Last Updated on 2019年12月4日 by 菅間 大樹
就労支援センター開設に向けて
和歌山県新宮市で放課後等デイサービスを運営するNPO法人「ぷろぼのくまの」が若者向けの就労支援センターの開設準備を進めている。
同法人は今年3月、商店街の空き店舗を活用し、中高生を対象とした放課後等デイサービス「くまのチャレンジスクール」を開設。発達障害や不登校などで生きづらさを感じる若者に対し、ITスキルや社会の仕組みを教える活動を行っています。
6月には社会人向けの「自立訓練」の事業所としての認可が下りたことに続き現在は、、学校卒業後の就職を支援する「くまの就労支援センターヨリドコ」の開設を計画中とのことです。
「ぷろぼのくまの」理事長の柴田哲弥さんは和歌山県出身で、2013年に廃校を活用した「Bookcafe kuju(ブックカフェクジュウ)」をオープン。同カフェで発達障害や障害者の就労の勉強会を開催したことがきっかけで福祉に関わり始め、現在は週末はブックカフェの店主、平日は「ぷろぼのくまの」理事長として活動しています。
支援は10種類を用意。学生限定リターンも
現在「ヨリドコ」開設へ向けて「MotionGallery(モーションギャラリー)」で、クラウドファンディングに挑戦中。集まった支援金は障害者用トイレ設置や入り口のバリアフリー化など、改築費に使われるとのこと。応援期間は2019年12月2日(月) まで となっています。
リターンは1000円で支援できる「学生限定リターン」や、オープニングパーティに参加できるなどが受けられる5000円のリターンなど10種類が用意されています。
クラウドファンディングURLは以下を参照。
https://motion-gallery.net/projects/kumano_yoridoko