パラ陸上・走幅跳の日本記録保持者、高田千明選手がコロプラに加入

株式会社コロプラは、パラ陸上競技(走幅跳)で活躍する高田千明選手が、2026年9月1日付けで同社に入社したことを発表しました。高田選手は、世界選手権で銀メダルを獲得するなど、国際舞台で実績を誇るトップアスリートです。

高田千明選手:世界を舞台に活躍する視覚障がいアスリートの軌跡

高田千明選手は、全盲(視覚障がいクラス:T11)のパラ陸上選手として、走幅跳を専門に取り組んでいます。T11クラスとは、視覚障がいの中でも光を全く感じない、または光覚があっても手の形を認識できない程度の重い視覚障がいを持つ選手が該当するクラスです。高田選手は、このクラスで数々の素晴らしい戦績を収めてきました。

2016年のリオデジャネイロパラリンピックを皮切りに、国際大会の舞台で継続的に活躍しています。特に、2017年の世界パラ陸上競技選手権大会(ロンドン)では銀メダルを獲得。2021年の東京2020パラリンピックでは、自身の記録を4m74まで伸ばし、女子走幅跳(T11)の日本記録を樹立しました。直近では2024年の世界パラ陸上競技選手権大会(神戸)にも出場し、第一線で活躍を続けています。

高田千明選手のプロフィール

氏名 高田 千明(たかだ ちあき)
生年月日 1984年10月14日
出身地 東京都大田区
学歴 東京都立文京盲学校 専攻科 理療科
パラ陸上 パラ陸上競技 走幅跳(クラス:T11)
所属団体 一般社団法人 日本パラ陸上競技連盟

高田千明選手の主な戦績

| 年 | 大会名 | 結果 |
| :— | :— |
| 2016年 | リオデジャネイロ2016パラリンピック(走幅跳T11) | 8位入賞 |
| 2017年 | ロンドン2017世界パラ陸上競技選手権大会(走幅跳T11) | 銀メダル |
| 2018年 | インドネシア2018アジアパラ競技大会(走幅跳T11) | 銀メダル |
| 2019年 | ドバイ2019世界パラ陸上競技選手権大会(走幅跳T11) | 4位入賞 |
| 2021年 | 東京2020パラリンピック(走幅跳T11) | 5位入賞(4m74)※日本記録 |
| 2024年 | 神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会(走幅跳T11) | 5位入賞 |

※4m74は女子走幅跳(T11クラス)の日本記録です。

高田選手からのメッセージ:競技と仕事への意欲

高田選手は入社にあたり、「素晴らしいご縁をいただき、新たなスタートを切れることを心から嬉しく思っています」とコメントしています。全盲のパラアスリートとして、競技パートナーや周囲の人々との絆を大切にし、限界を作らずに挑戦を続けてきたと語ります。今後はコロプラという新しい環境のもと、感謝の気持ちと楽しむ心を胸に、競技はもちろん仕事においても全力で挑んでいく決意を示しています。

コロプラが推進するアスリート支援と多様な働き方

株式会社コロプラは、「Entertainment in Real Life」をミッションに掲げ、スポーツというエンターテインメントを通じて多くの人々に感動を届けるアスリートを積極的に採用・支援しています。これまでもパラアスリートの採用・支援を通じて、多様な人材が自分らしく活躍できる環境づくりに取り組んできました。現在、コロプラには3名のパラアスリートが在籍しており、世界で活躍する選手たちの活動をサポートしています。

コロプラ所属のアスリートについて詳細はこちら:
https://colopl.co.jp/colopl_athletes/

株式会社コロプラのロゴとキャラクター

障害福祉分野における企業とアスリートの共生

企業がパラアスリートを雇用し支援することは、単にスポーツを支援するだけでなく、障害福祉分野における「障害者雇用」や「ダイバーシティ(多様性)」推進の観点からも大きな意義を持ちます。アスリートとしての能力を最大限に発揮できる環境を提供するとともに、一般企業で働くという新たなキャリアパスを拓くことで、障害を持つ人々の社会参加を促進し、共生社会の実現に貢献することが期待されます。高田選手の入社は、こうした企業の取り組みを社会に広く知らしめるきっかけとなるでしょう。

株式会社コロプラについて

株式会社コロプラは、モバイルゲームやコンシューマーゲームの開発・提供を主軸に、「Entertainment in Real Life」をミッションとして活動する企業です。位置情報ゲーム『コロニーな生活』をはじめ、『白猫プロジェクト』などの人気タイトルを手がけ、最新テクノロジーを活用した新しいエンターテインメントの創出に取り組んでいます。

会社概要

  • 社名:株式会社コロプラ

  • 所在地:東京都港区赤坂9-7-2 ミッドタウン・イースト5F・6F

  • 設立:2008年10月1日

  • 代表者:代表取締役社長 上席執行役員 CEO 宮本貴志

  • 事業内容:モバイルゲーム、コンシューマーゲームの開発・提供/XR、メタバース、ブロックチェーンゲームの開発・提供/ライブ・エンターテインメント周辺事業およびサービスの提供/国内外の未上場企業への投資およびファンド運用

関連リンク

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77