多様な働き方を推進するアイエスエフネットの挑戦

株式会社アイエスエフネットは、多様な人材が活躍できる職場環境を目指し、「ダイバーイン雇用」および「アライ宣言」を積極的に推進しています。このたび、同社はこれらの取り組みをさらに強化し、アライに関する社内の認知度と意識調査を実施しました。この調査結果からは、多様性を尊重する企業文化が社員の安心感や働きやすさに直結していることが示されています。

障害福祉に関心のある方にとっても、多様な働き方を支援する企業の取り組みは重要な情報となるでしょう。

アライ宣言のメッセージ画像

「ダイバーイン雇用」と「アライ宣言」で広がる職場の安心感

アイエスエフネットは、年齢、性別、国籍、障がいの有無、性的マイノリティなど、多様な個性や価値観を持つ人材が共に働く「ダイバーイン雇用」を経営の重要な柱として位置づけています。これは、誰もが自分らしく活躍できる社会の実現を目指す同社の強い意志を示すものです。

「ダイバーイン雇用」とは?

「ダイバーイン雇用」とは、さまざまな事情で就労が難しいとされている方々に対して、安心して働ける環境を創造し提供するアイエスエフネット独自の取り組みです。2016年には、ニート・フリーター、シニア、障がいのある方、LGBTQIAなど、就労に困難を抱える30のカテゴリーに対する雇用創出目標として「30大雇用」を宣言しました。現在の「ダイバーイン雇用」は、この「30大雇用」からさらに幅広い雇用の実現を目指して発展させた概念です。

「アライ宣言」で多様性を尊重する文化を醸成

「アライ宣言」は、「ダイバーイン雇用」の一環として、LGBTQIA当事者に寄り添い支援する姿勢を明確にするために、昨年末より社内展開が強化されました。

ここでいう「アライ(Ally)」とは、一般的には「味方」「仲間」を意味する英単語で、LGBTQIAに対する理解や支援を表明する際に用いられることが多いです。しかし、アイエスエフネットではこの概念をさらに広げ、「ダイバーイン雇用」の対象となる“あらゆる方への支援を表明する人”を「アライ」と位置づけています。会社としてメッセージを発信するだけでなく、社員一人ひとりが自発的にアライであることを表明できる環境を整えることで、目に見える形での「安心できる職場づくり」を進めているとのことです。

社内調査で明らかに!アライ文化の浸透と働きやすさへの影響

取り組み強化から約半年が経過した時点で実施された社内アンケートの結果から、アイエスエフネットのダイバーシティへの取り組みが、社員の意識と職場の安心感に直結していることが明らかになりました。

9割以上が認知する「アライ宣言」の取り組み

社内で実施されている「アライ宣言」の取り組みについて、「詳しく知っている(45.9%)」と「名前は聞いたことがある(45.2%)」を合わせると、91.1%もの社員が認知していることが判明しました。また、「アライ」という言葉の意味についても、「よく理解している(30.7%)」と「だいたい理解している(65.9%)」を合わせて96.6%に達し、「全く知らない」と答えた社員は0%でした。この結果は、社内におけるダイバーシティ&インクルージョン(多様性の受容と包摂)の浸透度の高さを示唆していると言えるでしょう。認知経路としては、社内ポータルのほか、上長や同僚からの口コミも多く、日々のコミュニケーションの中で話題になっている様子が伺えます。

87.4%が実感する職場の安心感と働きやすさ

他の社員の「アライ宣言」を見ることで、社内・職場における安心感や働きやすさが高まると思うかという問いに対し、「非常にそう思う(35.1%)」と「ややそう思う(52.3%)」を合わせた87.4%の社員が肯定的な回答をしました。このことから、制度の存在だけでなく、同僚の賛同(アライ)が目に見える形で示されることが、多様な社員の働きやすさに直接的な影響を与えている可能性が考えられます。

誰もがアクションしやすい環境へ:今後の展望

今回の調査を通じて、取り組みへの高い共感が得られた一方で、まだアライ宣言をしていない社員の声として「何を書いていいかわからない」「自分の考えをオープンにすることへの抵抗感がある」といった心理的ハードルがあることも見えてきました。

この結果を受けて、アイエスエフネットは今後、誰もがより自分に合った形で支援を表明できるよう、アライ宣言への参加のハードルを下げる工夫を行っていくとのことです。本取り組みを強化することで、さらに多様性を尊重し合える企業文化を醸成し、「ダイバーイン雇用」の実現を加速させていくことが期待されます。

アイエスエフネットが目指す「働く喜び」と「生きがい」

アイエスエフネットグループは、年齢、性別、国籍、障がいの有無などに関わらず、一人ひとりの個性を尊重し、誰もが自分らしく活躍できる社会の実現を目指しています。一人でも多くの方に「働くことの喜び」や「やりがい」、そして「生きがい」を見出していただくことをグループの大義としているとのことです。

同社の採用に関する詳細情報は、以下のページで確認できます。

株式会社アイエスエフネットについて

株式会社アイエスエフネットは、クラウドやネットワーク、セキュリティ領域でソリューションを展開するITインフラ企業です。約2,300名のエンジニアが在籍し、国内14拠点、アジア3カ国(中国、韓国、シンガポール)に拠点を展開しています。「人財育成会社」を企業ブランドに掲げ、高度なITインフラエンジニアの育成を通じて、顧客のビジネス変革を支えています。

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Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77