読書バリアフリーと教育格差を解消する「耳の図書館プロジェクト」とは
「耳の図書館プロジェクト」は、オーディオブックの力を活用し、教育格差や情報アクセスの壁を解消することを目的としたCSR共同プロジェクトです。参画企業からの支援金を活用し、オトバンクが特別価格でオーディオブック利用権を提供することで、支援のインパクトを最大化します。
このプロジェクトによって、障害者団体やNPOなどの支援団体を通じて、経済的理由で学習機会が限られる子どもたちや、視覚障害などで紙の本を読むことが難しい方々へオーディオブックが提供されます。
支援が届くまでのプロセスとパートナー団体
企業がプロジェクトへの参画を決定すると、オトバンクが最適な支援団体とのマッチングを提案します。支援対象者には、オーディオブックを1年間自由に楽しめる「耳の図書館」利用権が発行され、日々の学びや楽しみとして活用される仕組みです。
現在、以下の団体がパートナー支援団体として参加しています。
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株式会社ミライロ

「バリアバリュー」を企業理念とし、障害のある当事者の視点から、社会におけるバリア(障害)をバリュー(価値)に転換するインフラやソリューションを提供しています。デジタル障害者手帳「ミライロID」によるインフラづくりや企業等への研修、リサーチ&コンサルティング支援を通じて、障害者とその家族が今日を楽しみ、明日を期待できる社会の実現を目指しています。 -
特定非営利活動法人エッジ NPO EDGE

2001年10月に認定設立されたNPO法人エッジは、ディスレクシアの正しい認識の普及と支援を目的として活動しています。ディスレクシアとは、知的に問題がなく、聴覚・視覚の知覚的機能も正常であるにもかかわらず、読み書きに関して特有のつまずきや学習の困難を示す症状です。ディスレクシアを持つ全ての人が活き活きと暮らせる社会を目指しています。
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深刻化する情報格差と教育格差:プロジェクト発足の背景
日本社会には、「耳で読む読書」を必要とする深刻な課題が存在しています。これが「耳の図書館プロジェクト」発足の大きな背景となっています。
子どもの貧困と学習格差の現状
厚生労働省の調査では、日本の17歳以下の子どもの約9人に1人が貧困状態にあると報告されています。また、文部科学省の調査では、世帯年収の差が学校外教育費に約4倍の開きとして現れることが示されており、経済力が直接「学びの量」に影響を及ぼしている現実があります。
視覚障害者・読書困難者の情報アクセス課題
厚生労働省の調査によると、日本の障害者総数は人口の約9.3%にのぼり、中でも視覚障害者は、紙の書籍を中心とした情報社会において深刻な情報格差(デジタル・ディバイド)に直面しています。2019年には「読書バリアフリー法」が施行されましたが、誰もが等しく文字・活字文化を享受できる環境整備は依然として急務とされています。
オーディオブックで広がる「読書の自由」:プロジェクトが目指すもの
「耳の図書館プロジェクト」は、オーディオブックを活用することで「読書=目で文字を追う」という固定観念を解き放ち、多角的なウェルビーイングの向上を目指します。
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身体的価値: 視力低下や身体的負荷によりページをめくることが困難な方でも、耳を通じて読書に没頭できます。
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精神的価値: 「本が読めない」という喪失感を「読める」喜びに変え、知的好奇心を満たすことで自己肯定感の向上に寄与します。
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社会的価値: 共通の話題によるコミュニケーションや、学習を通じた就労・進学のチャンスを広げ、社会とのつながりを強化します。
今後の展開と「誰もが読書を諦めなくてよい社会」の実現
オトバンクは今後も、読書バリアフリーや教育格差の解消に向けて、オーディオブックを通じた取り組みを広げていく方針です。視覚障害や学習環境の違い、忙しさなどにより読書機会が限られる人にも本の楽しさを届け、「誰もが読書を諦めなくてよい社会」の実現を目指してまいります。
「聴く本」で広がる読書体験:オーディオブックとは
オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」のことです。耳だけで読書を楽しめるため、文字を読むのが難しい方のほか、ランニング中、電車や車での移動時間、家事の最中など、生活のあらゆるシーンで「ながら読書」を楽しめます。
近年では、スマートフォンやワイヤレスイヤホンの普及で音声コンテンツの利用環境が急速に整ったことや、定額で様々な作品が聴き放題となるサブスクリプションプラン導入などを背景に、利用者が急増しています。現在、オーディオブックは、紙、電子書籍に続く「第3の書籍」として広がりつつあります。
オーディオブック制作の様子からおすすめ作品まで、さらに詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
まるわかり!オーディオブック
日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」

株式会社オトバンクが運営する「audiobook.jp」は、日本最大級のオーディオブック配信サービスです。2007年に配信を開始した「FeBe」からリニューアルし、2018年3月よりサービスを開始しました。オーディオブックのカテゴリー普及に向けてプラットフォームの拡大を目指しており、2024年2月には会員数が300万人を突破しています。
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法人版に関するお問い合わせフォーム:お問い合わせフォーム
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「audiobook.jp 法人版」特設サイト:「audiobook.jp 法人版」特設サイト
株式会社オトバンクについて

株式会社オトバンクは、「聞き入る文化の創造」を掲げ、2004年に創業した音声プラットフォーム企業です。日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」を運営し、数万点に及ぶオーディオブックの制作・配信を展開しています。
創業の原点には、創業者の祖父が緑内障を患った経験から、「耳でも読書が楽しめる世の中にしたい」という思いがあります。現在は、企業のブランド価値を高めるポッドキャストの企画・制作や、人材育成を支援する法人向け音声サービスなども展開。読書バリアフリーの推進や「耳活」という新たなライフスタイル提案を通じて、音声が生み出す豊かな社会の実現を目指しています。

