルーホーム」です。

東京23区内は、交通の便や生活の利便性が高い一方で、重度の障がいがある方々を対象としたグループホームの供給は十分とはいえず、住まいの確保が課題となっていました。本施設の開設により、地域での受け入れ体制が拡充され、より多くの方が安心して暮らせる環境が提供されることが期待されます。

「ソーシャルインクルーホーム葛飾西水元」とは?東京23区初の「日中サービス支援型」グループホーム

「ソーシャルインクルーホーム葛飾西水元」は、日常生活で継続的な支援を必要とする重度の障がいがある方や高齢の障がいがある方を対象とした「日中サービス支援型グループホーム」です。日中サービス支援型とは、障がいのある方が共同生活を送る「共同生活援助(グループホーム)」の一種で、2018年に障がい者の重度化・高齢化に対応するために創設されたサービスです。24時間365日体制で日常生活のサポートが受けられる点が特徴です。

ソーシャルインクルーホーム葛飾西水元の外観

本施設は、東京23区内における「ソーシャルインクルーホーム」の第一号となり、地域における障がい者支援の重要な拠点となるでしょう。

詳細はこちらから確認できます。

短期入居施設も併設し、緊急時にも対応

また、本施設には「短期入居施設」が併設されています。短期入居施設とは、日中サービス支援型の施設に併設が義務付けられているもので、ご入居者様以外の方も、ご家族が外出する際や休息が必要な時、あるいは緊急時などに一時的な宿泊先として利用できる施設です。これにより、地域で暮らす障がいのある方々への緊急時支援体制も強化されます。

重度障がい者の自立を支える24時間体制の個別支援

「ソーシャルインクルーホーム葛飾西水元」では、重度の障がいがある方も自立した生活を送れるよう、個々の障がいの状況に応じたサポートを24時間体制で提供しています。

明るく清潔感のある共有スペース

提供される支援内容は多岐にわたります。

  • 日常生活支援: 入浴や排せつなど、日々の生活で必要な介助を行います。

  • 食事の提供: 栄養バランスを考慮したメニューに加え、ミキサー食やお粥など、ご入居者様の状態に合わせた食事が用意され、必要な方には食事介助も行われます。

  • 健康・服薬管理: 毎日、健康状態の確認と服薬管理が実施されます。

  • 外出支援: 病院受診や買い物にはスタッフが同行し、安全な外出をサポートします。

  • 余暇活動: 日中の施設内では、ご入居者様に合わせた様々な余暇活動が提供されます。

  • 金銭管理サポート: 日々の生活に必要な金銭管理についてもサポートが行われ、自立した生活を後押しします。

ご入居前には、専門資格を持つスタッフが障がいの状況や必要な介助内容をヒアリングし、一人ひとりの希望や状態に応じた個別支援計画を作成します。この計画は、法令の定めよりも短いサイクルで定期的に見直されるため、ご入居者様の状態変化や希望に柔軟に対応し、常に最適な支援が提供される体制が整えられています。

安心の住環境と法令以上の手厚い運営体制

日中サービス支援型のグループホームは、昼夜を問わず支援が必要な方々の生活を支えるため、スタッフ配置体制や施設設備について法令で運営基準が定められています。

清潔感のある廊下と手すり

「ソーシャルインクルーホーム」では、法令で求められる基準以上の支援体制を方針としており、夜間は1ユニット(※利用者2人以上10人以下の生活単位)あたり2名のスタッフ配置を基本としています(人材採用状況により1名となる場合もあります)。

また、建物はグループホーム開設のために新築されており、バリアフリー設計が徹底されています。車いすの方も安心して生活できるよう、バリアフリートイレ、入浴リフト、玄関スロープ、エレベーターなどが設置されています。防犯カメラやスプリンクラーなどの防犯・防災設備も備えられ、安全で安心な住環境が提供されています。

全国展開で培われた「ソーシャルインクルー品質」の支援

ソーシャルインクルー株式会社は、「住まいに困る障がい者が『0』の社会を創る」を理念に掲げ、2017年の創立以来、全国で障がい者グループホーム「ソーシャルインクルーホーム」を展開しています。2026年7月末時点で、全国に349事業所を運営しています。

同社は、各地域での施設運営を通じて蓄積されたノウハウを体系的に集約・分析し、マニュアルや教育プログラムに活用することで、どの地域においても安定した高品質の支援、すなわち「ソーシャルインクルー品質」の支援を提供できる体制を推進しています。

今後も、地域社会との連携を深めながら、誰もが安心して自分らしく暮らせる社会の実現に向けて、全国規模の展開と地域に根差した支援の両立を図っていく方針です。

ソーシャルインクルー株式会社について

ソーシャルインクルー株式会社は、2017年4月に設立され、同年7月には神奈川県相模原市に最初の障がい者グループホームを開設しました。障がい者総合支援法に基づく障がい福祉サービス、特に障がい者グループホーム事業を展開しており、地域の社会課題解決を目指し、全国でグループホームを運営しています。

  • 会社名: ソーシャルインクルー株式会社

  • 代表者: 代表取締役社長 松下 展千

  • 所在地: 東京都品川区南大井6-25-3 いちご大森ビル2F

  • 事業内容: 障がい者総合支援法における障がい福祉サービス、障がい者グループホーム事業

  • 設立: 2017年4月

  • コーポレートサイト: https://www.socialinclu.co.jp/

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Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77