アルティウスリンクの快挙:アビリンピックやまがた2026で優秀賞・技能賞を獲得

アルティウスリンク株式会社の「山形グリーンユニット」のスタッフが、2026年7月2日に山形県で開催された「第24回山形県障害者技能競技大会(アビリンピックやまがた2026)」に出場し、ビルクリーニング部門で「優秀賞」と「技能賞」を受賞しました。この成果により、優秀賞を受賞したスタッフは、2026年12月4日から6日まで愛知県で開催される「第46回全国アビリンピック」への初出場が決定しました。

障がい者の能力開発を推進する「山形グリーンユニット」の取り組み

アルティウスリンクでは、グループ全体で約800名の障がいのある方が全国の拠点で活躍しています。その中でも「やまがたワークプレイス」に設置された「山形グリーンユニット」は、農業、清掃、植栽などの業務を通じて、障がいのある社員がそれぞれの能力を発揮できる職場環境づくりと地域社会との接点づくりに力を入れています。

山形グリーンユニットでは、スタッフの職業能力向上だけでなく、仕事への意欲や自信を高める成長機会の創出を目指し、4年前から「アビリンピックやまがた」への出場を続けています。今年度は、7名のスタッフがビルクリーニング部門に挑戦しました。日々の業務で技術を磨くだけでなく、チーム内での練習を重ねてきました。

特に注目すべきは、山形大学附属特別支援学校との合同練習や、上山高等養護学校との合同リハーサルを実施したことです。これは、ライバルとして切磋琢磨しつつ、地域の方々と交流を深めながら技能向上に励むという、障がい福祉分野における素晴らしい取り組みと言えるでしょう。

清掃作業の研修または実習を行うスタッフたち

こうした日々の努力が実を結び、今回の優秀賞と全国大会への出場権獲得に繋がりました。また、技能賞を受賞したスタッフは3年連続で入賞を果たすなど、着実な成果をあげています。

受賞者とチームが語る「アビリンピック挑戦の道のり」

今回の受賞について、参加者と管理者から喜びと今後の抱負が語られました。

優秀賞受賞者:齋藤 翔太さんのコメント

齋藤翔太さんは、「日々の清掃業務では丁寧な作業を心がけ、練習では制限時間内に演技を終えられるように取り組みました。また、山形大学附属特別支援学校との合同練習や上山高等養護学校との合同リハーサルでは、学生の皆様にこれまでの業務で培ってきたノウハウを伝えました。一人ひとりに合わせた指導の重要性を改めて実感し、今後のチーム内でのコミュニケーションにも生かしてまいります。全国大会では、納得のいく演技ができるよう全力で取り組みます」と語っています。

技能賞受賞者:横田 峰之さんのコメント

横田峰之さんは、「4回目の出場でしたが、一緒に出場する選手と技術を高め合うことができ、今年も出場して良かったと感じました。来年も出場できるよう、日々の業務を積み重ねながら技術を磨いてまいります」と、継続的な努力の重要性を強調しました。

山形グリーンユニット管理者からのコメント

山形グリーンユニットの管理者は、「前回大会の反省を生かし、練習方法の見直しや独自マニュアルの改訂、スタッフごとの練習日誌導入など、チームで工夫しながら取り組んでまいりました。齋藤さんは、チームメンバーの指導をしながら自らも選手として挑戦するという難しい立場でしたが、日々の努力が実を結び、大変誇らしく思っています」と、チーム一丸となったサポートの成果を語りました。さらに、「引き続き、チーム一丸となってサポートし、全国大会に向けたサポートを行うとともに、一人ひとりが能力を発揮し成長できる環境づくりを進めてまいります」と、今後の支援への意欲を示しています。

第46回全国アビリンピック:開催概要と注目ポイント

「アビリンピック」とは、障がいのある方々が日頃培った技能を競い合う大会です。正式名称は「全国障害者技能競技大会」といい、障がい者の職業能力の向上と社会参加を促進することを目的としています。

第46回全国アビリンピックの概要は以下の通りです。

開催日時 2026年12月4日(金)~12月6日(日)
開催場所 愛知国際展示場(Aichi Sky Expo) 〒479-0881 愛知県常滑市セントレア5丁目10番1号
主催 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
公式サイト 第46回全国アビリンピック公式ウェブサイト

この全国大会は、障がいのある方々の高い技能を広く社会にアピールする貴重な機会となります。アルティウスリンクのスタッフが全国の舞台でどのような活躍を見せるのか、注目が集まります。

アルティウスリンクの障がい者雇用と今後の展望

アルティウスリンクは、障がい者雇用を単なる法定雇用率の達成にとどめず、社員一人ひとりが能力を発揮し、成長できる環境づくりに積極的に取り組んでいます。今回の「アビリンピックやまがた2026」での受賞と全国大会への出場決定は、その取り組みが着実に実を結んでいる証拠と言えるでしょう。

このような企業の積極的な障がい者雇用への姿勢は、他の企業にとっても大きな刺激となり、障がい福祉分野全体の発展に寄与するものです。

アルティウスリンクの取り組みや最新情報については、以下のリンクからご確認いただけます。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77