認定NPO法人みのり10周年記念コンサートで音楽と福祉の交流を
埼玉県上尾市を拠点に活動する認定NPO法人みのりが、設立10周年を記念し、特別なコンサートと式典を2026年9月26日(土)に開催します。このイベントは、「見えない私たちを、見てほしい」というメッセージを掲げ、視覚障害のある方々と地域住民が音楽を通じてつながる一日となることを目指しています。
コンサートには、「世界中のこどもたちが」などで知られる児童音楽の第一人者である新沢としひこ氏と、「ドラえもん」の主題歌を長年担当した山野さと子氏が出演します。両氏の歌声とともに、誰もが親しめる名曲の数々が披露される予定です。
特に注目されるのは、障害福祉サービス事業所「領家グリーンゲイブルズ」のテーマソングが初披露される点です。このテーマソングは、新沢としひこ氏が作詞作曲を手掛けており、イベントの目玉の一つとなるでしょう。

会場となるあげお富士住建ホール大ホール(上尾市文化センター)のホワイエでは、上尾市近郊の福祉事業所による販売会や、点字などの福祉体験会も同時開催されます。参加者は楽しみながら福祉に触れることができ、地域全体で共生社会について考えるきっかけが提供されます。
イベント概要
-
日時: 2026年9月26日(土) 13:00開演 (12:00開場)
-
会場: あげお富士住建ホール 大ホール(上尾市文化センター)
-
出演: 新沢としひこ、山野さと子、みのりのみんな
-
料金: 一般1,000円 / 中学生以下・障害のある方・介助者500円(全席自由)
-
後援: 上尾市、上尾市教育委員会、上尾市社会福祉協議会、公益社団法人埼玉デザイン協議会、あいラジ
「見えない私たちを、見てほしい」盲重複障害とは? NPO法人みのりの活動と共生社会への願い
認定NPO法人みのりは、盲重複障害児の保護者による活動から始まり、2016年に法人化されました。2020年には障害福祉サービス事業所「領家グリーンゲイブルズ」を開設し、2023年には認定NPO法人としての認可を受けています。
盲重複障害とは
盲重複障害(もうちょうふくしょうがい)とは、視覚障害に加えて、知的障害や肢体不自由など複数の障害を併せ持つ状態を指します。日常生活の多くの情報を視覚から得る私たちにとって、情報取得が困難であることに加え、コミュニケーションや移動にも困難を抱える場合があります。そのため、地域社会との接点が限られ、「見えない存在」となってしまうことも少なくありません。

認定NPO法人みのりは、このような状況にある人々が地域社会とつながりを持ち、共に生活できる社会を目指して活動しています。今回の10周年記念コンサートは、その願いを「見えない私たちを、見てほしい」というメッセージに込めて、音楽を通じて障害のある方々と地域住民との交流を深める場を創出します。

同法人が目指すのは、障害のある人が「ただ支援される存在」としてではなく、一人の市民として役割を持ち、共に街を豊かにしていく社会です。視覚障害や盲重複障害があっても、誰もが当たり前に街へ出て、働き、楽しみ、輝ける「これからのみのり」のモデルを、上尾の地から全国に向けて発信していくことが期待されます。

コンサート参加で地域とつながる!チケット情報とクラウドファンディング
本イベントへの参加は、音楽を楽しむだけでなく、障害福祉への理解を深め、地域社会とのつながりを築く貴重な機会となるでしょう。
チケットは、チケットぴあ(Pコード:326139)またはみのりコンサート事務局への電話で予約・購入が可能です。車椅子を利用する方は、事前に事務局へ連絡することで席が用意されます。
また、本イベントの開催にあたり、地域の企業や個人の支援を募る協賛金に加え、より広く全国からの応援と参加を呼びかけるため、2026年6月26日からクラウドファンディングの実施も予定されています。この取り組みは、障害のある人が地域で輝ける社会の実現に向けた、大きな一歩となることでしょう。
イベントや認定NPO法人みのりの活動に関する詳細は、以下の法人ホームページをご覧ください。
まとめ
認定NPO法人みのりが主催する10周年記念コンサートは、新沢としひこ氏と山野さと子氏を迎えるだけでなく、盲重複障害への理解を深め、音楽を通じて地域社会との共生を目指す重要なイベントです。このコンサートは、障害のある方々が「見えない存在」ではなく、地域の一員として活躍できる社会を築くためのメッセージを発信します。
ぜひこの機会に、コンサートに参加し、福祉体験を通じて、多様な人々が共に生きる社会について考えてみてはいかがでしょうか。チケット購入やクラウドファンディングへの参加を通じて、この意義深い活動を支援することも可能です。

