災害時も日常も安心!革新的な遠隔通訳システム「PVRTC」とは
プラスヴォイスの遠隔通訳は、通訳者が現地に行けないような状況、例えば離島や遠隔地、夜間、休日、そして災害時などにおいても、「その場」で会話を支援できる仕組みです。
利用者はスマートフォンやタブレットで二次元コードを読み取るだけで、遠隔地にいる通訳オペレーターとビデオ通話でつながり、対面でのコミュニケーションをサポートします。アプリのインストールやアカウント登録は不要で、手軽に利用できる点が特長です。
このサービスの根幹をなすのが、独自開発の遠隔通訳システム「PVRTC(PlusVoice Real-Time Communication)」です。PVRTCは以下の特長を備え、高い品質と安全性を実現しています。
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手話の細かな動きや表情を伝える高品質な映像
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色覚に特性のある方にも配慮した表示(カラーUD認証取得)
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通信サーバを経由しない高いセキュリティ
現在、PVRTCは全国の行政機関や民間企業など90以上の場所で導入されており、窓口手続き、金融、医療、交通、福祉、災害対応といった幅広い分野で活用されています。
障害福祉分野にも貢献!災害時の情報保障と大規模イベントでの活用事例
災害時において、情報が適切に届くかどうかは、人々の命や生活に直接関わる重要な問題です。プラスヴォイスは、東日本大震災をはじめとする大規模災害時に、遠隔通訳を無償で提供してきました。特に、能登半島地震では約3週間にわたり24時間体制で無償提供を実施し、およそ120件の通訳呼び出しに対応した実績があります。
避難所でのやり取りや支援制度の確認など、緊急性の高い場面において即時につながる手段として、遠隔通訳への期待は高まっています。これは、障害者が情報を取得・利用できる機会を保障する「情報保障」の観点からも極めて重要です。
また、遠隔通訳は大規模なイベントや国際的な場でもその有効性を示しています。2025年に開催されたデフリンピックでは、同行通訳と併用され、大会運営や情報提供を支える手段の一つとして活用されました。人による直接的な支援とICT(情報通信技術)を組み合わせることで、規模の大きな場面や予期せぬ状況においても安定した情報提供が可能となることが示された事例と言えるでしょう。
誰もが暮らしやすい社会へ!遠隔通訳が目指すバリアフリーの未来
今回の内閣府表彰受賞を一つの節目として、プラスヴォイスは、バリアフリー・ユニバーサルデザインの考え方を、特別な配慮ではなく、暮らしを支える「当たり前の社会インフラ」として広げていきたいと考えているようです。
「バリアフリー」とは、障害のある人々が社会生活を送る上で障壁となるものを取り除くことを指し、「ユニバーサルデザイン」は、年齢や能力、状況にかかわらず、誰もが利用しやすいように製品や環境を設計することを意味します。遠隔通訳は、まさにこれらの理念を体現するサービスと言えるでしょう。
災害時、行政手続き、そして日常のさまざまな場面において、伝える手段の違いによって選択肢が狭まることのない社会の実現に向け、現場の声を取り入れながら取り組みを続けていくことが期待されます。
関連情報
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内閣府 令和7年度 バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰 事例集
https://www8.cao.go.jp/souki/barrier-free/r07hyoushou/jireisyu.html -
国が推奨する情報保障(株式会社プラスヴォイス)
https://plusvoice.co.jp/lp/
まとめ
株式会社プラスヴォイスの遠隔通訳サービスが内閣府の表彰を受けたことは、障害福祉分野における情報保障の重要性と、ICTを活用した革新的なソリューションの可能性を改めて示すものです。災害時の緊急対応から日常のコミュニケーション支援まで、多岐にわたる場面で誰もが安心して情報を得られる社会の実現に貢献するこの取り組みは、今後の共生社会の発展において重要な役割を果たすことでしょう。

