発達が気になる子の「おうち学習環境」の重要性
文部科学省の調査(令和4年)によると、小中学校の通常の学級に在籍する児童生徒の8.8%(約12人に1人)に発達障害の可能性(学習面や行動面で著しい困難)があると言われています。これは全国で推計70万人を超える規模であり、35人クラスに換算すると1クラスあたり約3人に相当する割合です。
このような状況において、家庭や学校で「うちの子、もしかして……」と感じる保護者が増えています。特別な配慮が必要な子どもたちへの理解と支援の輪を広げることは、教育現場と家庭の両方にとって重要な課題となっています。
発達が気になる子どもにとって、毎日を過ごす「おうち」の環境を整えることは、学校での支援と同じくらい大きな意味を持ちます。特別な道具や難しい知識がなくても、「始めるタイミング」「手順の見える化」「置き場所」「服装」「行事準備」など、日々の暮らしの工夫によって、子どもが取り組みやすくなることが期待できます。
モンテッソーリ教育と特別支援教育の融合:新刊書籍の魅力
明治図書出版株式会社は、2026年7月10日(金)に、発達が気になる子どもを育てる保護者向けの書籍『発達が気になる子のおうち学習環境&アイテム できた!が増える子育て空間【フルカラー】』を発売します。

本書は、モンテッソーリ教育と特別支援教育、2つの異なる専門性を持つ著者がタッグを組んで作られた、家庭学習環境づくりの実践書です。主な特徴は以下の通りです。
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全ページフルカラーで、写真による解説が豊富に掲載されており、視覚的に理解しやすい構成です。
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上手にできないことがあっても「環境を整えると自分でできる」を合言葉に、子どもをポジティブにサポートするアプローチが提案されています。
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「学習」「スケジュール管理」「身支度」「コミュニケーション」「整理整頓とネット環境」「体を動かす遊び」「読み書き」「数・計算・図形」「日常生活」の10テーマ、約40項目にわたるアイテムや工夫が紹介されています。
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写真や絵のスケジュール管理、お仕度ボード&持ち物チェッカー、モールで文字づくり、数字スタンプの活用など、今日からすぐに試せる具体的なアイテムが多数掲載されています。
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モンテッソーリ教育の「子どもが自分でできる環境づくり」という視点と、特別支援教育の「個別最適な配慮」という視点を組み合わせている点が大きな特徴です。
専門家がタッグを組んだ!著者紹介
本書は、モンテッソーリ教育の専門家と特別支援教育の専門家という、これまで組み合わせられることの少なかった2つの専門性が初めて合流した一冊です。

りっきー氏:モンテッソーリ教育と感覚統合の専門家

りっきー氏(Instagram: @ouchi_monte_ryoiku)は、モンテッソーリ教師であり保育士です。ASD(自閉スペクトラム症)・ADHD(注意欠陥・多動性障害)・知的境界域の長男との家庭での取り組みを通じて、モンテッソーリ教育と感覚統合に出会いました。全国で保護者や支援者向けの講演会・研修に登壇するほか、オンラインコミュニティ「凸凹のまち」を運営しています。2026年6月時点でInstagramフォロワー数は4.4万人です。
いるかどり氏:特別支援教育コーディネーター

いるかどり氏(Instagram: @irukadori_akkyi)は、小学校教諭、特別支援教育コーディネーター、まなび環境デザイナーとして活動しています。「空に架かる橋I」代表を務め、JASIE日本インクルーシブ教育士、学校心理士の資格を持ちます。研修会・講演会の受講者は1万人を突破しており、2026年6月時点でInstagramフォロワー数は5万人です。
家庭と学校という異なる現場から、発達が気になる子どもの支援に長年向き合ってきた2人が専門性を持ち寄ったことが、本書の最大の特色と言えるでしょう。
書籍情報と入手方法
本書は、長年にわたり特別支援教育の現場を支えてきた明治図書出版が、その知見を初めて家庭向けに落とし込んだ一冊です。

書名:発達が気になる子のおうち学習環境&アイテム できた!が増える子育て空間【フルカラー】
著者:りっきー、いるかどり
発売日:2026年7月10日(金)
定価:1,870円(税込)
仕様:A5判/144頁
ISBN:978-4-18-911128-3
発行:明治図書出版株式会社

